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2017-06

ワームテールの補佐 - 2006.06.24 Sat

ワームテールは、ジェームズたちと一緒にいた学生時代、いじめられるセブルス少年を見学して、冷やかしの声を浴びせたり、パンツ剥き出しの姿を笑ったりしています。強いジェームズやシリウスと一緒にいることで、上に位置すると思っていたのでしょう。
今は完全に上下関係が入れ替わっています。文句を言いながらも、結局、スネイプ先生の指示に従わざるを得ないようですから。
もっとも、学生時代のスネイプ先生自身はワームテールより下位にいるとは露ほども思っていなかったでしょうから、スネイプ先生の意識は変わらず、ワームテールが、下位になったに過ぎないのでしょうが。

ヴォルデモートが「補佐をするように」と派遣したためか、それとも十数年前の死喰い人時代からの上下関係でしょうか。
でも、二人が当時同時に活動したかどうか疑問です。

ワームテールが死喰い人になったのは、シリウスが「おまえは、ジェームズとリリーが死ぬ一年も前から『あの人』に密通していた」(3巻19章p.487)と言っていることから、予言の内容に合致するハリーが生まれた後、ポッター夫妻が付け狙われるようになってからのことだったと思われます。それはちょうど、スネイプ先生がダンブルドアの側に戻った(二重スパイになった)頃と同時期です。
二人が、死喰い人として一緒に活動したことがあったかどうか、ぎりぎりのところだと思います。
当時二人の間に上下関係があったとしても、ヴォルデモートの復活に貢献したと自負するワームテールは、もっと重んじられてもいいはずとの思いもきっとあるでしょう。
以前の死喰い人時代の関係というより、今回、ヴォルデモートの命でワームテールは不本意ながら「補佐」に回り、下位に甘んじているのだと思います。

ヴォルデモートがワームテールを補佐として派遣した理由も大変気になるところです。
夏休みの間、スネイプ先生はこの家でワームテールの補佐を得て、何をする予定なのでしょう。
スパイとしての活動に補佐は必要なのでしょうか。騎士団の会合に出席してその情報を流すだけなら、補佐は必要ないと思うのですが。
そして、ヴォルデモートはワームテールがアニメーガスだと知っていて派遣したのでしょうか。
4巻でワームテールに「鼠と妙に親密なのだな?」と言っていますが、疑問というより、嫌味のように聞こえます。もし、疑問だったら確かめるでしょうし、ネズミのことを「こやつの薄汚い友人」と言っていることから、知っていそうです。
スネイプ先生もそれを知っていて同居しているのでしょうか。3巻である程度「ペティグリューとネズミの話」は聞いていたようですが。
ここはやはり、ネズミになれる能力が補佐として必要なのかもしれません。

また、ワームテールが盗み聞きしようとしていたことも気になります。
ヴォルデモートの、より強い信頼を勝ち得たいワームテールが、何かスネイプ先生が不利になるような情報を得ようと勝手に嗅ぎまわっているとか。もともと先生は死喰い人にも疑われていますから。
それとも、ヴォルデモート直々の命令でしょうか。
ワームテールのことを大して信頼していないようなので、それほど重要な命令を与えるとは思えませんが、スネイプ先生不在時に嗅ぎ回らせることくらいはさせそうです。ネズミになれば大抵の場所に入り込めるでしょうし。
ヴォルデモートはスネイプ先生のことも完全に信じているわけではなく、十分な利用価値があるから生かしているような気がしてなりません。そして、スネイプ先生もそれを承知の上で動いているような気がして、はらはらします。
何もかも承知で、ワームテールと同居しているにしても、いつネズミとなって嗅ぎ回るかわからない同居人と一緒では、スネイプ先生の気が休まらないのではないかと心配です。そもそも、気が休まる時などあったかどうかも疑問ですが(泣)

● COMMENT ●

補佐

こんばんわ。いつもお返事ありがとうございます。

ワームテールが派遣されたのは本当に補佐なのでしょうか。本当に仕事を補佐させる為なら、もっと優れた(この言い方はワームテールには失礼ですが)人材を派遣するのではないかと思いました。

