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2017-09

永遠に俺様の下を去ったのは  - 2005.07.13 Wed

ヴォルデモートはスネイプのことをどのように思っているのでしょう。
ヴォルデモートは蘇った日、死喰い人に向かってこう言っています。「一人は臆病風に吹かれて戻らぬ……(中略)一人は永遠に俺様の下を去った……もちろん、死あるのみ……そしてもう一人、最も忠実なる下僕であり続けた者は、すでに任務に就いている」(4巻33章p.451)この「去った一人」がスネイプであるかどうかは明らかにはされていませんが、スネイプだとする説が多いようです。
闇の印を持ちながら、駆けつけなかったスネイプ、カルカロフ、クラウチJr.の3人。カルカロフは逃げ出したし、クラウチJr.は既に任務についていると考えれば、永遠に去ったのはスネイプとなるからです。また、ローリングさんが、「多くのファンサイトで正しい答えを出している」と言っていることから、スネイプは永遠に去ったとヴォルデモートは認識している、と思っていいのではないでしょうか。

「死あるのみ」と言っておきながら、スネイプの身に何も起こらないのはなぜでしょう?
スネイプは泳がされているのでしょうか。
私はヴォルデモートが単にスネイプに手を出せないだけではないかと思っています。
ホグワーツの中にいるかぎり、古くからの呪文で護られ中に住むものの体と精神的安全が確保されている、とスネイプも5巻で説明しています。姿現しも姿くらましもできません。スネイプはホグワーツ以外では、騎士団の本部に度々行きましたが、そこはダンブルドアが「秘密の守り人」になっているのでヴォルデモートも見つけることはできないはず。
ハリー達が魔法省に乗り込んで行った時も、行き先を推測したのはスネイプでしたが、他の騎士団員と一緒に魔法省に行くことはせず、禁じられた森にハリー達を探しに行きました。禁じられた森もホグワーツの敷地ですよね?4巻でクラウチ氏(父)が来た時、忍びの地図に名前が出ていたようですから。
スネイプは護られた場所以外には行っていないのではないでしょうか。
となると、今後ホグワーツや騎士団本部以外の場所にスネイプが行くような場面があったら、その時は・・・壮絶な死が待っているかもしれません(泣)
スパイでなくても、ホグワーツを出て行う仕事というだけで命懸けの任務になりそうです。

命懸けの任務と言えば、ハグリッドたちが巨人を仲間にしようとしたように、何かを仲間にしようとしているとは考えられないでしょうか。
「――消え去った巨人を呼び戻そう……(中略)そして、誰もが震撼する生き物たちを、俺様の下に帰らせよう」(4巻33章p.449)とヴォルデモートが言う『誰もが震撼する生き物たち』を仲間にしようとしているのがスネイプではないか、というものです。あまり、“らしくない”ですが。

● COMMENT ●

過去のコメント

こんにちは♪ (chaba) 2005-07-14 21:50:21

二尋さん、こんにちは♪
私も、永遠に俺様の下を去ったのは先生だと思っています。
ところで、ヴォルデモートが先生を「永遠に俺様の下を去った」と認識したのはいつのことなのかもちょっと気になっています。もしかして、クィレルとの禁じられた森での場面・・・??

スネイプの身に何も起こらなかったこと、ヴォルデモートは予言に執着していたからか、自分に注意を向けたくないから(シリウス談)かな、と思っていましたが、その一方でルシウスが絡んでいるという気もしなくもない
二尋さんのおっしゃっていた
>スネイプは護られた場所以外には行っていない
は、確かに!と思いました。
でも、「死あるのみ」と言われながら、騎士団で任務をこなす先生はスゴイですね
(まだを飛ばせるまでには至ってないのでを・・・)






あと一息 (二尋) 2005-07-14 23:17:42

chabaさん、コメントありがとうございます。

認識した時期については私も同様に考えました。禁じられた森での発言はヴォルデモートに対する宣戦布告のように感じられるので。そして召集に応じなかった時に確信を持ったのかもしれませんね。

>その一方でルシウスが絡んでいるという気もしなくもない
ルシウスに関する考察が私には欠落していると常々思っています。そうですよね、ルシウスも係わっているかもしれません。

ここまできたらまであと一息ですね。


よく考えてみれば

初めまして。今年の8月ぐらいにこの二尋さんのブログを見つけ、初めから一番最近書かれたものまで拝読させていただきました。
私もスネイプ先生の大ファン!!なので、第7巻を読み終えた8月末、スネイプ先生のことを思うと辛くて辛くて、それでどこかでその辛い気持ちを癒すことのできる所はないかなあと思い、ネット上をフラフラしていた時に、こちらに辿り着きました。
どの記事も素晴らしい考察が書かれていて、ハリーポッターシリーズの全作を何度も読み返すのと同様、二尋さんのこのブログを何度もあちこち読み返しては、私も色々考えたりしています。
ところで、私はヴォルデモートの言った、「一人は永遠に去った…死あるのみ」というのがスネイプ先生ではなく、イゴールカルカロフのことだと思ってしまっていました。なぜなら、後にカルカロフの死体が見付かったという記述がありましたよね?(今その記述がどこにあったか思い出せないので調べます)。
そして、「忠実なる下僕」がスネイプ先生だと思ってしまっていました。
けれど、二尋さんのこの考察を読み、数回本のこの部分を読み返してみて、「臆病神に吹かれた」のがカルカロフ、第4巻時点では確かに忠実に役目を果たそうとしていたのがクラウチジュニア、残る部分はスネイプ先生になるのか…と納得できた次第です。まだまだ私、読みが浅いなあ…。
突然過去の方からのお邪魔で申し訳ありませんでした。最新の考察を読むのもとても楽しみにしています。
またあちこち顔を出させていただくと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

はじめまして

ねねさん、コメントありがとうございます!
スネイプ先生ファンにとっては、7巻の結末は辛いものでしたね。私も自分の気持ちを持て余してはネット上を徘徊する日々が続きました。

初めから最近の記事まで読んで下さってありがとうございます。
昔書いたものは、今見ると恥ずかしくなるものも多いのですが。
この記事を書いたのも3年も前で、まだ6巻すら読んでいない時期でした。
今読むと見当違いな推測も恥ずかしいのですが、それ以上に敬称をつけずスネイプと呼び捨てにしていることが恐れ多い気分です。

この部分については色々議論もありましたが、結局6巻に正解が示されました。
2章の「スピナーズ・エンド」で、ベラトリックスに説明する場面でスネイプ先生がこう言っています。
「闇の帝王は、我輩が永久にお側を去ったとお考えになったが、帝王が間違っておられた」(45~46ページ)
カルカロフの遺体が見つかったとの記述があるのは、6巻6章160ページです。ハリーの誕生パーティ場面で、ルーピンが話しています。

後になればわかることでも、この時は謎だったし、色々議論するのも楽しいものでした。ローリングさんは実にうまく謎をしかけてくれたのだと思います。
そして、全巻出版された今でも謎に思う部分はあるので、今後も考え続けていきたいと思っています。

コメントありがとうございました。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。


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