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コウモリ - 2006.09.18 Mon

無言呪文の練習をさせるスネイプ先生。「相変わらず育ちすぎたコウモリそのものの姿で、生徒が練習する間をバサーッと」(6巻9章p.272)動き回ります。

先生がはっきりコウモリに例えられたのは何度目でしょうか。
最初は1巻で、クィレル先生が「育ちすぎたこうもりみたいに飛び回ってくれた」(1巻17章p.424)と言っています。
2巻では「性悪な大コウモリを思わせるスネイプが」(2巻11章p.287)との記述があります。
他の巻ではどうだか思い出せませんが、今回またしてもコウモリと書かれていたことで、以前から気になっていたことを思い出しました。
イソップ物語のコウモリの話です。

鳥と獣が戦争をした時、コウモリはどちらにも属しませんでした。
鳥が優勢になれば自分は鳥の仲間です、と言って鳥に近寄り、また逆に獣が優勢になれば、獣の仲間として近寄ります。戦争が終わり、平和が訪れた時、その行いがバレて、どちらからも、つま弾きされてしまうという寓話です。
実際は、翼はあっても哺乳類ですから、獣の仲間なんですが。

さて、ローリングさんは、様々な神話や昔話を作品に取り入れていらっしゃいますが、このイソップ物語も考慮しているのかどうかが気になります。
確かに黒いマントやローブを翻して歩けば、コウモリのように見えますが、そもそも、いつも黒装束でいることの意味というか作者の意図は、視覚的にコウモリを印象付けるためということはないでしょうか。
例え、その衣装に喪に服す意味や闇の象徴などがあったとしても。

だとすると、スネイプ先生の位置は非常に微妙になります。
敵か味方かというのも実ははっきりしていなくて、状況を読んでは優勢な側についていただけということも考えられるということでしょうか。
以前からこのコウモリに例えられることがとても気になっていたのですが、この仮説を書くのはずっと躊躇っていました。というのは、私自身がこの可能性を否定したい思いが強かったからです。

味方でなくてもいい、ただ、先生には信念を持ってどちらか決めた方の側で動いていて欲しかったからです。状況に合わせて、二転三転する卑屈な人物であって欲しくないからです。
ヴォルデモートの勢力が盛んな時は闇の側、ヴォルデモートが凋落してからは、ダンブルドアの側、ダンブルドア亡き後は、またしてもヴォルデモート側などとは。(こう書くとそのようにも見えますが)

でも、そうは言っても、作者の意図はわかりませんから、一応可能性として書いておきます。もしかしたら、ローリングさん、何度もコウモリに例えたのは、童話のコウモリのようなずるい印象を与えるのが目的で、その目的もかなり達せられて浸透した7巻で、ズバッと読者を裏切る魂胆かもしれません。そうであって欲しいです。
もっとも、私はスネイプ先生が日和見主義だとは露ほども思わないので、コウモリらしくない結果でも、全く裏切られたとは感じませんが。
そして、イギリスにおいて、コウモリの持つイメージがどれほど卑怯なものかは、わかりませんが。

● COMMENT ●

バットマーンひらひら。

こんばんわ。
コウモリという例え、衣装と雰囲気だけでとらえていて、「何かの例え」としては考えていませんでした。
そう。でも確か二重スパイのことを「こうもり」って言いますね。(違ったっけ。寝返る人のことだったけ・・・。)

コウモリのイメージはもう一つ、ドラキュラがあります。スネイプ先生がドラキュラの子孫かもなんていう説もどっかにありました。ハリポに狼男がいるならドラキュラもありってことなんでしょうか??

