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2017-05

歴代校長たち - 2008.10.29 Wed

校長となったスネイプ先生が、塔の上の円形の校長室を使い、肖像画のダンブルドアと会話していたことは明らかになましたが、肖像画の中の歴代の校長たちは、二人のやり取りを聞いていたのでしょうか。
スネイプ先生の真の姿を知っていたのでしょうか。

フィニアス・ナイジェラスは、ディーンの森にハリーたちがいることをスネイプ先生に伝えています。
「校長!連中はディーンの森で野宿しています!」(7巻33章p.455)
また、フィニアスは、最初に呼び出された時のハリー達の無礼な態度に、訪問することは二度とないと言いながら、その後も数日おきに目隠しつきで現れることに同意しています。
「ハリーの目的を窺い知る機会の誘惑に負けたよう」(7巻16章p.459)とありますが、実際は、フィニアス自身もハリー達の居場所を突き止めようという目的を持っていたように見えます。
「フィニアス・ナイジェラスが何気なくハリーとハーマイオニーの居場所に関する誘導尋問を会話にはさむ~」(7巻16章p.460)
という記述があるからです。
これは現校長のスネイプ先生が、フィニアスに依頼したためと思われます。フィニアス自身はハリー達の無礼な扱いに腹を立て二度と会いたくないけれど、現職校長である上に崇めているスネイプ校長の頼みだからこそ従ったのだと思います。

だとしても、フィニアスは、スネイプ先生がハリーや他の生徒を守る立場にあることは知っていたのでしょうか。
33章を見ると、スネイプ先生がリリーの息子を守ると約束したのも、ヴォルデモートからホグワーツの生徒を全力で守ると約束したのも、ダンブルドアが自分を殺すよう依頼したのも、全て校長室でのことでした。ハリーが死ぬべき時に死ななければならない存在だということをダンブルドアが話したのもやはり校長室です。
肖像画の面々は、一見眠っているようでもしっかり聞き耳を立てているようですから、やはり、ダンブルドアの計画の一部分と、スネイプ先生の役割を知っていたのではないかと思います。
知っていたけれども、その時の現職校長、ダンブルドアやスネイプ先生によって、他言を禁じられていて、他の先生方の耳には一切入らなかったのではないかと思います。それを守らなければならない魔法的な拘束もあって。
スネイプ先生が自分の意思に反してダンブルドアを殺したことを知っているから、先生がまだ校長に就任する前でも校長室に入ることができ、ハリーがプリベット通りの家を離れる日について打ち合わせすることができたのだと思います。

「スネイプ校長は、アルバス・ダンブルドアの数々の奇行なんぞより、もっと大切な仕事で頭が一杯だ」(7巻15章p.445)
とフィニアスは言っています。
ダンブルドアは自分の計画の全てを校長室で語ったわけではありませんから、肖像画の歴代校長たちも真相を把握することは難しかったと思われます。フィニアスには「奇行」と映ったことでしょう。
ただ、スネイプ先生の重要な役割(ハリーを守ることや他の生徒を守ること)やダンブルドアに忠実であることはわかっていて、そのことで頭が一杯な様子も実際理解していたのではないかと思いました。
他の肖像画の歴代校長たちも、単に現職校長に仕える盟約だから、という理由だけではなく、事情を知った上で、スネイプ校長に仕えていたのだと思いたいところです。
そうだとしたら、スネイプ先生はここではヴォルデモートの腹心の振りをする必要はなく、自然のままでいられたことでしょう。
この校長室が、スネイプ先生にとって少しでも息のつける場所だったことを願っています。

● COMMENT ●

こんばんは。

歴代校長の面々はスネイプ校長を支持していたのですね!ホグワーツで彼がまったくの四面楚歌ではなかった事は本当に救いです。

だったら当然、後にスネイプ先生の肖像画も加えられるべきでしょうね!

アルバス・セブルスが入学した時には校長室に肖像画としていらっしゃるのかしら?

生き返るのが無理ならせめて肖像画としてでも居て欲しいです。
寡黙ながらも密かに生徒たちを見守っている歴代校長の一人として。。

肖像画

マジさん、コメントありがとうございます!
歴代校長たちがスネイプ先生を支持していたかどうかはわかりませんが、少なくとも事情は知っているだろうと思いました。だとしたら、四面楚歌ではなかったですよね?
そうなると、スネイプ先生の肖像画がなかった理由がよくわかりません。
その点を考え始めると、どうにも心が乱れて、作者の発言を恨めしく思ってしまいます。19年後にはあったと思いたいです。

>密かに生徒たちを見守っている歴代校長の一人として。。
本当に、その通りだと思います。そうであるに違いありません!


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