topimage

2017-05

伝言 - 2006.10.18 Wed

ダンブルドアとの個人授業のために、スネイプ先生の罰則を延期してもらったハリーは、その延期した当日、スラグホーンのパーティに招待されます。スネイプ先生に会って延期するよう説得するつもりでいるスラグホーン、ハリーは延期はないだろうと諦めつつ、少し期待していました。が、結局、デメルザ・ロビンズが、罰則を言い渡すスネイプ先生の伝言を伝えにきました。
その内容は、パーティへの招待がいくつあっても今晩八時半に先生の部屋に罰則を受けに来い、というものでした。また罰則は、魔法薬で使うための『レタス食い虫』を、腐ったものとそうでないものとにより分ける仕事で、保護用手袋は不要とのことでした。

このデメルザもそうですが、、スネイプ先生といい、ダンブルドアといい大事な伝言をわりと適当な生徒に頼んでいると思いました。
ダンブルドアの最初の授業を記した羊皮紙を持ってきたのは、前年度のグリフィンドール・クィディッチ・チームのビーターのジャック・スローパーでした。次はジニーが羊皮紙を運んできました。
直接手渡すことが無理でも、ふくろうを使うとか、寮監のマクゴナガル先生や監督生のロンやハーマイオニーに頼む方がよほど信頼がおけるような気がしますが、まあ、ダンブルドアのことは脇に置いておいて。

スネイプ先生は、デメルザにどんな風に頼んだのかが気になります。
だいたい、なぜデメルザなのか。
スネイプ先生が、通りかかったグリフィンドール生に適当に頼むでしょうか。伝言の内容を正しく主観を交えず伝えられる人物を選んだのではないでしょうか。

デメルザは、今年初めてクィディッチチームのメンバーに選ばれました。選抜時、特にブラッジャーを避けるのが上手かったというチェイサーです。後に、練習中、事故でロンにパンチを食らわされますが、文句を言ったのはジニーでした。また、ロンに怒鳴りつけられて泣いてしまったこともありました。
口答えしない、おとなしい少女なのかもしれません。痛みには音を上げないし、言葉には傷ついて泣いても、チームを辞めるとは言い出さないようですから、芯の強さも感じられます。
また、ブラッジャーを避けるのが上手いだけならチェイサーとしては不十分です。的確なパスを送れる判断力などもあるかもしれません。だいたいゴールを決めるのは、ジニーがほとんどですから、ジニーがゴールしやすいようなパスを送っているに違いありません。自分の役割に忠実な誠実な人柄の印象です。
スネイプ先生は、そんな生徒の資質を見抜き、伝言を頼んだのではないかと思います。
スネイプ先生に呼び止められても臆することなく伝言を聞く誠実で賢い少女と、淡々と伝言を伝えるスネイプ先生を想像しました。おそらく、一回しか言わなかったのではないでしょうか。

さて、伝言の内容ですが、レタス食い虫を「魔法薬に使う」と言っていることが気になりました。これは、スラグホーンの魔法薬学の授業で使うのか、スネイプ先生が個人的に使う魔法薬に使うのか。
原文は‘~to use in Potions,~’となっています。この大文字で、且つsのついたPotionsはどうやら授業を指すようです。
私としては、先生が個人的に魔法薬を作る材料なら面白いと思ったのですが、そこはやはり罰則ですから、私的なことをさせたりはしないのですね。
さすがです、スネイプ先生。
きっと罰則の延期を求めにきたスラグホーンに、きっぱり断りながら、罰則に使えるような手助けはないかと聞いたのではないでしょうか。
ハリーに保護用手袋を持ってこないようわざわざ伝言したのも、腐ったレタス食い虫かどうかは、微妙な手の感触で判断する必要があったからに違いありません!

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://legilimens.blog68.fc2.com/tb.php/139-0847db17
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ネックレスの呪い «  | BLOG TOP |  » 独創的

拍手コメントについて

拍手コメントをいただいた時は、その記事のコメント欄にお返事いたします。

プロフィール

二尋

Author:二尋
スネイプ先生への愛を語らずにはいられません。         

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

スクロール式になっています

前ブログからの訪問者数

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

ブログ内検索

RSSフィード