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2017-09

スネイプ先生の魂 - 2010.11.17 Wed

手に受けた呪いの話を早々に打ち切ったダンブルドアは、ヴォルデモートの、ドラコにダンブルドアを殺させるという計画に話題を転じました。
スネイプ先生もしぶしぶ話についていきました。

ヴォルデモートはドラコが成功するとは思っていない、これはルシウスへの懲罰にすぎない、と説明するスネイプ先生。
ダンブルドアは「ドラコが失敗すれば当然その仕事を引き継ぐのは、君じゃろう?」(7巻33章p.442)と尋ね、「それが闇の帝王の計画だと思います」(7巻33章p.443)とスネイプ先生は答えました。
この後、ダンブルドアは、最終的にはドラコをヴォルデモートの怒りから救う手段は一つしかないとした上で、「きみがわしを殺さねばならぬ」(7巻33章p.444)と続けるのでした。

余命は1年ほどと知ったダンブルドアは、「これでことはずっと単純明快になる」(7巻33章p.442)と言っています。
杖の所有権は誰かに移ったと見せたいし、ドラコは救いたいし、時間と共にただ呪い殺されるだけでは勿体ないし、確実に死ぬなら自分の命すら利用しようというわけでしょうか。
しかし、ダンブルドアは、それを執行するのにドラコではなくスネイプ先生を指名します。
ドラコにそうさせてやったら、と提案するスネイプ先生に、ダンブルドアは答えました。
「あの少年の魂は、まだそれほど壊されてはおらぬ」「わしのせいで、その魂を引き裂かせたりはできぬ」(7巻33章p.444)と。
それを聞いたスネイプ先生は、「それではダンブルドア、私の魂は?私のは?」(同)と問いました。

もっともな問いだと思います。
殺人によって魂が引き裂かれることを知っていながら、殺せと言い、まだそれほど壊されていない少年の魂を守るために、代わり選ばれたのですから、その魂は、一体どうなると考えているのか知りたいに決まっています。
その質問に対する答えは「老人の苦痛と屈辱を回避する手助けをすることで、きみの魂が傷つくかどうかは、きみだけが知っていることじゃ」(7巻33章p.445)でした。

この返事が、私はすっきりしません。はぐらかされた印象です。
自分で殺人を依頼しておきながら、殺人によって魂が傷つくかどうかは、「きみだけが知っている」と丸投げでは、無責任すぎる気がします。
何か適当な話を作り上げてでも、「決してきみの魂が傷つくことはない」と断言してあげればまだ救われたでしょうに…。
それはさておき。

ダンブルドアは、呪いによって1年ほどしか生きられないと思っているでしょうが、スネイプ先生にしてみれば、この1年の間になんとか寿命を延ばす方向で試行錯誤するつもりだったと私は見ています。
「私をもう少し早く呼んでくださったら、もっと何かできたものを」(7巻33章p.441)と言ったスネイプ先生です。1年で死なせるものか、とスネイプ先生なら考えたと思うのです。だから、ダンブルドアが言うような、苦痛と屈辱を回避する手助けとなったとは、スネイプ先生は感じていないと思うのです。

魂はともかく、少なくともスネイプ先生の心はダンブルドアを殺した時に深く傷いたはずです。
6巻でダンブルドアに杖を向けた時の表情(ハリーが『嫌悪と憎しみ』と表現した表情)や、ホグワーツを去り際に臆病と言われて見せた表情(あたかも背後で燃え盛る小屋に閉じ込められて、キャンキャン吠えている犬と同じ苦しみを味わっているような顔)が、何よりの証拠です。

ハリー・ポッターにおける魂が何なのかそもそも私には理解が難しいのですが、どんな理由がそこにあっても、本人の依頼があったとしても、やっぱり殺人によって魂は傷ついたのではないかと私は考えています。
線引きが難しいというか、人の判断に委ねられるものではないと思うからです。