イソップのコウモリかぁ・・・。ローリング史ありとあらゆる文学・小説参考にしてるみたいだからそれありえますね。

ところで「コウモリ」で思い出すのが、学生時代、後輩からバットマンという走り書きと共に、コウモリがひらひらと四匹描かれていた色紙をもらったこと。
バイトにクラブ二つ掛け持ち、本業にも必死に打ち込んでいた私ですが、あっちもこっちもという感じが逆にどっちつかずのコウモリに映ったのかな、何て思いました。特に嫌味もなかったので軽くながしましたが。それと学生時代は黒い服ばかり着ていたということ。コーディネイトが楽、汚れが目立たく経済的、柄物色物は自分に似合わないので。

そういえば、クリスマス会では、魔法使いのマスコットや組み分け帽子(ハロウィン用かな)みたいな帽子をもらってました。

好きな動物、という欄には必ず、ダチョウとコウモリと描いていました・・・。コウモリって顔が犬みたいでかわいいんです。

スネイプ先生みたいな方はいないなぁと思っていましたが、、、、じ、自分が一番近い??(笑)





こんにちは!
またお邪魔させて頂きました。
コウモリ・・・
そのイソップの話は耳が痛いですねぇ。
私もいつも真っ黒衣装というのが気にはなっていました。
先生は他の登場人物よりも外見の描写が詳しくでていますよね。
私は黒=喪に服す、ハリー両親の死のきっかけを作ってしまった事への後悔と、ハリーをヴォルに立ち向かわせるために見守りつつ育てていく決意を表しているのかなと勝手に思っていました。
かなり先生を正当化しようとしていますが・・・
上のゆうゆうさんのコメントに、こうもり=二重スパイとあったので、だとしたら先生は二重スパイだという1巻からの伏線だったのかなとも思いました。

私は出来れば先生は騎士団の人間だと信じていたいので、闇側?と思う部分をみつけるとつらいのですが、「やっぱりダンブルドアを信じよう」という思いで自分を救っています。
自分でも「優秀なる頭脳に恵まれた」と言い切れてしまう世界一偉大な魔法使いが「完全に信用している」というのですから!
最終的に先生は闇側で、ダンブルドアのすぐ人を信じようとするところが間違いだった・・・みたいな結末はないんじゃないかと。(願望です)

あと、本を読んでいるとたまに「先生とダンブルドアは親戚???」なんて考えが浮かんできます。(妄想です)
1つは同じ鉤鼻、もう1つは身内だからこそ、過酷な使命を与えられたのかなぁと。
自分を殺してスパイを続けろというのが使命だとしたら、本当にむごいですよね・・・。
アイリーンは実はダンブルドアの孫とかひ孫で、先生が唯一の子孫?などと思う半面、でも身内だったら「完全に信用しておる」なんていうのはじじバカで、偉大な校長っぽくないですよね。
やっぱり違うかな・・・。

とりとめもなくてすみません。

コウモリ、鉤鼻

ゆうゆうさん、たけさん、コメントありがとうございます。

ゆうゆうさん
コウモリに二重スパイの意味はあるかどうかはわかりませんが、イソップ童話の内容から『情勢を見て優勢な側につこうとする者に対する蔑称、罵倒語』とウィキペディアでは説明しています。
ドラキュラについては、その容姿から多くの人がスネイプ先生とヴァンパイアの関連を疑い、ローリングさんに質問したことがあったようです。ローリングさんは、関係はあるかと問われ、そうは思わない、というようなことを言っていますが、その答え方も怪しいと言えば怪しいですね。6巻で出てきたヴァンパイアは、全然理性的ではなかったので、その血を引いているとは私は思えませんが。
好きな動物にコウモリを必ず書いていたというのは、マニアックですね。
そうか、ゆうゆうさん自身が、先生に似ているのかもしれませんね。

たけさん
私も、ダンブルドアは間違ってなかったと思っています。たとえ今、闇側にまわったとしても、最終的にはこちらの側に戻ってくると思っています。ダンブルドアはそこまで見越して、「信じておる」と言っていたのではないかと思います。

>ダンブルドアのすぐ人を信じようとするところが間違いだった
こんな味気ない結末ではないと私も信じています。

ダンブルドアがスネイプ先生と血縁関係があるのでは、とは私も考えたことがあります。
でも、日本語では同じ『鉤鼻』と訳されていますが、スネイプ先生は‘hooked nose’、ダンブルドアは‘crooked nose’なので、違う形の鼻なのではないかと思います。
因みに、hooked noseをエキサイト翻訳でひくと、わし鼻と出てきます。crooked noseを引くと斜鼻とでてきます。
そのため、血縁関係についてはあまり疑わなくなりましたが、この鼻の違いが私にはよくわからないので、表現の違いだけの可能性も捨て切れません。
もしかしたら、血縁関係だってあるかもしれませんね。

