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2017-06

ボガート  - 2005.06.29 Wed

ルーピンの最初の授業で登場するボガート。人が、一番怖いと思っているものに姿を変える形態模写妖怪です。ちなみにネビルのボガートはスネイプでした。
ローリングさんがインタビューで、スネイプのボガートとパトローナスは何かとの質問に「すごいネタばれになるから教えられない」と言っています。今後この二つは明らかにされそうです。

では、スネイプが一番恐れているものとは何なのでしょう。30代の男性が蜘蛛のような生物や妖怪の類を恐れているとは思えません。ウィーズリー夫人のように愛する人の死でしょうか。それともその名を口にすることができない闇の帝王ヴォルデモートでしょうか。

そもそも、スネイプは「愛する人」などいる(いた)のでしょうか。
恋人がいたかどうかは難しいところです。4巻にでてきた『フローレンスとキスをしているところを見られてからかわれたためにバーサ・ジョーキンズに呪いをかけた少年』がスネイプとの説もありますが。
5巻ではスネイプの子供時代を垣間見ることができました。父親らしき人物が母親らしき人物に対して怒鳴っている部屋の隅で泣いていた幼いスネイプ。両親か、少なくとも母親のことは愛していたように思います。愛していなければこのような場面で悲しく思うはずはないですから。
また、ローリングさんはスネイプにはセストラルが見えるかという問いに対し、ホグワーツの年長者なら誰でも見ることはできるのではないかとした上で「見える」と答えています。スネイプは、母親を失った体験があるのではないでしょうか。

ヴォルデモートはどうでしょう。
5巻での閉心術の課外授業の際、ヴォルデモートの名を口にするハリーに向かって「闇の帝王の名前を言うな!」と言い、更に「あの方(ダンブルドア)なら名前を言っても安心していられるだろうが・・・・その他の者は・・・・」(5巻24章p.180)と言っています。
非常に恐れているようです。
3巻でルーピンはヴォルデモートの名を口にし、ハリーが驚く場面があります。ルーピンに比べて臆病だという訳ではなく、スネイプが死喰い人にしかわからない非常に恐ろしい体験をしたからではないかと思います。あるいは、裏切ったために命を狙われているからとか、現在行っている極秘任務がらみなのか。
いずれにしてもスネイプ程の人物がその名を口にできないヴォルデモートはスネイプの最も恐れているものの可能性があると思います。

以上のことから、スネイプのボガートは母親を失った場面の再現か、ヴォルデモート自身ではないかと私は想像しています。

● COMMENT ●

過去のコメント


Unknown (きじゅ) 2005-06-30 02:28:26

スネイプ先生のボガート、非常に気になりますよね。
実は、こなふきんさんのHPの投票コーナーで、二尋さんがこのテーマを出されているのを拝見したのですが、私は投票することがことができませんでした(なので結果も見られません(笑))。スネイプ先生が何を恐れるのか、全くわからなかったのです。ジェームズや狼ルーピンをそこまで恐れるとは思えないし、ヴォルデモートを最も恐れているのなら、スパイ業務を平気で続けていられるはずがない、そう思いました。

二尋さんの説には、説得力がありますね。どちらも、可能性があると思います。ただ、どちらだとしても、なんだか泣けてきます…。自信が黒マントを着て歩いているように見えるスネイプ先生にも、恐れる物がある…大人が見るボガートには人生の重みが加わって、壮絶ですね。






スネイプ先生が恐れるもの (二尋) 2005-06-30 23:05:13

きじゅさん、コメントありがとうございます。
>二尋さんがこのテーマを出されているのを拝見した
どうしても他の方の考えが知りたかったので。私はこの時は「愛する人の死体」に投票しましたが、今はヴォルデモートの線も捨てがたいです。ハーマイオニーですら口にする名前を言えないというのは相当なものかと思います。

>どちらだとしても、なんだか泣けてきます…。
全くです。書いてて悲しくなってきました。でも、全然違っていたりして。6巻が楽しみです。


スネイプ先生のボガート

おひさしぶりです。このページが大好きで、にこにこしながら読んでいるセラです。
「好きでも嫌いでもない」という考察に
>自分が自分でなくなる恐怖
というのがあったのを読んで、スネイプ先生のボガートについて少し考えてみました。
 学生時代のスネイプ先生。その目の前に現れたジェームズ。私のスネイプ先生のイメージは、母親をかばうために早く大人にならざるを得ず、普通あるべき子供時代を奪われてしまった人、です。そんな彼にとってsジェームズは、子供らしい単純さと無邪気さ、そして無邪気ゆえの残酷さをもった、子供時代の典型的な少年だったのではないでしょうか。そう思うと、スネイプ少年がジェームズを憎む、というのもよく分かる気がします。しかもその憎しみの根本的な原因はジェームズ自身のせいではないのですから、憎む方はよけい苦しいわけです。
 そんなとき、憎くて憎くてたまらない時、彼もまた、自分が自分でなくなる恐怖を味わったのではないでしょうか。例えば、ベッドに座って空中の蝿をアバダケダブラで打ち落としているとき。その蝿一匹一匹をジェームズだと思って撃ち落していたとしたら、それは危険な快感であると同時に恐怖です。世の中色々な恐怖がありますが、自分への恐怖ほどつらい恐怖はないように私は思います。だから、わたしは、スネイプ先生のボガートは実はスネイプ先生自身がアバダケダブラを使う姿なのでは、と考えています 

自分への恐怖

セラさん、にこにこしながら読んでくださってありがとうございます!

>普通あるべき子供時代を奪われてしまった人
私も、そんなイメージがあります。でなければ、入学前から呪いをそんなに知っているとは思えませんよね。母親はキーパーソンだと思うのですが、どう影響を与えたのか、私はまだイメージが定まりません。

ジェームズに対する憎しみというのも私の中でもっとも未消化の部分です。
自分がそうありたかったという思いから、無邪気な子どもそのものを憎むということでしょうか。シリウスの言うように、ジェームズはスネイプ先生のなりたいものすべてを備えていたから憎いということでしょうか。やはり憧れや嫉妬があったということですね。そういうものが欲しかったのだと思うと、本当にかわいそうになります。

>アバダケダブラを使う姿
ボガートが何かの物体や誰か他人ではなく、自分自身のある姿というのは、なかなか興味深いと思いました。なるほど、憎しみのあまり感情をコントロールできないという場面はいくつかありました。
人を殺す自分が怖いのではなく、何をしでかすかわからない自分が怖いということでしょうか。確かにそれは怖いです。


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