スネイプ先生も、自分の魂は傷つかないかもしれないと思ったからではなく、自分の魂が傷つくことを承知で、老人の苦痛と屈辱を回避する手助けをする選択をしたのだと思います。
でも、スネイプ先生の魂が損傷されたままだったとは、私は考えていません。

分霊箱について書かれた本を読んで、ハーマイオニーがこう語っています。
「この本は、魂を裂くことで、残った魂がどんなに不安定なものになるか警告しているわ」
元通りにする方法はないかと問われ、
「あるわよ」「でも地獄の苦しみでしょうね」
さらにどうやって戻すかの問いに
「良心の呵責」「自分のしたことを心から悔いないといけないの。注釈があるわ。あまりの痛みに自らを滅ぼすことになるかもしれないって」(7巻6章p.149)と言っています。
これは、分霊箱を作るために殺人をして引き裂かれた魂のことを言っているのだと思いますが、分霊箱を作るつもりなく殺人をしても魂は引き裂かれるのですから、同様のことが起こっているのではないかと思います。

スネイプ先生の魂は、ダンブルドアを殺した時に傷つき、その後地獄のような苦しみを味わって修復されたのではないかと私は考えています。
ダンブルドアは、そこまで見越してスネイプ先生に頼んだのではないかという気もします。
この本はダンブルドアが校長室で保管していたもので、ヴォルデモートの行動を調べる間に当然上記の記述も目にしたと思われるし、また、以前ダンブルドアは、リリーの死に深く後悔し苦痛の呻き声を上げるスネイプ先生を見ているので。
もっとも、後にハリーが死ぬべき時に死なねばならないと聞いて驚くスネイプ先生に、「いままで、それこそ何人の男や女が死ぬのを見てきたのじゃ?」(7巻33章p.451)と言うくらいですから、スネイプ先生は人が死ぬのをなんとも思わないとでも思っているようにも見えますが。

スネイプ先生自身は、傷ついた魂の修復方法など知らなかったかもしれません。ダンブルドア殺害後、良心の呵責に苛まれ、地獄の苦しみを味わい、本人も知らないまま魂は元通りになったのだと思います。

6巻を読み終わった時私は、スネイプ先生がたとえ本人に依頼されてダンブルドアを殺したのだとしても、スネイプ先生の魂は傷ついたままだと嘆きました。
でも、今は、スネイプ先生の魂は元の通りきれいな状態だったと考えています。
そしてそのまま逝ったと信じています。
ハーマイオニーの説明でも、「体がどうなろうと魂は無傷で生き残る」とのことですから、体に傷を負って死んだスネイプ先生ですが、魂は無傷で生き残り、リリーたちと同じ死後の世界に行けたと私は信じています。

● COMMENT ●

はじめまして。スネイプ先生が大好きで、スネイプ先生でググったらこちらのブログを見つけました。
大好きなスネイプ先生についてこと細かく語っていらっしゃって、とても感動しましたo(^-^)o

またコメントしにきてもいいでしょうか??
それでは失礼しますm(_ _)m

はじめまして

きょん助さん、はじめまして。
私の重箱の隅をつつくような語りに感動してくださって嬉しいです。
もちろん、コメントいつでも大歓迎です!
これからもよろしくお願いいたします。

初めまして!!
私はスネイプ先生の魂がどうなったか、ずっと引っ掛かっていました。
ですが、今、彼の魂は安らかに死後の世界へ旅立ったのだと思えました。
ありがとうございます…って、私がいうことでは無いのでしょうが(笑)
読んでちょっと泣いてしまいました  
…また来ても良いでしょうか?

はじめまして

リリー・スネイプさん(!)初めまして!
実際のところはどうなのかよくわからないのですが、スネイプ先生の魂が傷ついたままで逝ってしまったと考えるはあまりにも辛かったので、このように考えることにしました。一応根拠となるものもあったので、私はそう信じています。
もちろんです!また是非いらして下さいね!
コメントありがとうございました。

11/28の20:50頃拍手コメント下さった方へ

お褒めの言葉、ありがとうございました!
とても励みになりました。

はじめまして


スネイプ先生を愛してやまない
崇と申します*

この記事の内容や
ハリポタ本編などとは全く関係ないのですが


東方神起のBeautifulyouという曲をご存知でしょうか?


