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2017-11

読書会議事録(16章以降) - 2014.09.09 Tue

8/23に開催した「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の議事録です
要約したり、一部省略してあります。また、疑問に対する答えから派生した話題も一部載せています。

【16章】
●トレローニー先生の予言にて「闇の帝王は、友もなく孤独に、朋輩に打ち棄てられて横たわっている」とあるが、この朋輩とは誰を指すのか。
・炎のゴブレットとかもみると ピーター一人のことともとれる?
・「by his followers」 複数形 召使いは一人(英)『今まで従っていた者』ということで良いと思います。

【18章】
●叫びの屋敷における会話、ルーピンの偽弁とスネイプの沈黙。ジェームズの才能を妬んでいたような発言があるが、実際はリリーとの三角関係や思想の対立という側面が強かった。スネイプも19章にて「おまえの父親と同じような死に方をしたろうに」とあるが、自身の盗聴・密告による死であるにもかかわらず罪悪感はないのか?
・クィディッチの才能をねたんでいたとあるのはルーピン(みんな)からそう見えていた 客観的な反応。
・いたずら仕掛け人がかかわっていたことをぼやかすための偽弁
・リリーが死んだこととジェームズが死んだこととは別。スネイプ先生の中でこの二つは完全に切り離されている。
・自分がやった事に対する罪悪感よりジェームズがやったことに対する嫌悪の方が強そう。ジェームズは「リリーを守れなかった」 と。
・この場面、親世代より子世代の方が大人な振る舞いを見せている(4巻からの転換点にもなっている)
・シリウスがハリーのことを殺そうとしているのと、シリウスに殺されかけたこともあって過去の怨恨がある。嫌な感情が一気に押し出されている。

【19章】
●スネイプはハリー・ロン・ハーマイオニーの三人に 武装解除→シリウスに杖を拾われているけど、この場合も杖の所有権は移動している?
・移っていると思う
・材質によって杖の性格が異なる。ポッタモアによればトネリコの杖は「移り気」とある。
・むしろ忠誠心が移動しやすいのはニワトコだけ?
・例えばドラコの杖はサンザシ。これは持ち主が変わると枯れる。
・スネイプ先生の杖は少なくともサンザシではなさそう。
・シリウスがスネイプの杖を使っているが……絶対になじまなそう。

●もしピーターを逃がさずにアズカバンに入れることができていたとしても、ピーターもアニメーガスでしかもネズミ、シリウスよりも楽に脱獄できそう。
・アニメーガスでも出られない牢獄が有るのかも?
・ディメンターに対してアニメーガスが有効だとわかっていない。
・シリウスのこころが強靭だった。ピーターならそもそも心が折れるのでは?
・シリウスの時はアニメーガスだとわからなかった。最初から対象がアニメーガスであることがわかっていれば脱獄用の対策はとれるのではないか 。

●「復讐は蜜より甘い/Ah,vengeance is sweet/…お前を捕まえるのが我輩であったらとどんなに願ったことか」⇒この言葉を発したときのスネイプ先生の心情。スネイプ先生の「規範への愛着」の問題は、彼の持つ、教師として「ハリーたち生徒を守らなければならない」という正義感・使命感とはまた別に切り分けられる、少し独特な、面白い問題なのではないか。
・vengeance~道徳的な意味あり
・スネイプ先生は学生時代から規律を重んじる人間だった→なされるべきことが果たされる満足。
・もともとダブルスタンダード(闇の魔術にのめりこんだり)したような人。
・ダブルスタンダードの部分もあるけれど、校則違反には厳しい→仕掛人たちに大して厳しい。
・シリウスへの恨み、自分へのイジメ、殺されかけたのにそのことも全部ダンブルドアに黙殺されたことに対する個人的な恨みがあった。これまでさんざんダンブルドアにも直訴しているはず。
・己の確固たる信念のある人 →シリウスに対してはその思想そのものが許せない。
・シリウスに対して「正義が実行された」ほどの意味
・この時点でスネイプには「リリーを殺したのはシリウス」くらいの思いがあったのでは。
・リリーを殺し ハリーを殺そうとしたシリウスは悪であり、制裁に値すると。
シリウスとかの学生時代の態度とか その後の行動とかも 彼は許せない。
・自分の力で裁きたい気持ちをもっていた。
・法の裁きのできないリンチを止めたのが子世代。

●「高笑いするシリウス」がどんな思いだったか
・まさに狂人 悪のかっこよさ
・周りがこいつやりやがったという状況とは全く別だった状況で笑うしかなかったのか
・それ以外に思うところがあったのか 半ギレ状態では有ったと思うけど
・ピーターに対し「あいつが、そこまでやるか」と
・笑うしかない。周りが思っていることと事実が違ったとしても「自分のせいでジェームズたちが死んだ」「自分が殺した」のは事実。言い訳する気がなかった。おとなしく捕まった。
・下に見てたやつに裏切られた 失態をおかしたなかで死屍累々
・やられた・・・・という気持ち
・ヴォルデモートをはめてやるつもりだった
・スネイプ先生はダンブルドアの救済処置が有ったけど、ダンブルドアもシリウスは救えなかった
・ハリーの後見人なのに、もう死ぬつもりだった?
・シリウスの遺言いつかかれたのか?ジェームズが死んでから遺言を書いてバイクを預けてピーター殺しにいってた?

