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2017-09

外での議論 - 2007.01.31 Wed

ダンブルドアとスネイプ先生の熱い議論を立ち聞きしてしまったハグリッドですが、よく考えると不思議な場面です。

「いつだったか、夜に俺が森から出てきたら、二人で話しとるのがきこえた」(6巻19章p.127)とハグリッドが言ってることから、スネイプ先生と校長は、外で議論をしていたことがわかります。森の外れでしょうか。
誰にも聞かれたくない話だとは思いますが、わざわざ外まで出かけていかなくても、十分秘密の会話はできるような気がします。校長室では、歴代校長たちが耳をそばだてていそうですから、迂闊なことは話せないでしょうが、校長がスネイプ先生の研究室に赴いて話すことは出来るはずだし、むしろその方が立ち聞きの危険性は低いように思います。
外で話したのは、二人とも外にいる必要があった、というか二人でどこかに出かけ、学校外に姿あらわしして歩いて入ってきたところなのかもしれません。

映画「アズカバンの囚人」の特典映像にローリングさんの描いたホグワーツの地図があります。
城から、校門までほぼ一直線の道が描かれています。ハグリッドの小屋はこの道からは少し離れています。絵では城から校門までの距離の半分に相当するくらいの長さです。そこよりさらに少し離れたところに禁じられた森があります。この図を見ると、森のはずれから道での会話を聞くのはちょっと無理かな、という気がします。
が、28章の逃亡シーンでは、校舎の玄関から校門まで向かう途中で、ハグリッドの小屋が燃えるのが見える場面があります。
燃え上がる炎に照らされたスネイプ先生の顔の描写もあるし、ファングの吠え声も聞こえているので、それほど小屋との距離は離れていないと思われます。少なくともファングの吠え声同様、大声の口論も聞こえるに違いありません。

つまり、この19章の立ち聞きの場面は、森から出て自分の小屋に帰ろうとするハグリッドが、校門から入ってきて城に向かう二人の会話を聞いてしまったのではないかと思うのです。ちょうど、後にハリーとスネイプ先生が対峙するあたりでの会話を。

もしそうだとしたら、二人は共にどこに行ったのでしょう?
一緒に出かけるといえば、ダンブルドアとハリーがホークラックスを求めて一緒に出かけました。その時は、城を共に出て、校門までの馬車道を歩き、ホグズミードまでも歩いてから、『姿あらわし』をしています。
スネイプ先生は、指輪の呪いで重症を負ったダンブルドアをすばやく治療したと、ダンブルドアが語っています。それは夏休み中のことでした。そんな時に既にダンブルドアはホークラックスの可能性に気付き、破壊を試みたわけですが、スネイプ先生も、何の呪いか知らずに治療することなどないでしょうから、かなり詳しい状況の説明があったのではないかと思っています。そして、場合によっては、スネイプ先生もホークラックス探しを手助けしていたかもしれません。スネイプ先生が長期にわたって不在だったとの記述はありませんが、ハリーがダンブルドアと洞窟に出かけた時も一晩のうちに帰ってきましたから、その程度の外出がなかったとは言えないと思います。
ダンブルドアの手の治療以外で、スネイプ先生がホークラックス探しや破壊に関わっていたのかどうか、気になるところです。

あるいは、ホグズミードに一杯飲みに行こうと誘われたのでしょうか。
「ときどきわしは、ロスメルタの得意客になるし、さもなければホッグズ・ヘッドに行くのじゃ」(6巻25章p.358)
スネイプ先生が飲みに誘われたと想像するのも楽しいです。断れずにしぶしぶついて行く様子とか。
もちろん、ダンブルドアは最初から重要な話をするつもりで誘うのですが、アルコールも入って、帰り道につい熱く議論してしまい、ハグリッドが聞こえないようにするのが難しかったのかもしれません。
最初は冷静だったスネイプ先生が、アルコールが入ったことによって、本音が出てしまって声が大きくなってしまったとか・・・

などと想像するのは楽しいですが、外で議論する意味が結局よくわかりません。まさか、わざとハグリッドに聞こえるように外で議論したわけではないと、私は思いますが。

● COMMENT ●

外でする理由

はじめまして。最近このページをみつけました。・・・とにかくすごいですね@@!もうスネイプ先生のイメージ三分の二くらいかわっちゃいました^^;
本題ですが、スネイプ先生の研究室だとピーブスに聞かれる可能性があったのでは・・・。だから外にいったのかもしれません。でも、外は外でも、もっと他に場所があったんじゃないかって思います。わざわざ「ハグリットの小屋からそう遠くない」所ではなさなくてもよかった気がします。

はじめまして!