>ヴォルデモートの、より強い信頼を勝ち得たいワームテールが

ヴォルはワームテールに重要な命令を与えることは私もないと思います。でも、学生時代に上位に居たと思っているワームテールをあえて下位に付けさせることで、何かスネイプ先生が不利になるような情報を得て何とか立場を逆転したいと思うワームテールの感情を利用する気で補佐にしたのではないかと思います。かなり不服そうでしたので、なにか情報をえれば間違いなく告げ口するでしょうし。

>二人が、死喰い人として一緒に活動したことがあったかどうか、

もしあったとしたらダンブルドア先生にワームテールが内通していることを報告していたはずだと思います。その頃、ダンブルドア先生とジェームズ達はコンタクトは取れたのでしょうか。コンタクトが取れていたとしたら秘密の守人には選ぶことは無いと思いますけど…。もしかしたら4巻でヴォルのとこに行くまで、スネイプ先生はワームテールが死喰い人だと気付いてなかったのかもしれません。言い方が悪いですけど、ワームテールの実力から仲間に入れるわけがないとでも思っていたのかもしれません。

>ヴォルデモートはスネイプ先生のことも完全に信じているわけではなく

ナルシッサは信頼されてるとか言ってますけど、ヴォルは信頼というよりは色々と相談を持ちかけては、どう出るのかを見ているのだと思います。スネイプ先生は疑われないように的確なアドバイスをするでしょうから、計画とかが成功するでしょうし、そのことでスネイプ先生をすごく信頼して頼りにしているようなふりをすれば、それが他の死喰い人達のライバル心(あまり他の死喰い人には信用されてないみたいですから)を煽り立てて、少しでも上位にたちたい死喰い人達がよりヴォルに有益な行動を取るようになっていくのに利用しているのかもしれません。

>そもそも、気が休まる時など

年々、眉間に皺が増えていくようなイメージしか思い浮かびません…。胃潰瘍にならないか心配なとこです。



ゆきのさん、コメントありがとうございます。
ちょっと、今日は帰宅が遅かったので思考がまとまりません。また明日お返事しますね~

報告

ゆきのさん、いつもコメントありがとうございます。
>本当に仕事を補佐させる為なら、もっと優れた人材を
そうですよね。そもそもワームテールを信用していないのですから、「補佐」がそれほど重要な仕事であるとは思えません。まさか本当に、飲み物を出したり、部屋を掃除するために派遣するとは思えないので、別の意図があったと思います。

>ワームテールの感情を利用する気
これはありそうですね。わたしもそんな気持ちでいます。

>ダンブルドア先生にワームテールが内通していることを報告していたはず
スネイプ先生は、ダンブルドアへもヴォルデモートへも全てを報告してはしないようなイメージがあります。ベラトリックスへの答え方を見ていると、知り得た情報を取捨選択してどちらも納得できる範囲で報告していたような気がします。

>4巻でヴォルのとこに行くまで、スネイプ先生はワームテールが死喰い人だと気付いてなかったのかもしれません
そこがわからないです。気付いていなかったかな、と思う時もあるし、ポッター夫妻が狙われるようになった頃(二重スパイになった頃)、ポッター夫妻に近しい誰かを仲間に引き入れる時、その弱さからスネイプ先生がワームテールを推したような気もしますし。

>スネイプ先生をすごく信頼して頼りにしているようなふり
>死喰い人達がよりヴォルに有益な行動を取るようになっていくのに利用
ヴォルデモートはスネイプ先生を含め、誰も信用していないと思います。ただ、実際スネイプ先生はとても有能だと思うので、使える間は使おうと考えているような気がします。
死喰い人の感情を利用することも十分考えられますね。

>胃潰瘍
相当なストレスかかってますよね。本当に私もスネイプ先生の体が心配です。

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日記の方に

コメントくださった方、ありがとうございます!