●「秘密の守人」にされたときのピーターの気持ち
・誇らしい気持ちもあった?
・この時点で内通者がいるのではという噂あり、リーマスが疑われていたのではないか
・責任感がおもくて誰かに渡したくなっちゃうタイプのひとなのでは?
・友の命を預かる
重要なポジションに
・うれしくて誇らしくて断れなかったとすると切ない
・小物だからという自虐的な気持ち
・ピーターの不満 シリウスとは対等ではない。本当に自分を見てもらってるのではなく弟のかわりのような役目?

●檻を抜け出せるほど痩せ細った犬というのが想像つかない。何かの魔法?そもそもアズカバンで魔法が使えるか。
・監獄のドアをすりぬけた、という描写もあり。
・孤島からの脱出、泳ぐのは気合い?
・アニメーガスに変身できる?
・未登録って魔法省ずさん過ぎ 人狼の登録も。
・リーマスが秘密にしていたからなんとかなってる。

●叫びの館で親世代が揃った夜、ルーピン先生が満月であることを忘れたのはどうしてか。また、スネイプ先生が館まで薬を持ってこなかったのはなぜか。
・ピーターのことで頭がいっぱいだった。
・一週間飲み続ける薬なのに「うっかり」……当日飲まなきゃダメでしょう。
・脱狼薬は飲み続けてようやく効果が出る類の薬。一日くらい飲まなくても、はナシ。
・ピーターを捕えて和やかなムードになった時にでも思い出すべきだった。なんで忘れたのか?
・パニックになったところが見えておもしろい。
・ルーピンとスネイプの落ち度。
・ルーピンはスネイプ先生から言われる前に辞職してたと思う


長いので畳みます。20章以降は続きからどうぞ。

【20章】
●気絶しているスネイプ先生をモビリコーパスで宙吊りにしたシリウス。その場を離れ、呪文に対する意識も途切れたので、操り人形状態から開放されるのでは?杖を使って魔法を行使する場合、その効力と持続性を左右する要因として どのような事柄が考えられるか。
・意識のない人間は「モノ」に相当?
・ハリーに懸けられていた呪文はダンブルドアが死んだときとけた
・先生が意識がもどったところで宙づりから解放されるのでは?
・スネイプ先生気が付いたらコブだらけ……激怒するのは当たりまえだよね。

●暴れ柳から出て、ルーピン先生が狼人間になった後の話。 原作と映画ではかなり違う。皆さんは原作と映画で、どう解釈が違うのか知りたい。
・映画のシーン好きだ 。
・スネイプ先生が映画でやっていたこと(生徒を守る)、原作でも意識が有ればやりそう。

●ルーピン先生は、一ヶ月もの間ずっと脱狼薬を飲み続けていたのに、たった一晩飲まなかっただけで、あんな完全な狼になってしまうものなの?半狼くらいでもいいと思うのに。
・全部飲まないとだめ!
・満月だけ飲まないなんて最悪ですよね。

【21章】
●「ルーピン先生とシリウスはスネイプ先生を担架で運ばなかったのに、スネイプ先生は皆を担架で運んだこと」 ルーピン先生とシリウスは、担架の魔法を知らない(覚えていない)だけだったのでは?
・わざと(笑)悪友二人そろってテンションが上がっていた?
・狭い道だからあえて担架は出さなかったのでは。
・見えてきた希望にテンションがあがっちゃっていた。
・ハリーも見ていて何も言わなかった……ま、いいか。

●タイムターナーでの救出劇がどこまでダンブルドアの想定内だったか、失敗した場合はどうするつもりだったのか。
・タイムターナーで過去をいじるのは違法
・失敗しないだろう、が前提 →ハリーを信用している。 生きて帰るだろうと予測。
・失敗してもスネイプが何とかしてくれるだろうと思っていた。
・ダンブルドアはハリーにあえて危ない橋を渡らせている(いつも!)
・もともと勝算があった
・湖のシーンはダンブルドアの手の届かないところでやってる。想定の範囲外?

