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「とっても朝早く」 - 2008.11.19 Wed

ハリーたちがディーンの森に移動してきたのは、クリスマス翌日の、まだ朝早い時間でした。前の滞在地で、暗いうちに起き出したハリーが移動を提案し、その30分後には姿くらまししています。
その時「ここはどこ?」とハリーが聞き、ハーマイオニーがテントを出すためにバッグの口を開けていたことから、「グロスター州のディーンの森よ」(7巻19章p.531)という言葉がフィニアスの耳に飛び込んだことが後の33章からうかがえます。

33章にはこう書かれています。
スネイプが再び校長室に立っているところへ、フィニアス・ナイジェラスが急いで自分の肖像画に戻ってきた。
「校長!連中はディーンの森で野宿しています!(後略)」
(7巻19章p.455)

距離の離れた肖像画同士を行き来するのにどれくらいの時間がかかるのでしょう。
5巻でアーサーがナギニに襲われた時、校長室の肖像画のエバラードとディリスは、ロンドンの魔法省や聖マンゴ魔法疾患傷害病院への往復をダンブルドアから言い付かりました。
スコットランドにあるのではないかと言われるホグワーツ。ロンドンまでとディーンの森まではほとんど同じ距離かややディーンの森の方が近いか、というところなので、同程度の時間がかかると見て良いと思います。どちらも急いでいたことだし。さらに、フィニアスの場合は片道なので、魔法省に行ったエバラードの半分の時間でやってきたのではないかと思います。ダンブルドアが「エバラードとディリスが戻るまでに数分(several minutes)はかかるじゃろう」(5巻22章p.83)と言っているのでその半分、2~3分くらいでしょうか。
で、何が言いたいかというと、ハリーたちの移動から約3分後には、スネイプ先生は早朝にもかかわらず校長室に立っていたということです。

と言いたかったのですが、よく調べたら、冬のこの時期、緯度の高いイギリスの日の出は遅いのでした(汗)
たとえばエジンバラだったら12/26の日の出は朝8時44分、グロスターは8時16分、ロンドンなら8時6分が日の出のようです。
ハリーが暗いうちに起きたと言っても、それが日の出のどのくらい前なのかわかりません。7時起きだったら、別に早くもないかも…

でも、ハーマイオニーも後に「とっても朝早く出発したわ」(7巻19章p.562)と言っているので、やはり早朝だったと思うのです。
そして、早朝から普通に起きて立っていたスネイプ先生の激務を思い、胸を痛めました。

(ここまで日の出が遅いとは誤算でした。早朝のイメージが崩れ、説得力のない文章になってしまいましたが、次に繋げるには必要だったので、敢えてUPしました)

● COMMENT ●

いつも楽しみに読ませて頂いています! 死の秘宝以来スネイプ先生が本当に好きになってしまいました♪日本人なら スネイプ先生のサムライのような生き方に感動する人が多いと思いますが これがイギリス人の創作というのには驚いてしまいます。 自己主張をはっきり表現する文化をもつアメリカや韓国 中国などでは スネイプ先生の評価ってどうなんでしょう、気になるところです
一巻より読み返して新たな発見をするたび胸がときめいてしまう中 最近の小さな発見です♪ アズカバンの囚人15章p396グリフィンドール対スリザリンのクィディッチ戦でのスネイプ先生! ≪スネイプ先生は一番前列に陣取り、みんなと同じ緑をまとい、暗い笑みを漂わせていた。≫とありますが スネイプ先生がパジャマ以来 黒以外の服をお召しになってる貴重なシーンです! ドキドキしましたo(^o^)o

黒以外

ゆき子さん、はじめまして。
いつも読んで下さっているとのこと、ありがとうございます!
>サムライのような生き方
なるほど~
私は7巻を読んだ時、スネイプ先生はとても日本人好みの人なのではないかと漠然と思いましたが、そういうことだったのかもしれません。実際、日本ではとても評価が上がりましたよね。
本当に、他国の人の反応が知りたいです。

このクィディッチ戦で、黒以外の服を着たことは、私もとても重要に考えています。いずれ語るつもりでしたが、意味のあることだと思います。
結局この時だけでしたが、貴重なシーンですよね。素敵です♪

コメントありがとうございました。
また、いらしてくださいね。

イギリスの日の出・日の入りは、本当に感覚が狂いますね…。私も3巻の満月の夜のシーンで、何度も読みながら思わず「えっ?」となったのを思い出しました。あれは学年末でしたから、バックビークを「日没と同時に処刑」といっても10時近くなんですよね。道理で真夜中から戻るのに「3回転」で足りるわけですが、どうも頭で解ってもピンときません^^;

