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2017-08

新聞 - 2012.09.27 Thu

2巻で、車に乗って遅れて学校に到着したハリーとロンが、スネイプ先生の部屋で叱られる場面がありました。その時、スネイプ先生は、マグルに見られていたことを告げながら、二人の前で夕刊予言者新聞を広げました。
スネイプ先生は、新聞を取っていたのですね。

魔法界の新聞が最初に登場したのは1巻で、まだハリーが自分を魔法使いだと知ったばかりの時でした。
海の上の岩の上の小屋で夜を明かしたハリーは、新聞を運んできたふくろうが戸を叩く音で目を覚ましています。その時、ふくろうは新聞をポトリとハグリッドの上に落とし、寝ているハグリッドを突いて起こそうとしました。新聞代の5クヌートを要求していたのです。
新聞は、その都度、料金を支払っていることがわかります。

5巻には、ハーマイオニーが朝食時に新聞を受け取り、ふくろうに1クヌート払う場面があります。
ハグリッドが払った額よりずっと少ないけれど、もしかして、学割でもあるのでしょうか?
確かに私の所属する業界紙にも学割が存在しますから、魔法界もそうだったかもしれません。
でなければ、ハグリッドは日刊予言者新聞ではない別な新聞を買っていたとか。その場面には“新聞”としか書いていないので。もっとも、魔法界に日刊予言者新聞以外の新聞があるかどうかわからないのですが。

スネイプ先生は夕刊予言者新聞を読んでいることが確認できましたが、先生だし、新しい情報は何かと必要ですから、朝刊も購読していたと思います。
スネイプ先生も5クヌートなり1クヌートなり払っていたことでしょう。夕刊はさらに別料金かもしれません。

この新聞、ふくろうがくわえているのを落としている、という描写を読むと、どうも一羽につき一部しか届けられないように思われます。
ふくろうは適当に売りに来るわけではなく、ちゃんと相手を認識して届けているようですから、定期購読の申し込みは必要なのでしょう。
ウィキペディアによれば、イギリスには日本のような戸別配達の制度はないとのことですから、これは郵便に近い感覚なのかもしれません。

ここで気になるのは、「新聞を広げる」という動作に"unroll"が使われていることです。
unrollは巻いてあるものを解く、という意味での“広げる”なので、新聞は丸めて届けられているのだと思われます。
丸めているならもしや羊皮紙製?とも考えたのですが、1巻でまだ魔法界のことを何も知らないハリーが、ふくろうの落としたものを新聞(newspaper)と認識しているので、やはり見た目はマグルの新聞と同じで、それをくわえ易くするために丸めているのではないかと推測しています。


スネイプ先生はやはり地下の研究室で新聞を受け取っていたのでしょうか。
冒頭に書いた2巻の場面では、新入生の歓迎会以前にスネイプ先生は夕刊予言者新聞を読んでハリーとロンを待ち伏せしていたようですから、先生は大広間では受け取っていないようです。やはり研究室か、職員室か。
新聞を読む前、ホグワーツ特急から降り立った生徒の中にハリーがいないことにいち早く気付いて、外で気を揉んでいたのなら外で受け取ったかもしれません。
ふくろうはちゃんと届け先を把握して届けているので、その時スネイプ先生がいる場所に届けてくれるものと思います。でも、地下の部屋では、窓からは届けられないですね。屋内の階段を飛んでいくとか?

スネイプ先生がふくろうの足についた革袋に小銭を入れる姿を想像すると、なんだかとても可愛いです。
ハグリッドに代わってハリーが銅貨を革袋に入れる時、ふくろうは足を差し出しています。
スネイプ先生の前で足を鷹揚に差し出し、そこに括りつけられた袋を開けさせるなんて、なんてすごい力を持っているんでしょう!そんなことが出来るのは、ヴォルデモートくらいかと思っていましたが。(やろうと思えばダンブルドアもできると思います)

スネイプ先生は、毎日ふくろうに支払う小銭をどうしていたのでしょう?
あの研究室に瓶を並べる几帳面さを思えば、小銭もきちんと用意して機能的に収納あるいは身に着けて、スマートにふくろうの革袋に入れていたのではないかと思います。
が、その一方、身だしなみに気を使わないずぼらさで、小銭の管理も無頓着、時に小銭が無かったり足りなかったりすることも想像できます。
ふくろうに急かされ激しく突かれながら、もたもた小銭を探すスネイプ先生も、可愛くて捨てがたいです。

● COMMENT ●

新聞

 二尋さん、お久しぶりでございます。
 スネイプ先生は本なり新聞なり読み物が好きなのでしょうね。学生時代は、購読したくても“車内販売とお昼”の記事にあったように“お小遣い”が無かったかも知れない、なんて考えてしまいました。
 新聞と言えば、6巻21章で、フィネガンに「自分で読め」と言っている場面に妙にカッコ良さを感じます。新聞を読んでいない他の生徒さんも、“やっぱり先生だなぁ”とちょっと尊敬したに違いない。と思ったところへハリーが茶々を入れたので憎らしかったです。 あんたもマンダンガスには憤慨してたでしょうが!て感じ。 でもハリーもスネイプ先生がちょっと格好良く見えたので阻止したかったのかなぁ?

