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2017-09

陰口を叩いている連中 - 2006.07.21 Fri

これまでいくつかいただいたコメントから、この二時間の間に、ヴォルデモートは死喰い人達にスネイプ先生の抹殺を命令したかもしれないと思っています。スネイプ先生ほどの人物なら直接手を下すことも考えられますが、今回ダンブルドアに直接かかわらなかったことも考えると、最初はまず死喰い人へ命令したのではないかと思うのです。その後、駆けつけた先生の説明から、撤回したとは思いますが。
そしてこの時、まがりなりにもヴォルデモートはスネイプ先生の言葉を信じた(というか認めた)はずですから、その二時間後以降、賢者の石の入手を妨げたことついては語らなかったと思います。
なので、ベラトリックスが賢者の石のことを知ったのは、この時話を聞いた死喰い人達の誰かが、賢者の石の前に立ちはだかったスネイプ先生のことを直接、あるいは間接的に話したからだと思います。

この時、この場にいたのは、ワームテール、ルシウス、エイブリー、マクネア、クラッブ、ゴイル、ノット、そして声を掛けられなかった何人か。この中の誰かが、賢者の石について語ったとすると、それは客観的な事実として語ったのでしょうか、それともスネイプ先生への不信を含んだ主観で語ったのでしょうか。
ハリー4年生終了時点(6月末?)で、再び二重スパイとなる先生。
ベラトリックスが脱獄したのは、ハリー5年生のクリスマス休暇明けの頃でした。その時、『帝王が賢者の石を手に入れるのを邪魔した』と聞かされたとしたら、そこには主観が入っていたように思えます。
その時点でヴォルデモート側にいると信じられているのなら、あえて、不和を引き起こすようなことを言う必要はないと思うからです。
だとすると、スネイプ先生が二重スパイとして活動中、死喰い人の中には、先生を信じていない人がいたことになります。
一番ベラトリックスと話しそうなのが、ルシウスだと思いますが、ルシウスにスネイプ先生への不信感があったのかどうか。ルシウスという人物の読み込みが十分でないので、私にはよくわかりません。

もし、もっと後、神秘部での戦いの後に知らされたとしたら。
そこで気になるのは、今回ベラトリックスの質問に答える前にスネイプ先生が語った言葉の一つ。「我輩の言葉を、陰口を叩いて我輩が闇の帝王を裏切っているなどとでっち上げ話をする連中に持ち帰るがよい」(6巻2章p.41)
少なくとも、ベラトリックスがスピナーズ・エンドを訪問する時点で、死喰い人の何人かは、スネイプ先生を信じていないということです。
ベラトリックスを除く主要なメンバーは神秘部で捕まっているので、この時点で信じていないのは、その他の名前のわからない死喰い人達でしょうか。後に、ホグワーツに進入してきた死喰い人達でしょうか。
神秘部にいて捕まったとわかっているのは、ルシウス、ノット、ジャグソン、ロドルファス、クラッブ、ラバスタン、ドロホフ、マクネア、エイブリー、ルックウッド、マルシベールです。
ゴイルが神秘部にいたかどうか私には確認できていません。もしゴイルが捕まっていないとしたら、ヴォルデモート復活時に名前がわかっているメンバーではワームテールとただ二人、今も死喰い人として活動中ということになります。
ゴイルやワームテールのような小物から(帝王に重んじられていると自負する)ベラトリックスが直接聞いたとはあまり考えられないような気がします。重要な場面でいつも不在のスネイプ先生を悪く言う死喰い人に対して、そう言えばこんなことがあったと話すくらいはあり得そうなので、そんな死喰い人を経由して聞いたのかもしれません。

いつの時点で誰が話したにせよ、ベラトリックスに話した人物はスネイプ先生に対する不信感を持っていたと考えていいと思います。そして現時点でも、依然スネイプ先生を信じていない人がいるということです。ヴォルデモートがスネイプ先生を信じているかどうかに拘らず。
後に、騎士団員たちもスネイプ先生を疑っていたことがわかりましたが、先生はどこへ行っても疑われていたのですね。
どちらの側にしても、そんな中で活動するのは、やはり相当な信念があってのことだと思います。
スネイプ先生、辛いと思ったことはないのでしょうか。
目的のためには手段を選ばないスリザリン生そのもののような先生、どこかでまことの友を得ることはできたのでしょうか。

● COMMENT ●

敵をだますには

こんばんわ。スネイプ先生はやはり胃が悪いかもと、この考察を読ませていただきあらためて思いました。

敵をだますにはまず味方からとよく言いますけど、この理論に当てはめると、ヴォル側だった場合は味方と思わせておいて、ダンブルドア先生を殺害したということになるかとおもいます。でもこの場合だと、ダンブルドア先生は信じてたけど、騎士団員達は疑ってたし、死喰い人にも疑っている人がいて、味方にしろ敵にしろどちらも完全にだませてないとグレーな人物で、この理論に当てはまらない気が…。
逆にダンブルドア先生側だとすると、ダンブルドア先生を殺害したことで、死喰い人達からは信頼を得るし、不死鳥の騎士団のメンバーからは確実に敵としてみなされるわけで、敵をだますには味方からの理論に当てはめると、味方(不死鳥の騎士団)に敵と思わせておいて実は味方で、敵(死喰い人達)に味方だと思わせてだましているということになるので、この理論が成立することになります。
となると、やはりスネイプ先生は味方かもと思ってしまいます。

JKRさんのコメントに、ダンブルドア先生は私のスポークスマンであるというものがあるんですけど、このコメントを参考に、ダンブルドア先生の言葉=JKRさんの言葉だとすると、スネイプ先生が味方といっているのはダンブルドア先生であり、JKRさんということにと思い、スネイプ先生FANの希望的な観測にしか過ぎないと思っていても、味方だと信じたいです。

スポークスマン

ゆきのさん、いつもコメントありがとうございます。
ゆきのさんのおっしゃるように、今回、ダンブルドアに直接手を下したことで、今まで疑っていた死喰い人達の疑いは間違いなく晴れましたね。そうすると、「敵をだますには、まず味方から」があてはまるのは、6巻27章以降になると思います。それまでは、どちらの側ともはっきりせず、どちらからも疑われていましたから。ちょうど7巻に向けての準備という感じがしますね。
その辺を私は漠然と6巻で裏切れば7巻で戻り、6巻でこちらの側となれば7巻で裏切られると感じていたように思います。すっきりしました。「敵をだますには、まず味方から」ですね。

確かにJKRさんは、ダンブルドアとハーマイオニーを代弁者と語ったことがありましたね。
そういう意味では、この二人は死なないと思ったのですが。今後誰が、ダンブルドアの代わりに作者の言葉を伝えるのでしょう。
私は、ダンブルドアのセリフのうち、物語の状況説明的な部分がJKRさんの言葉だと解釈していました。
でも、ダンブルドアが信じていた気持ちも事実だと思いたいです。
「信じている」という言葉によってつなぎ止めようとしたのではなく。


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