ただ、朝の何時にしろ、クリスマスの翌朝だというのに当然のように校長室に立っていたセブルスには、やはり胸が苦しくなります。この1年の間に果たして1日でも、ホッと気を抜いたり体を休められる時があったのでしょうか。それとも戦争も自分の役目も終盤に近づいているのを日々感じつつ、ひたすら走りきる気概の中に、それなりに充実感を感じて生きていたのでしょうか…。

充実感

RGさん、コメントありがとうございます!
イギリスは日本よりずっと、夏と冬の日の出(や日の入り)の時間に差があるんですね。
7巻はスコットランドで買ったのですが、21時過ぎが普通に明るかったです。やっぱり日が沈んでそんなに経たないうちに発売の0時を迎えました。
で、作者はちゃんと季節を意識した上で書き分けているのでしょうか。

>クリスマスの翌朝だというのに
全くその通りですね。生徒たちもほとんど休暇で家に帰っていたでしょうに、気を抜く暇などなかったかのようです。
少しでもリラックスできる時間があったことを望んでいますが、同時にそんな時間など皆無に等しかったのではないかと考えていたりします。
張りつめた毎日であっても充実感をもっていてくれたのなら、私は救われます。本当にそうであって欲しいです。
けれどその役目も、「ハリーを死ぬべき時に死なせるもの」では、スネイプ先生は、充実感を抱きようがなかったのでは、という気もします。

そこなんですよね…。

せめてダンブルドアが本当のことを教えてあげるか、あるいはむしろ嘘でも何でも「本人が死ぬと信じて身を捧げれば、絶対にヴォルデモートのAKを跳ね返せるんだ」とか言い含めておいてくれたなら。そんな、人の気持ちなど構うアルバスではありませんでしたが。(涙)

だって、いくら何でも、ひどいですよね。普通に考えて、物語の流れ的にも一般常識という意味でも「ハリーを死ぬべき時に死なす作戦」に一番心を痛めるのはリリーのはずです。だからこそスネイプだって身を切るように辛かったろうと思うのですし。だのに、そのことによって本来なら一番の葛藤と責め苦を通り抜けるべきハリーが、なんと母親本人から「偉いわ、死になさい」のチアリーディングをしてもらっちゃうなんて! どうにも納得いきません。セブルスの今までの想いは一体どこへ。

いえ、それ以前に、メッセージとして何ということでしょう。自称キリスト教徒の作者さんがカミカゼ・プロットをこんなに多用していらっしゃるのもビックリですが、私にはリリーの美しい自殺よりもダンブルドアの輝かしい自殺よりも、母に一言も謝らないで死に赴くハリーは衝撃的でした。どんな理由があるにしたって、もらった命を捨てるのは親不孝っていう感覚は無いんでしょうか…。(毒吐きみたいになってしまって申し訳ありません…。)

RGさん、再びコメントありがとうございます!

>嘘でもなんでも
同感です。本当のことは教えられない事情もわからなくもありませんが、それなら、もう少し納得できそうな理由をでっちあげてくれていれば、スネイプ先生も傷つかずに済むものを。

>セブルスの今までの想いは一体どこへ。
そうですよね。リリーが自分の身を犠牲にしても護りたかった命だからこそ護ってきたというのに。ここへ来てリリーが「死になさい」では、スネイプ先生も浮かばれません。

宗教のことには疎いのですが、自分の命を自分で絶つことを罪深いと思う気持ちと、自己犠牲を尊いと思う気持ちは両立できるものなのか、という疑問は持ちました。


(誤字を編集してしまいました、すみません。)

>自分の命を自分で絶つことを罪深いと思う気持ちと、自己犠牲を尊いと思う気持ち

確かに、かたや自己犠牲の尊さを強調するには、よよと泣き崩れるリリーが傍らにいたのでは格好がつきませんね…。難しいところだなとは思いますが、だからこそ安直な解で誤魔化してほしくなかったです。死と正義の問題、いわばシリーズの根幹に関わるモラルの問題なのに。

…っと記事と関係ない話ですのに、どうも引きずってしまってすみませんでした。

難しい~

修正すると再度承認するまで再び非公開になってしまうのが、このコメントシステムの難点です。こちらこそ、ご面倒をおかけしてすみません。一時酷かったスパムコメントが最近見られないので、承認制をやめることも検討しておきますね。

ハリー・ポッターの世界も突き詰めていくと色々難しい壁に突き当たりますね。こうして7巻について語っていくと特にそう思います。私には到底手に負えるものではないような気もします。


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スネイプ先生への愛を語らずにはいられません。         

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