アーロサニカさん、はじめまして。
こちらにいらして、スネイプ先生のイメージが、変わったということでしょうか?それは、とっても嬉しいです。
さて、ピーブズですが、スネイプ先生の部屋には入れないのではないかと思います。4巻25章p.170で「ピーブズは我輩の研究室に入れまい」とスネイプ先生は言っています。呪文で封印してあって魔法使い以外は破れないようです。
強いて言えば、他の先生方が暖炉を使って訪問することもあるでしょうが、それは失礼なことのようなので、何の前触れもなく突然訪問することは、やはりないように思います。外で話す方が、よほど危険な気がします。

コメントありがとうございました!
また遊びにいらしてくださいね。

ハグリット

はじめまして。はじめましてですが、昨年から定期的に拝見&考察の参考にさせていただいています。
さて、本題ですがわざわざハグリットに議論を聞かせたのではないかと思います。この議論を彼が聞けば必ずハリーの耳に入りますし、当然ハーマイオニーが色々と仮説を立てます。彼女があるいはハリーがスネイプ先生の真実に気付くようにダンブルドアが仕組んだのではないでしょうか。もちろんアルコールの手を借りて!!

確かに不思議ですね…。そもそも、この議論ですが、どちらから仕掛けたのでしょう? つまり、(議論の中身が何だったにしろ)スネイプが「ちょっと校長、私の意見も聞いて下さいよ」と苦情を持ちかけたのか、ダンブルが一方的に話題を持ち出したのか…。私は後者だと思うんですね。もう既に命令したことだけれど、部下がイマイチちゃんと納得してなさそうなので、彼が一人きりになる時を見計らって声をかけたのではないかなーと。彼が薬草を取りに行く途中で突然現れて「セブルス、例の件じゃがな」って。

とすると、やっぱり地下の研究室では、セブルスにドアを開けるだけで簡単に議論から逃げられてしまうし、いつ生徒がレポート提出にくるかもわからないし、ひょっとするとハリーたちだの、スネイプへの対抗意識バリバリのドラコだのが拡張耳か何か仕掛けているかもしれないしで、あまりよろしくなかったのかもしれません。だだっぴろい校庭なら、見通しが利くので、誰か困る相手にうっかり聞かれる危険は一番少ない気がします。(…ハグリッドには聞かれてしまったわけですが。)しかも、姿現しできないスネイプに校長を避ける術はなし。うわー、可哀相。

わざと

みつなさん、はじめまして!
昨年から来てくださっているとのこと、ありがとうございます。

わざと聞かせた、というのもあるかな、とは思ったのですが、私には理由が思い浮かびませんでした。
『「やりたくない」と言ったスネイプ先生に無理にやらせようとするダンブルドアの図』として、後にハリー達が思い起こすことはあると思うのですが、それがダンブルドアが仕組んだことにしては回りくどい上に不確かな気がします。
真実を伝えたいなら、記憶の糸のひとすじでも残してくれていればいいと思ってしまって。
でも、言われてみれば、記憶を残した上で、さらに一つの証拠として提示する、というのもあるかもしれないと思いました。スネイプ先生を後々救うことになる措置とか。先生はきっと気付いていないのでしょうが。
わざと、というのも一つの可能性だと思います。

コメントありがとうございました。
またぜひ、お気付きにことがありましたら、教えてくださいね。

待ち伏せ

zerlさん、コメントありがとうございます。

ドラコが今学期、スネイプ先生を避けていたように、スネイプ先生もまたダンブルドアを避けていた、ということですね。
ダンブルドアが、スネイプ先生に話しかけたくて、待ち伏せしていた、とは考えてもみませんでした。
私は、二人で、最近の出来事などを話しているうちに、ヤバイ話に移行していったのだと思っていました。

呪文で封印してある研究室は、伸び耳などは効果がないと思いますが、本人に話す意志がなければ、招きいれもしないでしょうから、待ち伏せもやっぱり可能性はありますね!

こんにちは♪

果穂さんに教えていただき、お邪魔します~♪
でも、もしかしたら検索でこちらに伺ったことあるかも・・・。
それにしてもすごいですね♪
私は物事を順序だてて考察するのが苦手なので、それだけでもう大尊敬です!私はアランファンからスネイプ先生にも気持ちが向いてきた、というようなにわかスネイプファンですが(^_^;これからじっくり読ませていただきたいです。

Re:はじめまして!

ゃや!?そんなことおっしゃってたんですか@@!う~ん、すみません><;気づかなかったです。そしたら、やっぱり中の方が安全ということでしょうか。でも、他のみなさんの言うようにわざとかも。
・・・わかりませんねぇ==;>

はじめまして♪

emiママさん、はじめまして!
果穂さんのところからいらしてくださったのですね。ありがとうございます。
スネイプ先生に気持ちが向いてきたところですか。是非スネイプ先生の魅力の虜になって欲しいです。
アランさんのファンの方には物足りないところもあると思いますが、よろしかったらまた遊びにいらして下さいね。

私も

アーロサニカさん、再びのコメントありがとうございます。
はい、私もよくわかりません。色々な可能性があるのは確かだと思いますが。
でも、こうやって、様々なご意見をうかがえるのはとっても楽しいです。


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