ありがとうございました!
そうですか、和訳で訳しきれない部分なのでしょうね。
やっぱり原作を英語で読むことが出来たら、さらに面白いのかなぁ・・・と時々思います。

全然関係ありませんがローリングさんの「透明マント」の質問の答えは結局聞けないのでしょうかね?
気になります。。。

よくわからないのですが

結局、今のところ、この鼻の違いは私にはよくわからないんです。
違いがイメージできないのが、残念です。

「透明マント」について聞くべきだったとは、随分思わせぶりですよね。答えを言わないつもりで、言うとは。でも、あまりネタばれを知ってしまうと、想像する楽しみが減るので、このままでもいいかな、と思っています。

ドラキュラ?

はじめまして。
7巻でスネイプ先生の真意を知って以来、急に自分の中でスネイプ先生の株が上がりあれこれ調べ始めた者です。ここのサイトにも何度も足を運ばせていただいてます。細かい考察と鋭い指摘にはいつも驚かされます。

スネイプ先生吸血鬼説を知ってからというもの、探してみると確かにと思わせる文章が次々出てきてびっくりしました。スネイプ外見の描写、6巻冒頭でナルシッサ達に出した「血のように赤いワイン(でしたっけ)」などなど吸血鬼を示唆する表現…噂どおり、吸血鬼の混血なのかもと思っていました。

ここ最近はスネイプ先生熱も冷めかけていたのですが、今日ドラキュラの話を知って「これは!」と思い、つい書き込んでおります;

ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の登場人物ドラキュラ伯爵は最愛の妻を失った悲しみで神への復讐を誓い、亡き妻そっくりの女性を見つけるまでの間、実に400年も吸血鬼として生き永らえたというのです。その間、当然妻の事だけを想い続けていたわけです。

…この一途さ、誰かに似てる…そうだスネイプ先生だ…と思ってハッとしました(笑)

スネイプ先生の異常とも思えるほどのリリーへの執着(言い方悪くてすみません)、死んでもなお想いを募らせるあたりが何かドラキュラ伯爵と重なりませんか?
もちろん、スネイプ先生にはリリーのほかに心を開ける相手がいなかったというのもありますが、それにしても相当な一途さです。
伯爵の400年というのを思えば、スネイプ先生の40年近い片思いも納得できます。
たとえ作者が違うと言おうと、私はスネイプ先生は吸血鬼の子孫だと思うことにしました(^_^;)

余談ですが、ドラキュラ役をシリウス訳のゲイリー・オールドマンが演じたことがあるようです。直接関係はないですが、面白い偶然です。

もうとっくに知っている話でしたらすみません。とにかくスネイプ先生について語れる場所があることはとても嬉しいです。
これからも遊びに来たいと思います。

血のつながり

けろけろさん、はじめまして。
何度も足を運んでくださって、ありがとうございます。

ドラキュラ説が再び浮上しているのですね。
私もドラキュラの小説ははるか昔に読んだことがあった気がするのですが、違う作者なのでしょうか、全然「最愛の妻を失った悲しみ」のあたりに覚えがありません(汗)

フリットウィック先生にゴブリンの血が混じっているということは、ローリングさんが明らかにしていますが、本筋と関係が薄いので作品中には取り込めなかったとサイトで述べています。
同様のことがスネイプ先生になかったとは言い切れませんね。ただ、違う点は、読者からの質問に一方ではゴブリンとの関係を明らかにし、一方では吸血鬼との関係を否定しているということです。
でも、いずれにしても、作者がどう言おうと作品の解釈はそれぞれの読者の自由ですから、けろけろさんが思われたとおりで良いのだと思います。
私の場合はむしろ、ヴァンパイアとの血のつながりがあったかどうかより、その執着の仕方にドラキュラ伯爵のイメージが影響しているのかどうかが気になります。ローリングさんが積み重ねた読書の中にその本があったのなら、どこかで影響しているような気もします。

コメントありがとうございました。
どうぞ、これからも語りたい時に語ってくださいね。今後ともよろしくお願いします。


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