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2017-05

逆上 - 2008.05.11 Sun

3巻の逆上したスネイプ先生の様子は、見ていて本当に痛々しいです。
だって、せっかく自らさるぐつわを噛ませて縛り上げておいたシリウスを、リリーを裏切ったと思っているシリウスを、みすみすハリーが(ダンブルドアも)逃がしてしまったのですから、正気ではいられないに決まっています。
ピーターの話を聞かされたところで、見たわけでもないので俄かには受け入れられないでしょうし、長年のシリウスへの憎しみもそう簡単に消えるものでもないでしょうし。

3巻を最初に読んだころは、ただ怒りにまかせて喚いているようにしか見えませんでしたが、今見ると、苦痛に張り裂けそうな様子が伝わって、胸苦しくなります。
スネイプ先生の苦しみを知っているダンブルドアが涼しい顔で「もう十分じゃろう」とか「自分が何を言っているのか、考えて見るがよい」(3巻p.548)などと言うだけでなく、「これ以上二人を煩わすのは、何の意味もないと思うがの」(p.549)と言うのも驚きです。
一生懸命訴える姿は、リリーにジェームズたちの悪行を訴えていた少年時代の姿を思い出します。あの時も取り合ってもらえなかった。何も間違っていなかったのに。その苦い思いを思うと、本当に苦しいです。

ローブを翻して病室を去ったスネイプ先生を「ひどく失望して、打ちのめされている」とダンブルドアは言いました。本当にそうだと思います。
知っているなら、あとでちゃんとフォローしたんでしょうね?
放置して心の傷を深めただけじゃないでしょうね?
どうも昔から、セブルスの心のケアがなおざりにされているような気がしてなりません。

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スネイプ先生への愛を語らずにはいられません。         

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