私はスネイプ先生と同じ位 東方神起を愛しているのですが
Beautifulyouの大人の色気のある歌詞やリズムが スネイプ先生にぴったりだな、と思ったんです
"その声に触って眠れたらいいのに"
"好きでどうしようもない"
"どんなKissがいいの?僕だけに教えて"
"誰にも触らせたくないよ"
‥などなど、歌詞から一人の女性を一途に愛している様子が伺え
私は聴くたびにスネイプ先生を思い出し 胸がキュンとなります...


是非 聴いてみてください*

多分間違ってはないと思います^^;



はじめまして

崇さん、はじめまして!

東方神起と言えば、昔同僚が追っかけやってたな、くらいの認識しかなく、一度も聴いたこと無かったですi-229

Beautiful you 聴いてみました。
これが崇さんのイメージなのですね。

私は、
しなやかに明日を 信じる強さも
というところにリリーを感じ、そんなリリーに惹かれるスネイプ先生を思い浮かべました。

コメントありがとうございました。
また良かったらいらして下さいね。

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>三つ続けてコメント下さった方へ

初めまして!
たくさん褒めていただいて、気恥ずかしく、しかしとても嬉しく思いました。
映画のスネイプ先生の魅力にはまった方が、私のブログから原作への興味を持って下さったこともとても嬉しいです。

このブログでネタバレを知ってしまわれたのですね。
敵か味方かわからなかった人が、ものすごくまっすぐな心の持ち主だと知って、ますます惹かれたことと思います。
私たちの見込んだ男性は、全く素晴らしい人ですよね!

原作には、映画にないシーンがたくさんあって、その中にはスネイプ先生の魅力もいっぱい詰まっていますから、ぜひぜひ読んでみてくださいね♪

コメントありがとうございました!
またぜひいらしてくださいね。

12/10 18:35頃拍手コメント下さった方へ

はじめまして。
拍手とコメントとメールありがとうございました!
メールの方にお返事いたします。

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コメント下さった方へ

コメントありがとうございます!
>幇助
私も、ダンブルドアはそう考えたのだと思います。
ダンブルドア自身が同じことで傷つかないかどうかは、私にはわかりませんが、自分基準に考えているところはあると思います。
そして、多少想像力に欠けるところがあるのではないかと思います。
こう言ったら他人は傷つくとか、これを言わなかったら他人は苦しむとか。
もしかしたらダンブルドアの考える通り、幇助なら本当に魂は傷つかないかもしれません。けれど、心に深い傷を負うという代償を払ってのことでしょうから、そこはスネイプ先生の苦しみを汲んであげて欲しいところですね。
「きみの魂が傷つくかどうかは、きみだけが知っている」は、あまりにも無責任で、思い遣りに欠ける言葉だとつくづく思います。
お考えを聞かせていただき、ありがとうございました。



スネイプの魂とその死

初めまして、レンといいます
原作を読み最終章を見に行って今はスネイプのことを振り返っています
個人的には作者が最後の章で隠されている事死を免れた者がいるというのが延々とひっかかっていてずっとスネイプの死に疑問を持っていました。それはやはりスネイプの魂が分裂しているのではと言う疑問と遺体が回収されていないこと肖像画が校長室に現れなかったことなどです
しかしこちらの内容を読ませていただいて修復するという発想もあったかと思い至りました

それにしても今までフォークスや逆転時計など色々な救う方法があったというのに(特に時計は一度死んだバックビークを蘇らせていますよね)ダンブルドアはスネイプがハリーに伝言を伝えられなくなるという可能性を全く考えなかったのかと言ってやりたいです。本の最後の発言の「哀れなセブルスじゃ」には開いた口がふさがりませんでした
死の原因を作ったのはある意味貴方でしょうに

初めまして!