こはちゃんさん、お久しぶりです!
お小遣いには苦労したでしょうね。

6巻21章とはマニアックですね!
しかし、ここ、確かにかっこいいいです。ハリーとのやり取りに気を取られていましたが。
また、フィネガンの言葉を否定することに目が向いてしまっていましたが、「新聞を自分で読め」が主題と考えるととても先生らしいです。
それにしても、後に、この小汚いこそ泥と額を付き合わせて服従の呪文をかけることになろうとは…。

私の願望

またまた訪問させて頂きました~
どの記事もすばらしく、以前どの記事にコメントをさしあげたか、忘れてしまいましたが!
最近、ハリーを読み返しDVDを観たりして新たな発見、感情が湧いています。
『新聞』の記事に合うコメントではないのですが、スネイプ先生にもあたたかいファミリーを作って欲しかった。
リリーとスネイプは親友だったという表現がなされていましたが『スネイプはリリーを愛していた』という内容はよく見るのですが、リリーの心としては、親友以上の感情にはいたらなかったのでしょうか?
私の願望ですが、リリーが結婚してしまったなら、リリー以上に明るい、とか素敵な人(ル―ナのような感じかな?)
とご縁があってファミリーを作って欲しかったです。
もちろん、そうでないから、リリーへの愛を貫いてるからこのハリーポッターという物語があるのですが!
まあ、スネイプが授業を終えて自宅で奥さまやお子様とくつろいでいるシーンも、ちょっと可愛いと思いましてコメントさせて頂きました。
また遊びにきます。

別な未来

彩紀子さん、コメントありがとうございます。
9月に「グリオモールドプレイスに向かったのは」という記事に拍手とコメントをくださった方ですね。
拍手コメントは、私以外は(多分コメントくださった方でも)見えないのだと思います。
また来てくださって嬉しいです。

ハリー・ポッターは読み返すたびに発見がありますよね。
そうですね、リリーは友達としてスネイプを愛していた、というようなことは作者も言っていますが、それ以上の感情はなかったみたいですね。
しかし、彼が闇の世界に足を踏み入れなければ、恋愛の対象として愛するようになったかもしれない、とも言っていますから、非常に残念ではあります。

もしスネイプ先生が死ななかったら、いずれは別な愛を見つけたかもしれませんよね。
リリーを変わらずに愛していたことは確かだったと思うし、物語的にはそこは重要だったと思いますが、一般論として長い人生の中で人はどう変わるかわからないし、実際に物語の中でもスネイプ先生は人間的な成長を遂げていたので、これから新しい愛を見つけ温かい家庭を持つことだって、なかったとは言えないと思います。
温かい家庭で、寛ぎながら新聞を読んでいるスネイプ先生の姿も見てみたいです。

また是非いらしてくださいね!

ありがとうございます

ニ尋さま
朝の冷え込みが日に日に増してきましたが、お元気でおすごしでしょうか?

そうなんです。
ニ尋さんもおっしゃるように、戦いが終わった後でもいい、スネイプ先生にご家庭が出来、奥さまの入れたお紅茶を「うむ」なんてうなずきながら新聞を片手にしているお姿を想像すると平和の素晴らしさを小さな幸せをとても感じるのです。
それはあの『壮絶な体験~2重スパイなど』を経験したからこそ、そういう思いもひとしおではないかな?と。

しかし、言い方は良くないかもしれませんが、リリーのために命を落としてスネイプ自身は幸せだったのかもしれませんね。
あの美しい雌鹿のパトローナスは、リリーとの楽しかった頃の思い出でつくられてるとしか私には思えません。

別の話しになりますが、スネイプ先生と箒の記事でどなたかのコメントにかかれていましたが、
『死の秘宝~2』プリンスの物語の章に、『呪文がわずかにそれてフレッド(でしたっけ?)の耳にあたってしまった』と書いてありました。
わざとではないみたいです。ご参考までに。

それではまた!失礼します。

こちらこそ

彩紀子さん、再度コメントありがとうございます!

「リリーのために死ねた」と思っているのかどうか、私には今もよくわかりません。
ハリーを死に導くのは、リリーの望んだことではないように思えるので。
蘇りの石で蘇ったリリーはハリーの行いを勇気がある、と褒めていましたが、私はそれはハリーが自分の都合の良いように死者の言葉を聞き取ったと思っているし、スネイプ先生自身はそのことを知りようがないし、リリーを裏切った、という想いもあったかな、と思っています。
が、以前他の記事に書いたように、リリーのことより優先させることがあっての選択だとは考えているので、そう言う意味ではやはりスネイプ先生は幸せだったと思います。
とにかくパトローナスは、リリーを愛する気持ちから作られたものであることは間違いなく、同時に今幸せであるからこそ、輝くパトローナスが出てくるわけですから、少なくともその時点では幸せだっただろうな、と思っています。

> スネイプ先生と箒の記事
耳に当たったのは、ジョージの方ですね。
もちろん、私もスネイプ先生がわざと当てたとは考えていません。
「死喰い人の杖腕を狙った」という描写は、ペンシーブで見ているハリーからもそう見えた、ということだと解釈しているので。
ただ、解釈は自由ですから、わざとハリー(ジョージ)を狙ったというお考えをコメントしてくださる方がいても不思議ではありません。


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