こちらの日記に感想を書きましたので、よろしかったら、ご覧下さい。
http://futahiro.blog18.fc2.com/blog-entry-353.html
ブログが立ち上がりましたら、是非URLを教えてくださいね♪


ワームテール

皆さんこんにちは。ゆきのさんの考察もいつも楽しみにしております。

ヴォルはワームテールの告げ口性格を利用したい面と、自分のそばにいられるのは危険だが野放しにもできないという面とでスネイプ先生に預けたのでは。ワームテールは閉心術など使えそうもないですから、出会った者に何らかの情報を与えてしまうでしょう。それが例え死喰い人であってもヴォルにとっては嫌なのではないかと。
「補佐」と言ったのは、スネイプ先生お得意の皮肉なのでは。ただそうなると、先生がホグワーツにいる間はワームテールはどこで暮らしているんでしょう。(私の考えはいつも矛盾点だらけです・・・)
それと、銀色の右腕になってもネズミに変身できるのでしょうか。なれたとしても銀色の前足?ネズミになって盗み聞きをすればよいのに、そうじゃなかったようなので、疑問に思いました。
あと、物語の構造上、スネイプ先生が結局はどちら側だったかということを、スネイプ先生自身から述べる場がないとしたら・・・ワームテールが語り部役にならないか、な?

語り部

千穂さん、コメントありがとうございます。
>野放しにもできない
確かに、ワームテールの働きでヴォルデモートが復活したので、他の死喰い人が知らない情報を持っているかもしれませんね。そして、今となってはそれほど有能な部下ではないと考えていそうです。
でも、スネイプ先生も相当開心術ができますから、ヴォルデモートはスネイプ先生に対する警戒というのはないということでしょうか。
>先生がホグワーツにいる間
私は夏休み中の補佐だと思っていました。が、夏休み後も、ワームテールだけスピナーズエンドに残った可能性もありますね。
>銀の前足
ありそうですね。指が欠けていたくらいですから。
>語り部
スネイプ先生の真意を伝えることができた唯一の人物がダンブルドアだったと思います。ワームテールでは役不足な気が…でも、誰かが語り部にならなければ、スネイプ先生自身は何も語らなそう。客観的な事実を伝えるものとして、開心術や、ペンシーブが使われるのではないかと思います。

3巻を読み直してみて

祖母の葬式でばたばたしていましたが、やっとで3巻の読み直しが終了しました。

>二人が、死喰い人として一緒に活動したことがあったかどうか

3巻を読み直してみると、二人に死喰い人としての面識があったとすると、叫びの屋敷では、ワームテールをかばったということになるのでしょうか(ねずみに変身する事ができるのを知っていた場合ですが…)。また、面識があったのならば、私怨が絡んだとしても、シリウスがジェームズ達を裏切っていない事もわかっているはずなので、ますますスネイプ先生がどちら側なのかわからなく…(泣)。

次はシリーズの肝であるといわれる4巻を読み直してみようと思いいますが、ますますわからなくなったりしないかといまから不安です。

3巻を初めて読んだ当時は、読者はハリー視点で読んでいるので、かなり状況を理解しているけれど、スネイプ先生にしてみれば、怪我した生徒、薬を飲み忘れ今にも変身するかもしれない人狼、マグルの大量殺人を起こしたシリウスのこのテンパってる状況で、普通に考えればシリウスにねずみを見ろといわれて、見る間抜けはいないでしょうし(隙を見せたら終わりって感じの状態ですし)、この一瞬でシリウスは無罪でワームテールが実は生きててそこにいるねずみで、シリウスに罪を押し付け、偽装自殺してましたと理解しなさいと言う方が無理な話だとおもい、その後生徒に吹っ飛ばされ、運ばれる際に頭をゴンゴンされたスネイプ先生を、大変気の毒に思ったものですが……。

気絶先生

ゆきのさん、コメントありがとうございます。
ワームテールとの関係が3巻では全くわかりませんよね。ローリングさんが二人の関係を読者が疑わないよう、スネイプ先生を長時間気絶させたようにも思います。

>3巻を初めて読んだ当時は~スネイプ先生にしてみれば~この一瞬で~理解しなさいと言う方が無理な話だとおもい、
全くその通りだと今は思います。ゆきのさんは、初めて読んだ当時からそう思われたのですね。私は完全にハリー視点で読んでしまい、今は先生に対し、申し訳ない気持ちっでいっぱいです。宙吊りにして運ばれる場面などは笑いが止まりませんでしたから(汗)


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