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2017-09

真実薬  - 2005.11.28 Mon

スネイプの前で毒ツルヘビの皮も鰓昆布も「なんのことか僕にはわかりません」と嘘をつくハリー。そこでスネイプ先生が取り出したのは真実薬。この後何度か大事な役割を果たす真実薬の初登場場面です。非常に自然な登場の仕方で、ローリングさんやるな、と思いました。
堂々と嘘をつく生徒を警告するために、真実薬を取り出すことは、何の違和感もありません。ここでスネイプがハリーに説明することで読者にその働きを説明し、後にクラウチJr.に飲ませる時は「ハリーに飲ませるとスネイプが脅した」で済むわけです。クラウチJr.に飲ませる時に初登場では、その説明のために緊張した場面が間延びしてしまいそうですから。

さて、『スネイプなら手が「滑って」飲ませるくらいはやりかねない』(4巻27章p.243)とハリーは思います。
でも、そうでしょうか。私はやらないと思います。魔法省の指針で使用が厳しく制限されている真実薬を、規則を重視する先生が私用で使うとは思えません。
また、なんだかんだ言って、スネイプ先生は生徒に薬をやたらに飲ませたりする人でもないと思うのです。
今までだって、トレバーに縮み薬を実際飲ませたことはあっても、生徒に薬を飲ませたという描写はあったでしょうか。解毒剤の授業の時も実験台を選ぶと言っていたにもかかわらず、その描写はありませんでした。学期末の解毒剤のテストでも、ハリーはベゾアール石を入れ忘れたと言っていますが、実際毒薬を飲んだとは記されていません。
目的のためなら手段を選ばないスリザリン寮出身のスネイプ先生ですが、もし手段を選ばず生徒に真実薬を飲ませるつもりなら、かぼちゃジュースの真上で「手が滑る」とは言わないでしょう。警戒させてしまって目的を達成できなくなりますから。ここは、脅しているだけだと思います。
でも、脅してやろうと真実薬の入った小瓶をローブに忍ばせているなんて、やっぱりスネイプ先生はかわいいいです。たまたまハリー達を授業に集中できるよう別々に座らせましたが、そうでなかったらどうやって真実薬を見せたのでしょうか。もともと何とか因縁をつけてハリーを一人で座らせるつもりだったのかもしれません。

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