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2017-04

箒なしで空飛ぶ方法 - 2016.07.03 Sun

昨日オフでハリポタを話していて、こんな話題になりました。
箒を使わず空を飛ぶことはヴォルデモートが開発した闇の魔術であり、闇の魔術と言われるからには、ホークラックスに準ずるような肉体改造的な何らかの禁忌を犯しているかもしれず、だとしたらそれを伝授されたスネイプ先生も同じような禁忌を犯していることになるけど、それだけは嫌だ、という話です。
私は肉体改造的な禁忌を犯した、という発想は全くなかったので驚くとともに、やはりとても嫌だと思いました。
 
「人の姿のままで、なんの助けも借りずに飛ぶことを可能にするような呪文は、いまだに考案されていない」(クィディッチ今昔第一章p.15)とありますから、開発したのがヴォルデモートなら、ホークラックスのように常人には考えられないようなおぞましい方法を取った、と考えるのは、むしろ自然なことかもしれません。
でも、私は敢えて肉体の改造なく行った、という方向で考えてみようと思います。魂と心に傷を負ったスネイプ先生を、これ以上傷つけたくはありませんから。

まず、闇の魔術と言われることについて。
闇の魔術、と呼ばれるから、魂を傷つけるホークラックス並みのおそましさを連想するかもしれませんが、実のところ、闇の魔術Dark magicにはJinxやHexも含まれており、程度の差は様々です。
「Hexes:
Has a connotation of dark magic, as do jinxes, but of a minor sort. I see 'hex' as slightly worse. I usually use 'jinx' for spells whose effects are irritating but amusing.
Curses:
Reserved for the worst kinds of dark magic.」(旧J.K.Rowling Official Siteのコピーサイトより)

言ってみれば、コウモリ鼻糞の呪いだって闇の魔術の一つになるわけです。
作者が、ヴォルデモートが箒なしで飛ぶことをどの程度の深刻さで「闇の魔術」と言ったのか、ソースを見つけられていないのですが、それほどおぞましいものとは限らないと思っています。

飛行ではありませんが、身体を浮上させる呪文はプリンスの開発したものとして登場しました。レビコーパスの反対呪文リベラコーパスを、ハリーは「反対呪文(counter-jinx)でありますようにと祈りながら(6巻上p.360かけていますが、そこにjinxが使われているならレビコーパスも闇の魔術の一種と思われます。
それが重力に逆らって身体を浮上させるという似たような働きをするにもかかわらず、術者のハリーも術をかけられたロンも、特別な肉体改造が必要ではなかったところを見ると、箒なしの飛行もその程度の可能性があります。

以前、Twitterで北アメリカの魔法使いの話題から、杖なしで魔法を使ったり箒なしで飛べる魔法使いはホグワーツにいますか?と尋ねられて、いいえ、箒を使う文化的な伝統があります、それに箒なしの飛行はとても危険です(No, there's a cultural tradition of using wands and broomless flight is (as you might imagine) very risky!)と作者は答えています。箒なしで飛ぶことは「本人にとって危険なことだから」敢えて禁忌を犯さない魔法、闇の魔法と呼ばれている可能性もあるのではないでしょうか。



飛ぶことについて。
これは鳥のように飛ぶのなら、翼とそれを動かせる筋力を得るために肉体改造は必要になってくるかと思います。
でも、飛行機のように飛ぶなら、揚力を得る魔法でなんとかなるのではないかと思います。天気を変える呪文があるなら、気流を調整する魔法だってさほど難しいとは思えません。
また、前述のレビコーパスもそれほど高い位置ではありませんが、重力に逆らって人を浮かべることができるし、モビリコーパスは浮かべた人を移動させることができます(これは意識のない状態の人を、物のように動かしただけかもしれませんが)
他人にかけるレビコーパスやモビリコーパスのような、ある程度似通った魔法から、応用で自分を浮かせて飛ぶことを思いついたとしたら、肉体的な変化はなくともできそうに思えます。

以上のことから、箒なしで飛べる魔法は、開発したのがヴォルデモートだったにせよ、魂だけでなく肉体まで傷つけるような方法ではなかった、と信じています。

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