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2017-06

無意識の動作 - 2009.10.21 Wed

二つ目の記憶の中、学校外で魔法を使ってはいけないこと、ホグワーツから入学案内の手紙が来る話、マグル生まれには学校から誰かが説明にくること、などをセブルスはリリーに話して聞かせていました。
その後、リリーがセブルスの家の様子を聞くと、セブルスは眉間に小さな皺を寄せながらも、「大丈夫だ(Fine)」と答えました。
続けて両親について質問するリリーに、セブルスは答えながら、無意識のうちに木の葉をつかみ取ってちぎり始めました。

この場面、最初は木の葉をちぎるセブルスの動作の可愛さばかりに目が奪われていましたが、このタイミングで木の葉をつかみ取った心理がどんなものだろう?と考えると、胸が痛みました。
何か、彼の中で葛藤のようなものがあったのかもしれないと思って。

人との会話中に無意識で物をいじる動作に、どんな意味があるのか私は知りませんが、自分の経験では、ちょっと正面から相手を見られないような状況とか、上手く言えないことをなんとか伝えようと言葉を選んでいる時などに、そんな状態になるような気がしています。

両親が喧嘩ばかりしているのに、「大丈夫」と言うセブルス。
いつも自分にそう言い聞かせて納得しようとしているからなのか、リリーに心配をかけまいとしているからなのかわかりませんが、実際はむしろ全然大丈夫ではないことを、眉間の小さな皺や木の葉をちぎる指先が証明しているようで、とても切ないです。
本当になんていじらしい少年だったのでしょう!

この後、話題が吸魂鬼のことに移ってもこの動作は続きます。
学校外で魔法を使ったら、吸魂鬼に連れて行かれるのではないかと心配するリリーに、吸魂鬼に引渡したりしない!吸魂鬼は本当に悪いことをした人のためにいる、と説明しながら、リリーについて何か言いかけ赤くなったセブルスは、さらに葉っぱをむしりました。
ああ。ここは本当に可愛いです。
この時は、別な意味での葛藤があったのではないでしょうか。
しかし、言えなかったようですが

無意識で葉をむしるなんて、今まで見てきたスネイプ先生からはとても想像がつかない行動です。
でも、大人になってからも、状況によってはそんな場面が見られたかもしれません。私だって今も無意識に同じようなことをやっていますから。
大人スネイプ先生なら、いじるのは杖とか?ローブの一部とか?
想像するとドキドキします。
あ、もしかして、もう少し先の記憶、ハリーが入学して間もない頃と思われる場面で、「凡庸、父親と同じく傲慢、~」などとハリーの悪口を言うスネイプ先生、ダンブルドアの前を往ったり来たりしてましたけど、これって同じ感じじゃないでしょうか?

それから、ヴォルデモートが、32章で杖をもてあそんでいました。
ちょうど、叫びの屋敷にスネイプ先生を呼び出して、スネイプ先生がやってきたばかりと思われる頃。
まだ二人の会話が始まる前、というかハリーが耳にする前、隙間から覗きこんでハリーが見たヴォルデモートは、杖をもてあそんでいました。
スネイプ先生に死を宣告する前、ヴォルデモート本人はもちろん、作者すら気付かないようなわずかな葛藤があったことを願います。

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