topimage

2017-08

OWL対策授業  - 2006.01.21 Sat

ハリー5年生最初の魔法薬学の授業。授業の前に大事なお話です。
6月に行われるOWLについて語る、スネイプ。「我輩は諸君にせいぜいOWL合格すれすれの「可」を期待する。さもなくば、我輩の……不興を被る」(5巻12章p.368)
続けて、最も優秀なる者にしかNEWTレベルの魔法薬の受講を許さないと言っています。
さらにもう一度、「我輩が教える学生には、高いOWL合格率を期待する。そのために全員努力を傾注せよ」(5巻12章p.369)
そして、OWLにしばしば出てくる「安らぎの水薬」の調合の授業が始まるのでした。

一見すると、スネイプ先生のためにがんばって勉強しろと言っているように見えます。
不興を被りたくなくば勉強せよ、期待しているから努力せよ、と。
本来、勉強は誰のためでもない、自分のためにするもの。まだ15歳ではその自覚を持てという方が難しいです。脅かしてやらせるのがスネイプ先生の手でしょうか。

後の進路指導の場面で、癒術と闇祓いにはNEWTでE以上の成績を修める必要が示されています。魔法薬学はいくつかの職業で必須の課目になっているようです。
5年生になると、今後の進路も考え始めるようですが、まだはっきりしていない学生も多く、目的を持って授業を受ける生徒は少数に違いありません。
そのような状況では少しでも将来の選択肢を増やすために、あらゆる課目でOWLの合格率を上げる必要があると思います。
スネイプ先生も、そんな生徒の将来を思って語っているように思えてなりません。
本当に生徒が憎かったり、どうでもよいと考えているなら、良い成績を取るように言わないはずです。どんな成績をとろうが、先生にとっては痛くも痒くもないのですから。優秀な生徒にだけ教え、後は放っておくことも出来るはず。学生には関心がなく自分の興味を満たすための授業をする教授はマグルの世界でも結構いますしね。
また、先生は「教える生徒のOWL合格率が高い先生」として評価されることに喜びを見出す人でもないように私は思います。
この場面で努力を促したのは、あくまで生徒のためで、「安らぎの水薬」の授業もOWL対策として熟考した上で用意されたものではないでしょうか。
先生は十分教師としての責任を果たしていると思います。
あとは、受かるも落ちるも生徒次第。

仮トラックバック
OWLレベルの魔法薬 憂いの篩

● COMMENT ●

過去のコメント

遅いですが。 (kmy) 2006-02-01 15:24:40

遅ればせながらTBさせていただきました。Seasaaが重くて重くて何度も失敗してしまいました。もし重複していた場合は削除してくださいね。
スネイプ先生は実践をわかっていて、やっぱりただの趣味で教えているわけではなさそうですよね。実用的かつ試験にも出るという授業の気がします。ハリーもちゃんとやっておかないと今後が心配になります。勉強があんまり好きな感じがしないので…。







思いやり未満 (二尋) 2006-02-01 20:53:22

kmyさん、コメント、TBありがとうございます。
何を考えているかよくわからないスネイプ先生ですが、本当に必要なこととは何か、を見越して授業をしているように思えます。
思いやりには満たないかもしれませんが、その時生徒に必要なことを教えているのだと思います。
本当に、ハリーはもう少し自分のために勉強すればいいのに・・・







OWL合格の目標について (たこぽん) 2006-02-02 23:48:36

 話題に水をさすかもしれないのですが・・・
 5巻368ページで、スネイプはクラス全生徒に対してOWL合格すれすれの可を期待しているのではなく、何人かの愚鈍な生徒(ハリーやネビル?)に限ってのことと思えます。
 全員に等しく可を採点するときは、スネイプ自身が安らぎの水薬が必要としたりして・・・・
 






読み違い (二尋) 2006-02-03 19:59:29

たこぽんさん、はじめまして。
おっしゃる通りです。368ページのスネイプ先生のセリフは、何人かの愚鈍な生徒にも「可」を期待するというものだったのですね。
読み違えていました。ご指摘ありがとうございます。
でも、話題に水をさしてなどいませんよ。
スネイプ先生は、出来の悪い生徒にも(たとえ可であっても)OWL合格を期待して、努力を促しているのですね。素晴らしい教育者です!ますます好きになりました。

コメントありがとうございました。またいらしてくださいね。




管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://legilimens.blog68.fc2.com/tb.php/89-c1bdb485
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

板書 «  | BLOG TOP |  » 騎士団本部にて 

拍手コメントについて

拍手コメントをいただいた時は、その記事のコメント欄にお返事いたします。

プロフィール

二尋

Author:二尋
スネイプ先生への愛を語らずにはいられません。         

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

スクロール式になっています

前ブログからの訪問者数

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

ブログ内検索

RSSフィード