レンさん初めまして。
こちら、字数制限は特にないので、長い文章でも大丈夫ですよ~

スネイプ先生の魂が結局どうなったかについては、原作の中で言及されていないのですが、ハーマイオニーの説明から自分に都合よく解釈してみました。
分霊箱になった魂すら修復される方法があるのなら、分霊箱に分けて保存されたわけでもないスネイプ先生の傷ついた魂は、きっとその後修復できたに違いないと思うのです。少なくとも、地獄の苦しみは味わったように私は思っています。

遺体の回収の場面がなかったこと、観衆の前でスネイプ先生の身の潔白が明かされたというのに、誰も殺されたスネイプ先生を思い出す様子がなかったことは、本当に辛かったです。「スネイプはダンブルドアのものだった」とかリリーを「ほとんど全生涯かけて愛した」と言っているのに、どうして「3時間前に殺した」というスネイプ先生を探しに行こうとしないのか。そこは今も納得できないです。

逆転時計は都合の良い時にだけ使われた感じですよね。
バックビークは死んだのを蘇らせたわけではなく、殺される前に逃がしたことになっていると思いますが、とにかくあれがあれば、スネイプ先生だって助けることはできたと思うと、本当に悔しいです。
「哀れなセブルス」は私も唖然としました。
これは一体何を哀れんでいるのか、自分の計画の犠牲にしてしまったことを言っているのか、殺さなくても杖の所有権の移動はできたのに、と嘆いているのか、よくわかりません。

コメントありがとうございました。
良かったらまたいらして下さいね。

スネイプの死の疑問点

返信してくださり有り難うございます。
本当にいくつもの方法があるだろうにと残念でなりません。
蛇と言えば同じく蛇に襲われたアーサーだって助かったのだからハーマイオニーが応急処置のような呪文を知っていないのかとか色々と考えていました
また昨日は書きそびれましたが教授の記憶の取り出し方がまるで吸魂鬼に魂を奪われる人によく似ていたので本当に記憶しか取り出していないのかまた呪文ではなく蛇なのも気になっていました。
蛇の毒は薬にもなりますし蛇の仲間のコカトリスの卵の孵化に8・9年掛かるのが気になっていました。
(作者は神話や妖精の話を絡ませていたので関係があるのかなと)
こんな疑問を持ったのが、ハリーの息子のミドルネームを隠していたからなんです。19年後に息子は11歳ちょうどスネイプの最期から8年後だったので
でも色々な本を読んだりしているとやはり残念ながら彼の死は間違いないようで…
せめてスネイプにとってはリリーの存在しない絶望的な世界からようやく解放されたと思うしかないのでしょうね
ただ、本当に亡くなっているのなら肖像をハリーの前にきちんと出して二人だけの時間を作ってあげてほしかったです
そしてハリーの息子と出会い交流している様子も
長々と失礼しました

Re: スネイプの死の疑問点

レンさん、再度コメントありがとうございます!
蛇については、アーサーもそうですが、ハリーも7巻でナギニに襲われ怪我したところをハナハッカで治してもらってますよね。
多分、ナギニの殺意の度合いが違うのでしょうが(スネイプ先生の時は「殺せ」と指示されていたし)、それでも原作において、誰にも助けようという意識が感じられなかったことが残念でたまりません。

記憶の取り出し方が吸魂鬼に魂を奪われる人に似ているとは考えたこともありませんでした。とても独創的だと思います。記憶が目や耳や口から出てくるところが似ているのでしょうか。原作では口だけから魂を奪った気がしますが、うろ覚えです。

レンさんは、スネイプ先生が死んでいないかも、とお考えなのですね。
神話を例に挙げ、ご自身が納得されるなら、そういう解釈もありだと思います。
私はそうは考えませんが、誰にとっても自由に解釈して良いはずです。たった一人の説であっても。

