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2017-06

ベラトリックスの質問 その3 - 2006.07.14 Fri

ベラトリックスの質問はまだ続きます。
「闇の帝王が蘇ったとき、おまえはなぜすぐに戻らなかった?」(6巻2章p.40)
この問いには、「二時間後に参上した」と答えています!
4巻で、ダンブルドアから「もし、準備できているなら・・・もしやってくれるなら・・・・・・」(4巻36章p.542)と言われて立ち去った時、スネイプ先生が出かけた先は、ヴォルデモートのところだったのですね。

さて、ダンブルドアの命と聞いて逆上しかけたベラトリックスにスネイプ先生は説明しています。
「二時間待つことで、(中略)確実にホグワーツにスパイとしてとどまれるようにした」(6巻2章p.45)と。
結果的に二時間後にダンブルドアからの依頼がありましたが、その依頼が無かったら、ヴォルデモートの下に参上できなかったはず。未来は不確定なのに、『待つことで、とどまれるようにした』という言い方はおかしい気がします。では、ベラトリックスを欺くだけの言葉と考えてよいのでしょうか。

2年前、ダンブルドアは「君に何を頼まねばならぬか、もうわかっておろう」(4巻36章p.542)と言っています。スネイプ先生は依頼されることを予測していた、と思わせる言葉です。
このことから、やはりダンブルドアとスネイプ先生の間では、既に今後の取り決めができていたのだと思います。闇の印が濃くなってきたことを知らせた日あたりに決めたのではないでしょうか。
『ヴォルデモートが復活したら、召集された際には、再び死喰い人として駆けつけることを依頼することになるだろう』とでも言われていたことになりますね。
二人の間に取り決めができていたとなると、ベラトリックスへの言葉通り、『待てば必ず依頼される、その時まで待って、ダンブルドアの命で参上したことにした』ということも可能になってきます。
もちろん、ベラトリックスへの言葉は詭弁で、実際はダンブルドア側にいるとも考えられます。こうしてみると、スネイプ先生は本当にどちらとも解釈できる行動をとっていて、結局真意はわかりません。
でも先生、必ず依頼があるのがわかっていて、その間辛抱強く待っていたのでしょうか。ダンブルドアの信頼を得るためだけに。時間が経つほどヴォルデモートの信用は薄れていくのに。あまりにも危険な賭けです。
それを考えると、ダンブルドア側として、信念を持って指示に従ったと考える方が自然な気がします。

● COMMENT ●

>スネイプ先生は本当にどちらとも解釈できる行動をとっていて、結局真意はわかりません。

私もそう思います。考えるほど、わからなくなってきています・・・

>時間が経つほどヴォルデモートの信用は薄れていく

そうですよね。しかも、「賢者の石」ではヴォルの邪魔をしてましたし。ヴォルのもとに参上したとき、きっと歓迎はされなかったですよね・・・しばらく磔の呪文で苦しめられたのじゃないかしら(泣)それから、どのようにしてヴォルに忠誠心を見せたのでしょうか。ヴォル側だったら、ぺらぺら(?)しゃべればよいだけですが、ダンブルドア側だったら相当の精神力を必要としたでしょう。優れた閉心術士であれば、闇の帝王をも欺けるとはいえ、ペンシーブに記憶を落としてから向かったのかも?ちょっと話がずれてごめんなさい。

ご不興

千穂さん、コメントありがとうございます。
私も絶対磔の呪文で苦しめられたと思います!!「ご不興を買った」と言っていますものね。
そのことと、ヴォルデモートが許した理由については、次の記事に書いてみました。
あと、ペンシーブに記憶を落としても、完全に記憶が無くなるかどうかよくわからないんです。
スラグホーン先生は、改ざんした記憶とはいえ、一部重なる記憶を二つ抜き取っているので。

こんばんわ

せっかくのお休みなのに、雨続きでちょっと悲しいです。

この2時間なのですけど、ダンブルドア先生の信頼を得るためにといっていますけど、それは本当に必要だったのでしょうか。文章を読むと、以前からヴォル復活時には死喰い人として戻りスパイをすることが決められていた感じです。ヴォルの召集がかかった時点で復活は明らかなのですから、ダンブルドア先生に印を見せて、すぐに指示を仰いでヴォルの元に向かってもダンブルドア先生からの信頼は揺るがなかったと思うのですが……。ただの物語上の都合の可能性も無きにしも非ずですが、ついつい深く考え込んでしまいます。

もしスネイプ先生がヴォル側で意図があって、残ったとすれば、クラウチに協力していて、それがばれると後々困るからとか、つかまっているハリーとの接触を避けたとかという理由があるかもしれませんけど、クラウチの敵鏡には、はっきりとスネイプ先生が映っていましたし(死喰い人だとしても、ライバルとの認識から映った可能性もあるかもしれませんけど)、やはりダンブルドア側と考えるのが妥当だと思っています。

磔の呪文は、私も2、3発くらったと思います。おそらく開心術も。ここで開心術に対抗すれば、ヴォルの信用は得られないのでは無いかと思います。今までのスネイプ先生の行動を読んでいると、どちら側とも取れる行動が多いので、自分の気持ちだけを閉心術で防御し、残りはそのままさらけ出したのでしょうか。そうすれば以前にコメントしました大多数の真実にほんの少しの嘘に当てはまると思います。記憶を改ざんし、改ざんしたということだけを閉心術で防御し、残りの記憶をさらけ出したということも考えられますが……。

ヴォルデモートの前で

ゆきのさん、こんばんは。いつもコメント本当にありがとうございます。
そうですね、ヴォルデモート側としたって、この二時間を待たずに指示を仰いでも、ダンブルドアの信頼は揺るぎませんよね。ダンブルドアと取り決めができていたのなら、対校試合中に印が焼けたのですから、まだハリー達がいないという異変に気づいていない状態ならすぐ知らせることも出来たはず。スネイプ先生、行かないつもりだったのでしょうか。取り決めも不確かなものだったのでしょうか。
もちろん、ローリングさんの都合も考えられますよね。ファッジに闇の印を見せるところは大変劇的でしたから、その部分がなくていつのまにか姿を消していたら、ただ怪しいだけの人物になってしまいますから(笑)

>自分の気持ちだけを閉心術で防御
開心術の原理はよくわからないのですが、私は、やましいことなど感情の揺れをキャッチされるのではないかと思っています。ハリーが見られた過去の記憶も屈辱的だったり、恐怖だったり、ドキドキしていたりしたので。どちらともとれる行動をヴォルデモート側のものとして、何の動揺もなくさらけ出すことができるのではないかと思います。それは、ゆきのさんのおっしゃる自分の気持ちだけを閉心術で防御するのと同じかもしれません。

こんなふうにご意見を伺いながら考え直すと、やはりダンブルドア側として動いていたと考えられるような気がしてきました(もともと願望はそうなのですが)ありがとうございます。


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