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2017-11

『闇の魔術に対する防衛術』着任 - 2006.08.26 Sat

新学期の宴会の席で全校生徒は、ダンブルドアから、スネイプ先生が新しい『闇の魔術に対する防衛術』の後任の教師になったことを知らされました。
「そんな!」(‘No!’)と大きな声を出し、「どうしていまになって、スネイプが『闇の魔術に対する防衛術』に着任するんだ?」(6巻8章p.253)と教職員テーブルを睨むハリー。

まさに「どうしていまになって」だと思います。
ダンブルドアが、ヴォルデモートの申し出を拒んで以降、一年を越えてその職にとどまった教師は一人もいないとわかっていたのに、なぜ?

スネイプ先生が着任した時から毎年、『闇の魔術に対する防衛術』の教師に応募していたことは5巻のアンブリッジの査察時にわかりました。
一年以上その職にとどまれないというのは、ヴォルデモートの呪いだと思うのですが、スネイプ先生自身は、一度その職についたら最後、二度と教えられない科目とわかっていたのでしょうか。わかっていて応募していたのでしょうか。居心地のよい仕事があったと2章で語ったスネイプ先生が、一つ間違えばホグワーツから去らなければならない職に就きたかったのでしょうか。
私は、先生はずっとホグワーツを去りたくなかったと思っています。
またその職のジンクスも知っていたと思います。

知っていてなお、応募しつづけたのは、自分の役割を承知していて、その時期の判断をダンブルドアに委ねたということでしょうか。いつかホグワーツを去らなければならない日のために、毎年応募し続けたと。
最初にダンブルドアの側についた時から二人の間で取り決められたことだったと思います。
先生が『闇の魔術に対する防衛術』を教えるのは、ハリーが入学以降、できればヴォルデモートに対抗できる高学年を目安に考えられていたことのように思います。もしかしたら、7年生の予定だったかもしれませんが、ヴォルデモートの動きが活発になり、決戦の時が近付いたと判断したために今年になったのかもしれません。

あるいは、ヴォルデモートの復活に備えて、ホグワーツを離れたがっている振りをし続けるために毎年応募して、そしてダンブルドアはそれを承知の上で断り続けたのでしょうか。
ハリーが入学した時、パーシーからスネイプ先生が「クィレルの席をねらっているとみんな知っている」と教えられます。当初は勝手な噂だと思っていましたが、事実だとわかった今、どうして生徒達がそんなことを知っていたのか疑問です。
ダンブルドアが、例えば幽霊を使うなどして噂を広げたのかもしれません。スネイプ先生はホグワーツを離れたたがっていたと後にヴォルデモートに思わせるために。

どちらにしても、スネイプ先生が後悔の念を語ってホグワーツに来た時から、先生の役割はある程度決まっていたのではないかと思っています。そしてハリーが両親を失った時から、ダンブルドアは、ヴォルデモート復活を予想し、予言の内容も考慮しつつ計画を立てていたようです。その中にはスネイプ先生の新しい役割も組み込まれていたと思います。
ハリーの教育に数年携わり、伝えることを伝えたら、最終的にはホグワーツを去り、ヴォルデモート側に付く振りをして最終決戦に臨む段取りができていたとか。だからこそ、ヴォルデモートの復活が明らかになった時、ダンブルドアは敢えてスネイプ先生を行かせたのだと思います。

時が満ちたのだと思います。スネイプ先生に、勝ち誇った表情を見て取ったハリーですが、それは、とうとう来るべき時がきた、という先生の高揚した気分がそう見せていたのではないでしょうか。
ちょうど、4巻でヴォルデモートの下に向かう任務を与えられた際に見せた不思議な目の光と同じように。
ハリー視点で『勝ち誇る』ように見えただけだと思います。

それにしても、ハリー、「あの職は呪われている。(中略)クィレルは途中で死んだくらいだ。僕個人としては、もう一人死ぬように願をかけるよ」(6巻8章p.253)とは何事!?
死ぬように願をかけるとは!!
16歳の少年とはいえ、もう少し命の重みがわかってもいいのでは?
先生は、命懸けであなたを護っているのかもしれないのですよ!!

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