ハリーの息子のミドルネームは隠していなかったと思います。
その由来は初めて話したかもしれませんが、ミドルネーム自体はもっと小さい時から伝えていたのではないでしょうか。
ハリーも自然に呼び掛けているので、普段もちょっとあらたまった場では使われていたのではないかと思います。

肖像画については、私も考えるたびに苦しくなります。
とにかく、ハリーがヴォルデモートを倒した時にスネイプ先生の肖像画が校長室になかったのは、「わざとそうした」「事実上職を放棄したから」と作者が質問に答えて言っていることであり、その答えに胸を掻き毟りたくなるほどの悔しさを覚えます。本人も望まなかったかもしれませんが、肖像画は本人の希望など関係なく現れるものでしょうし、そこに誰か(何か)の意思があってスネイプ先生を校長と認めなかったことに、激しい憤りを感じます。放棄したのとはわけが違う!と私は主張したいです。

作者のスネイプ嫌いは以前からインタビューなどで有名でしたね。前々からスネイプに対してはかなりひどい扱いでしたし校長の態度にもそれが表れているのではないでしょうか
そもそも校長に対しては個人的に初期から疑問を持っており以前とあるサイトさんでもその事については触れていました
ハリーが魔法に守られているとしてダーズリーに預けその近所には魔法力をほとんど持たないフィッグしか住ませていないことや防衛術の教授の選任(特にロックハート。これは別の件でも色々と謎というか疑問を残しました)や初期の頃はほとんど才能のないハリー一人に戦わせていたことなどスネイプに限らずハリーに対しても本当に守ろうという意識はあるのかという疑問は他にも常にありました
最期の戦いにしても結局はハリーの命を守ったのは基本的すぎる呪文でまったく対抗する呪文などを校長が教えたのではなくハリーが自ら出した結論でしたし本当に真剣に帝王を倒そうとしたのかという疑問は多々あります
そもそもリドル・スネイプと二度も失敗しているのに学習せずに同じ過ちを危うくハリーにもするところでした
ですから校長には心の底からスネイプを思いやる気持ちも守ろうという態度も現れないというか我々にも感じ取れないのではないでしょうか
そもそも学生時代のスネイプ暴れ柳事件がいい例です。
ルーピンは正気を失うのだから難しいとしてもシリウスにはなにがしかの罰は必要だったしここからスネイプの転落人生は始まっていたのでしょう。
秘密を守っていても今までの度が過ぎた悪戯を他の生徒達も知っているのだから罰を受けていても普通の光景だったのですから与えるべきでした
恐らくここから徐々により深く闇に入ったのでしょうしあまり事情を知らないリリーは闇に傾倒していくスネイプを理解できなくなってしまったのですから
そう考えるとスネイプの最大の不幸はダンブルドアと出会ってしまったことではないかと感じました

すいません、吸魂鬼のキスと記憶の取り出し方の共通点でしたね
確かにキスは似ていたのは映像の方でした
最期の本の方のスネイプの記憶の登場の仕方がこめかみからではなく目や口などハリー達が吸魂鬼に襲われたときの映像での描き方が全く同じでしたのでひょっとしたらと思ったことがあるのです

作者の「放棄した」発言、呆れますね~。そういう設定にしたのは貴方でしょうに。
そもそも任務中のスネイプを追い出す格好を作ったのはマクゴナガルでしたし(あの時、逃げ出さなければスネイプはハリーに記憶を託せませんでしたし帝王も倒せないという本末転倒な結果になりますしね)肖像を表さない理由にはなりませんよね。ハリーが大広間できちんと説明しましたしましてやあれだけ憎み合っていたハリーが言えば最大の説得力なのに出ないのはあくまで最期までスネイプを認めたくない作者の考えでしょう

作者の扱い

レンさん、続けてのコメントありがとうございます!

