topimage

2017-11

子供時代  - 2005.07.10 Sun

閉心術の授業中、開心術を盾の呪文で撥ね返したハリーはスネイプの記憶を覗いてしまいます。
鉤鼻の男が縮こまっている女性を怒鳴りつけ、隅のほうで小さな黒い髪の男の子が泣いている……脂っこい髪の十代の少年が、暗い寝室にぽつんと座り、杖を天井に向けて蝿を撃ち落している……痩せた男の子が乗り手を振り落とそうとする暴れ箒に乗ろうとしているのを、女の子が笑っている――。(5巻26章p.269)
泣いている男の子と蝿を撃ち落している少年、箒に乗ろうとしている男の子がスネイプ自身と思われます。そして、ハリーが考えたように鉤鼻の男と怒鳴られている女性はおそらく両親でしょう。
以前の記事にスネイプは母親を失った経験があるのではないかと書きました。死んだか、もしかしたら捨てられたのかもしれないなどと考えています。
十代のスネイプがいる暗い寝室はホグワーツでしょうか、自宅でしょうか。ホグワーツなら、他の寮生とは交わらず、思春期の攻撃的な気持ちのはけ口を呪いに求めているイメージがあります。自宅なら、夏休みに帰省しても温かく迎える家族がおらず、自分の部屋に篭り、呪いの練習ばかり繰り返しさらに闇の魔術に対する興味を深めていった、というイメージです。蝿がいるのでやはり夏休みでしょうか。どちらにしても想像している私が辛くなってくるイメージです。
4巻に気になる記述がありました。4年生になっての占い学の最初の授業でトレローニー先生がハリーに言った言葉です。
「あなたは間違いなく、土星の不吉な支配の下に生まれた、ということですのよ」「あなたの生まれたとき、まちがいなく土星が天空の支配宮に入っていたと、(中略)あなたの黒い髪……貧弱な体つき……幼くして悲劇的な喪失……(中略)あなた、真冬にうまれたでしょう?」(4巻13章p.311~312)
ハリーはもちろん、いいえと答えました。真冬の1月9日に生まれたスネイプは、黒い髪と貧弱な(ごめんなさい)体つきをしています。スネイプもまた幼くして悲劇的な喪失をしたのではないかと思わせる場面です。やっぱり母親を失くしているのではないかと思います。
そしてここでも死の宣告がされたかのような『土星の不吉な支配の下』発言です。またしても先生の身の安全が疑われる描写に恐れおののいています。でも、言ったのはトレローニー先生だから大丈夫か(楽観)

箒の場面はホグワーツでの授業場面でしょうか。初めての授業で上手くいかなかったのか、あるいはジェームズか誰かに呪いをかけられたのでしょうか。そばにいる女の子も気になります。リリーかフローレンスなのか?笑いは嘲笑なのか朗らかに笑っているのか?彼女に対してスネイプはどんな感情を持っていたのか、等等。

スネイプの記憶の短い描写ですが、色々想像が広がって楽しめます。

● COMMENT ●

過去のコメント

家庭 (きじゅ) 2005-07-14 01:16:41

こんばんは♪
黒い髪に貧弱な体つき…こんなに(?)似ているものだから、「この二人、実は親子なのでは?!」などという妄想が一瞬頭をよぎってしまうのです…いえ、なんでもありません。ごほごほ…。

>鉤鼻の男が縮こまっている女性を怒鳴りつけ、隅のほうで小さな黒い髪の男の子が泣いている
この場面、ドメスティックバイオレンスの現場なのではないかと私は感じました。さらに酷い想像ですが、母親が先生の子供時代に死んでいたとしたら、その原因は父親にあるのではないかと思います。自殺にせよ、他殺にせよ。妄想に妄想を重ねているので、全く根拠はありませんけれども。
どちらにしても、いわゆる幸せな家庭ではなさそうですよね…






ドメスティックバイオレンス (二尋) 2005-07-14 22:57:39

きじゅさん、コメントありがとうございます。
似てますよねー。二人は互いにどう思っていることやら。
リドル少年もハリーと自分は似ていると言っていたから
3人が似ているってことでしょうか。

>この場面、ドメスティックバイオレンスの現場なのではないかと私は感じました。
私もそう思いました。「お母さんをいじめないでっ」という気持ちだったのでは、などど妄想しております(笑)


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://legilimens.blog68.fc2.com/tb.php/34-e277784c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

永遠に俺様の下を去ったのは  «  | BLOG TOP |  » 命懸けの任務 

拍手コメントについて

拍手コメントをいただいた時は、その記事のコメント欄にお返事いたします。

プロフィール

二尋

Author:二尋
スネイプ先生への愛を語らずにはいられません。         

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

スクロール式になっています

前ブログからの訪問者数

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

ブログ内検索

RSSフィード