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2017-11

眉毛 - 2012.08.22 Wed

ローリングさんの描いたスネイプ先生の絵で髭の次に気になるのは眉毛です。

眉毛
つり上がった太い眉
ずいぶんと太い眉毛を描いたものです。

JKRスケッチ眉2
弧を描く太い眉
こち亀の両さんの眉みたい!

でも、眉毛は太いのではないかと想像していました。
6巻で、写真に写った学生時代のアイリーンの眉が太かったからです。
6巻にはこう書かれていました。
十五歳くらいの、痩せた少女の写真だった。かわいいとは言えない。太く濃い眉に、蒼白い面長な顔は、イライラしているようにも、すねているようにも見えた(6巻25章p.331)
The picture showed a skinny girl of around fifteen. She was not pretty; she looked simultaneously cross and sullen, with heavy brows and a long, pallid face.(UK版6巻p.502)

7巻には、セブルスとアイリーンについて「そっくりな」という描写があります。
やや猫背のスネイプが立ち、その隣に、スネイプとそっくりな、痩せて土気色の顔をした気難しそうな女性が立っていた。(7巻33章p.420)
―a thin, sallow-faced, sour-looking woman who greatly resembled him.(UK版7巻p.536)

ホグワーツに入学する日の9と3/4番線でのことですから、セブルス11歳の時です。
そっくり(greatly resembled him)、ということであれば、アイリーンの顔の情報として示された太く濃い眉、蒼白い面長な顔が、まさにスネイプ先生に受け継がれた点だと解釈して良いのだと思います。

11歳では十分鼻骨も成長していないでしょうから、まだ鉤鼻にはなっていない可能性が高く(成長期に鼻骨の発達が良すぎて鼻の中央より上が出っ張るのを鉤鼻というらしいです)、まだお父さん譲りの鉤鼻になっていなければ一層お母さんにそっくりになるのでしょう。


眉毛は表情を作る重要な役割を担っていると聞きます。
スネイプ先生の眉毛の描写を少し探してみました。

5巻24章(シリウスの家にやってきたスネイプ先生がハリーに来学期から『閉心術』の課外授業が始まることを伝えに来た時)
「誰が教えてくださるのですか?」
スネイプの眉が吊り上がった(Snape raised an eyebrow)
「我輩だ」(p.160)

5巻32章(真実薬の調合に1ヶ月かかると言ってアンブリッジを怒らせ「停職です!」と言われた時)
スネイプは眉をわずかに吊り上げて(his eyebrows slightly raised.)アンブリッジを見返した(p.505)

7巻33章(ドラコをヴォルデモートの怒りから救う手段は一つしかないとダンブルドアが言った時)
スネイプは眉を吊り上げ(Snape raised his eyebrows)、茶化すような調子で尋ねた。
「あの子に、ご自分を殺させるおつもりですか?」(p.444)


今、こうして書き出して初めてわかったのですが、場面によって単数だったり複数だったりしています。
複数なら両眉を、単数なら片眉を上げたのだと思いますが、そう考えるとその時の表情も全然違ったものになりますね。
上の例では、ハリーと会話している時に片眉を上げ、アンブリッジやダンブルドアとの会話時に両眉を上げています。
ハリーには、馬鹿にしたような表情を、アンブリッジやダンブルドアには皮肉を込めた表情を作っているように見受けられます。
ダンブルドアの前では閉心術を使う必要は無かったとは言え、ダンブルドアの生死に関わる会話をしているこの時は、スネイプ先生は最初、正面から向き合うのを避けるようなわざと軽く会話を進める様子が見られ、やはり表情も作っていたのではないかと思います。

きっとスネイプ先生は、この目立つ眉毛を、自分の感情とは裏腹な表情を作る時などに、随分活用したのではないかと思います。全巻通して、無表情でハリーには感情が読めないという場面も多くありましたが、それも閉心術だけでなく、眉毛などで表情をコントロールしたのでしょう。
この太い眉毛がカモフラージュには適していたかもしれないと思うと、見ていて切なくなってきます。

● COMMENT ●

二尋さん、こんにちは~。

日々のブログの方で初めてイラストを見たときは、眉毛の濃さに驚きましたが、眉毛が太いことは、本から予測出来たことだったんですね。

もう一つのイラストも見て思ったんですけど、映画のスネイプ先生に近いと思いました。
映画のスネイプ先生も眉毛が濃くて、髭そりのあとが見えます。
イラストは強調して描かれますが、実際は、映画のスネイプ先生の顔に似てるのではないかなと思います。(欲目かな?)
私のイメージするスネイプ先生はもっと線が細かったものですから、イラストを見たとき、映画のイメージの方が本当だったんだと思いました。(ローリングさんの人選だから当然と言えば当然なんでしょうけど・・・。)

片眉を吊り上げて「我輩だ」っていうところ、素敵ですよね~。
映画でも秘密の部屋で片眉上げてますよね。
ミセスノリスが石にされて、トリオから事情聴取する場面で、トリオが嘘をついてると怪しんだスネイプ先生が、判断を仰ぐためにダンブルドアの方を片眉を上げながら振り向くんです。

不死鳥の騎士団でも、アンブリッジにハリーの言ったパッドフットとは何なのかと聞かれたとき、両眉を上げてno ideaとか言ってましたよね。
あれは演技しているスネイプ先生を演じてますよね。
あの顔で「あの子に、ご自分を殺させるおつもりですか?」と言ったのかな。

そう思うと、リックマン氏は本当に慎重に役作りをしていると思いました。。。

他の映画を観ても、リックマン氏の眉毛はよく動きます。(眉毛見すぎ?)
個人的には眉間にしわを寄せる表情が好きです。

スネイプ先生もきっと、眉毛を使って表情をコントロールしたでしょうね。
ということは、、、鏡で自分の顔を眉毛を上げたり下げたりしてチェックしたかもしれませんね。

ちょっとアラン語りも入っちゃいましたが、スネイプ先生との共通点ということで。。。

眉毛の演技

songさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!

二つ目の絵、映画のスネイプ先生に近いと感じたのですか!
確かに、映画のスネイプ先生も髭そりの跡が見えてましたが、全体的に美形な感じがします(笑)
役者さんの素が美しいので仕方ないですが。

私ももう少し線が細いスネイプ先生を想像していました。
身体の線は想像と大差ないのですが、顔の濃さに驚いたものです。

片眉を上げる、という仕草がかなり好きだと気づいたのは、ここ1,2年のことです。
ハリーに向かってそんな顔をして見せる大人気ないスネイプ先生が大好きです♪

私もこの記事を書いていて、映画のスネイプ先生がアンブリッジの前でしらを切った時の眉の動きを思い出していました。
まさに、演技をしているスネイプ先生の演技ですね。
もっとも、本のスネイプ先生は、演技をしているとは感じさせなかったと思っていますが。
不可解な表情は、ハリーにもスネイプ先生に伝わったんだか伝わらなかったんだかわからなかったけれど、同様に、読者にもわからず、初めて読んだ時(まだスネイプ先生に恋する前)は、「伝わっていますように」とすがる気持ちで先を読みました。
映画のスネイプ先生はあの場面、いかにも嘘くさい表情で、伝わったことがバレバレだな、と私は感じました(笑)
戻って読み返すことのできない映画では、むしろ、演技をしていると感じさせる必要があったのでしょうね。
ダンブルドアにもあの顔で言ってそうです。そこは思いっきりわざとらしい表情で皮肉を込めて言っていると思います。

鏡の前で眉毛を上げ下げするスネイプ先生って!しかもボサボサの眉毛を!
愛しすぎますi-178


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