>作者のスネイプ嫌い
これはどうなんでしょう?私はずっとジェスチャーだと思っていました。
読者にスネイプ嫌いを植え付けようとするための。
散々嫌わせておいて、ドーンと裏切るための策略だと思っていました。
決して素晴らしい人間ではなかった、というようなことは7巻発表後も言っていますが、スネイプを書くことは好きだと言っていたし、私は作者には愛されているな、と感じながら読みました。
登場人物には不当な扱いを受け、本人は全く報われない死に方でしたが、読者の心に強く残ったのは、主人公ハリーよりスネイプ先生の死に様とその人生の方でした。物語の登場人物にとって、それ以上の名誉はあるだろうか、と考えると、それこそが作者に愛されている証拠のように思えてきます。
もっとも、私からしてみれば、作者に愛されようと読者の心に残ろうと、スネイプ先生が物語の中で十分愛されないまま逝ったことには変わりなく、悔しい想いを抱き続けることにはなるでしょうけれど。読者の心に残らなくても良いから、スネイプ先生に未来という希望を与えて欲しかったです。

ダンブルドアに対しては、その人間性に疑問を持つ描写がかつてあったものの、そこは見ない振りをして通り過ぎました。が、結局7巻を読んで、その印象は間違っていなかったことを悟りました。
ダンブルドアはハリーについては後に、ここまで愛することになろうとは、というようなことを言っていますから、やはり赤ん坊のころはそこまでの愛で以て守ろうとしたわけではないと思います。スネイプ先生に対しては、ハリーに対する気持ちにすら及ばなかったかもしれません。
暴れ柳事件の後始末は私も大いに疑問に感じるところです。

>吸魂鬼のキス
確かに、映像と似ているところはありますね。もっとも、最終作の映画では涙と同じ出方だったので、映像同士も似ていませんが。

ローリングさんの発言を知った時、本当にはらわたが煮えくりかえる思いでした。
スネイプ先生は放棄していない、職員や生徒への被害を食い止めるために去っただけ、立派に職務を遂行中だった、と私は考えています。また、放棄したというよりは追い出された、という方が正しいと思うので、放棄したことが理由で肖像画がないと言われ、悔しさと悲しさで涙が出る程でした。
まあローリングさんの頭の中では、後にハリーが働きかけたことによってスネイプ先生の肖像画も出てきた、ということのようですから、やはり一概にスネイプ先生を認めたくなかった、とは言えないと思いますが。

物語の中で十分愛されないまま>少なくとも四つの愛には囲まれているとは思っていたのですが
寮生からの思慕>
他寮からは疎まれ、教授達もかなり先入観を持って接しているような状態でかつては闇の側にいながらも教授として先頭に立っているスネイプは寮生からはかなり慕われていたと思っていました。彼らにとっては尊敬すら覚えていたのではないかと
歪んだ愛>スラグホーンです。名声や優秀な生徒をお気に入りとする歪んだ愛情ではありますが六巻でもかなり嬉しそうにスネイプに接していましたし優秀な生徒だった彼を気に入っていたのではないかと
同士愛>ハグリットです。一巻からスネイプを信じてくれていた彼はもしかしたらリリーとの事も知っていたのではないかと。森番としてまた飼育係としてホグワーツ中を飛び回っている彼には二人の密会を知り得たのではないかと
また、スラグホーンのお気に入りでプリンスの教科書の内容の通り呪文や薬の研究をしていた彼には大量の材料が必要だったはずです
あの家庭では小遣いもなかったでしょうし実はハグリッドが協力してあげていたのではないかと
服装を見れば育ち方も想像できますし幼くして両親を亡くし友もおらずひとりぼっちだったハグリットにはスネイプの気持ちが痛いほどわかっていたのでは
最後はリリーです>幼い日から常に寄り添い二人でいたけれど別れてしまった二人。しかし嫌悪すらしていたジェームズに惹かれたのがイマイチ理解できませんでした。ロックハートの忘却呪文の犠牲者かと思ったほどです
さらに気になるのは彼女の守護霊が生涯変わらなかったことです。トンクスがリーマスを愛し変化したというのに…。
もしかしたらリリーには最期までスネイプへの愛情が残っていたのではないでしょうか
何度も必死になって闇の側から抜け出さそうとしていたし彼は元に戻れるはずと信じていたのではないかと