●バックビークは、最初の処刑の時には、殺されていたか。一度目の牡鹿は、やっぱりジェームスであって欲しいと思う
・タイムターナーは起こった事を変えるという意味ではないのでは?
・ディメンターに襲われるところは想定外ではなかったのか。
・シリウスがハリーの守護霊を見たらきっとジェームズだと思うだろう。
・そのあとのスネイプ先生の「ポッターだ!」というのは実はジェームズのことだった?
・なんであんなに激怒しているのか?
・目撃したのはスネイプ先生も?

【22章】
●医務室でキレているスネイプに対して、笑ってるダンブルドアは結構ひどいと思う。どういう心理の笑い?
・子どもがわーわー言っているのを見る親の気持ちか?
・感情をここで爆発させるスネイプを見て、あえて笑ってみていた。後々引きずるタイプであることを承知していたからこそ。
・ダンブルドア楽しんでいる?

●スネイプ先生がバラしたのとルーピン先生が辞職したのはどちらが先?この件に関してちゃんとダンブルドアから全保護者に説明があったのか。
・汚れ役はスネイプ先生にやってもらう。
・ルーピン先生自身は学校にいてはいけないと思っていたと思う。
・スネイプ先生が退職に追い込んだという形にしたがったのか?
・夜中の大騒ぎがあってスネイプ先生が訳を話したのかも。
・ルーピン先生は、ホグワーツで教師を続けていたかった気持ちが本当はある。

●ルーピン先生がホグワーツを去ったのは本当にスネイプ先生が 「ついうっかり(accidentally)生徒に話した」から?
・先生からやめるように言われて わざと言わせて丸く納めたい。
・ルーピン先生のついうっかりはスネイプの顔を立てている。
・スネイプ先生が告発してくれた事を言外に感謝している。
・「こういうことにしておけば丸く収まる」ダンブルドアの思惑あっての状況だった 。
・大人のずるさとスネイプのちょっと損な役回り。

●ピッグウィジョンがホグワーツ特急の窓の外に来た時、ピッグが汽車のスピードに合わせて飛べるとはとても思えない。ホグワーツ特急のスピードは相当遅いのか、魔法生物だからスピードが出るのか。
・フクロウの速さ40km(72kmとの説も) 獲物を捕る時は100キロくらい。汽車は80〜120くらい。
・汽車をずっと追いかけてきたわけではなく、どこかの点で合流、短い時間なら早さは保てると思う。
・見つけてもらえてよかったね。

●ダンブルドア先生の「いつか必ず、ぺティグリューの命を助けて本当によかったと思う日が来るじゃろう」とは、死の秘宝でぺティグリューがハリーを殺そうとして逆に自分の手で自分を殺めてしまったところのこと?
・ダンブルドアも想像してなかった
・親世代に決着がついたところは
・ピーター自体を助けたって言うより ハリーの赦しの力の成長

●ジェームズ、シリウス、ピーターが動物もどきになったことを本当にダンブルドア先生は知らなかったのか。
・実は知っていた。知っていて黙っていた。
・でもこの人、なんだかんだ知らないこと結構あったよな……
・知っていて、ルーピンから言ってくるのを待っていた?


ここまでで時間切れとなりました。
他の議題も興味深いものばかりで、取り上げられなかったのは残念でしたが、それでもかなり充実した話し合いができたと思っています。一人で考えていた時には想像もつかなかったような視点からのご意見もあり、とても興味深かったです。
ご参加下さった方々、書記の夏野さん、はすさんありがとうございました。

● COMMENT ●

てんこ盛り!

とても充実した読書会でしたね!

私も 疑問に思っていた事に 意見を頂いて
「そうか、気絶しているスネイプ先生は『モノ』と同じか~」
と 目からウロコが ボロっと落ちました。

『記憶は成長しないが 魂は成長する…』というのも
中々の名言ですよね。

とても濃い内容だったので、私では 書記の大役は無理でした…

夏野さん はすさん、お疲れ様でした!
榴さん、美味しい料理に 話も盛り上がりましたね~。
主催者の二尋さん、お疲れ様でしたm(__)m
そして、読書会に参加されたみなさま、愉しい時間をありがとうございました♪

またよろしくお願いします

私も、気絶している先生は、「モノ」扱いの部分、目から鱗が落ちる思いでした。
感情的には、モノではあり得ないのですが、魔法の効き方はモノに当てはまる、という部分、シビアではあるもののわかりやすかったです。
逆に、この時実は意識があったんじゃ?という説に対しても説得力のある説明ができますね。

色々な視点からの読み方があって、とても参考になりました。
書記をやってしまうと自分の考えをまとめることが難しくなるので、人数を増やして時間を分けるなど、もっと工夫が必要だと感じています。
次回はお力借りるかもしれません。その時はよろしくお願いしたします。


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スネイプ先生への愛を語らずにはいられません。         

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