四つの愛

確かにそうかもしれません。
特に寮生からの思慕、リリーからの友人としての愛はあったと私も思います。
ただ、自分自身を十分納得させるだけのものを私は感じることはできないでいます。
スネイプ先生が自分が愛されていると実感していた、と今の段階ではまだ私が信じることができません。

4/26の10:44に拍手コメントくださった方へ

はじめまして!
スネイプ先生を愛する同志の方ですね!

私も「死の秘宝」を読み終わってから1巻から通して読み返していないんです。
スネイプ先生の登場場面だけは何度も読み返していますが、それでも今でも時々新しい発見があるので、通して読めばもっとあるだろうと思っています。
これからたくさんの発見をして楽しんで下さいね。
私がこのブログに書いたことはどんどん古くなって今では同じことを考えているとは限らないのですが、それでも、「救われる」とか「参考にする」と言っていただけたこと、嬉しく思っています。ありがとうございます。

>読者のこころになんか残らなくてもいいから、幸せになってほしかった 
ああ、私、そんなこと言ったことありましたね。どこに書いたか忘れましたが、その通りです。
世界中の読者の心を掴み、今や人気投票をすればトリオを抜いて1番ですが、物語中でこそ、そうあって欲しかったです。そんなスネイプ先生はスネイプ先生ではないでしょうけれど(笑)
拍手とコメント、とっても嬉しかったです。ありがとうございました。

お返事ありがとうございます

4/26 10:44ころコメントさせていただいたシェリーです。お急がしいところお返事いただきうれしいです。

最新のコメントでも話題になっていますが、ダンブルドアはスネイプ先生の死も計画していたのでしょうか。1巻から、魔法界で一番 力があり、愛を信じるダンブルドアが、スネイプ先生の死も計画していたことを考えると、許せないし、すごく悲しいです。一見、計画していたっぽいですが、計画していなかった であって欲しいです。

スネイプ先生の死は計画していなかったとしても、スネイプ先生が死ぬときに、ダンブルドアに裏切られたと感じたのなら、本当に悲しいですよね。

読み返して、いろいろと考えてみます。また、お邪魔しない程度に、たまにコメントさせてください (*^^*) よろしくお願いします。

>シェリーさん

シェリーさん、拍手コメントに続いてコメントくださってありがとうございます!

そうですね、ダンブルドアが「スネイプ先生の死を計画した」というとちょっと語弊がある気がします。
「計画通りに事が運べばスネイプ先生が死ぬこともあり得るとわかっていた」程度ではないかと私は考えています。
「先生が、スネイプによるご自分の死を計画なさったのなら、『ニワトコの杖』は、スネイプに渡るようにしようと思われたのですね?」「たしかに、そのつもりじゃった」(7巻35章p.504)
という会話や、その前のページで「あの者が杖を求めようとするに違いないと思うておった」と言っていることから、ヴォルデモートがニワトコの杖の秘密を知って杖を追うようになると予想しながら、その杖の所有権がスネイプ先生に渡ることを計画したことがわかります。
スネイプ先生が無傷でいられると本気で思っていたのかどうかが気になるところです。

> スネイプ先生の死は計画していなかったとしても、スネイプ先生が死ぬときに、ダンブルドアに裏切られたと感じたのなら、本当に悲しいですよね。
全くその通りですね!
ヴォルデモートがニワトコの杖の所有権を巡る秘密を説明した時、スネイプ先生がダンブルドアの意図を裏切りと感じたら、それが何より辛いです。そんな絶望を味わわせたくないです。
スネイプ先生が、瀕死の状態でハリーに真実を告げるという任務を果たしたところを見ると、ダンブルドアに裏切られたとは思っていないかもしれません。そうであって欲しいです。

読み返してお気付きのことなどあったら、またぜひコメントしてください。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。


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