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十代のセブルス・スネイプ  - 2006.04.15 Sat

呼びに来たドラコと共に部屋を出て行ったスネイプ先生。続いて部屋を出ようとしたハリーは、ペンシーブから出ている光に誘われるように近付いていきます。正気の沙汰ではないと自覚しつつ、投げやりな気持ちも手伝って、ついにハリーはスネイプ先生の記憶を覗いてしまいました。
ハリーの見た十代のスネイプ先生の様子は「筋張って生気のない感じだった。ちょうど、暗がりで育った植物のようだ。髪は脂っこく、だらりと垂れて机の上で揺れている。鉤鼻を羊皮紙にくっつけんばかりにして、何か書いている」でした。(5巻28章p.345)

この記述、十代の頃のスネイプ先生の様子が克明にわかるので嬉しくなります。
まず、「筋張って」ですが、筋張るというと、私は、痩せてすじ(腱)が浮き上がってみえる状態をイメージします。原文ではstringyとなっています。糸の・ひも状の・繊維質の、などの意味があります。腱が浮き上がった状態を指すのか、体全体が糸のように細いと言う意味なのか、わかりません。どちらにしても痩せていることには違いなさそうですが、わかる方いらしたら教えてください。

「生気のない」というと、生き生きとしていない、どんよりした雰囲気を連想します。原文ではpallidで、青白い・青ざめた・色つやのないという意味です。

「髪は脂っこく~揺れている」までの原文は、His hair was lank and greasy and was flopping on the table,となっています。lankはひょろ長い・縮れていないなどの意味、flopはばたばた動く・ぶらぶら揺れる・ばたっと倒れるなどの意味です。ひょろ長いまっすぐな脂っこい髪が机の上で揺れているのでしょう。

「鉤鼻を羊皮紙にくっつけんばかり」の部分はhis hooked nose barely half an inch from the surface of the parchment で、言葉通りなら、鼻と羊皮紙の距離は半インチ(約1.27cm)ですね。ちょっと近すぎるように思います。目との距離はどのくらいでしょう?
私はどちらかというと日本人にしては鼻が高い方ですが、目と鼻の落差が2.5cmあります。他の家族は平均的な鼻の高さで、だいたい2cmくらいでした。スネイプ先生はその倍と考えて、4㎝としたら、目と羊皮紙の距離は5cmあまりです。
目からの距離が5~6cmのところにある字に焦点を合わせられるか試してみました。左右の視力が1.5の私はむしろ遠視なので、とても焦点は合わせられません。視力0.06の近視の家族にも試してみました。6cmはぎりぎり焦点が合わないようでした。7cmで何とか合いました。スネイプ先生の鼻の高さが5cm近くあるなら、視力は0.06くらい、4㎝以下なら視力はもっと悪いかもしれません。
かなりの近視ですね。眼鏡はかけていないようですが、普段の生活に支障はないのか気になります。ハリーを見る憎憎しげな目つきも実は焦点を合わせるために細めているだけに過ぎなかったりして(妄想です)

また、私は今肩までのストレートヘアですが、この距離で机に顔を近づけると、鼻より先に両側の髪が机に到達します。机まで届く長さだったら、当然羊皮紙に髪はくっつきます、シリウスが言う油染みは、鼻というより髪から油が移るという意味だったのかもしれません。

痩せて青白く生気のない少年が、髪で周囲を遮断し、羊皮紙と自分の書いていく字のみを見つめて一心不乱に試験に取り組むさまに、強く胸を打たれます。この集中力はなんでしょう?大欠伸とよそ見、いたずら書きをするジェームズや、椅子をそっくり返らせてジェームズに合図するシリウスとは大違いです。
試験で高得点を狙うというより闇の魔術への興味から熱心に取り組んでいるように思います。自分の得た膨大な知識を吐き出すことによって整理しているのでしょうか。他の課目での様子も知りたいところです。

● COMMENT ●

過去のコメント

机に接近 (sayano) 2006-04-16 18:03:14

原書と翻訳版を比べるとおもしろいですね。

机にくっつかんばかりに接近しているセブルス少年。私の周りにもそういう人いますし、私もhalf an inchまではいかなくても大学受験の頃にはかなり机に接近してたと思います。視力低下には効果抜群です!
二尋さん、セブルス少年のために(?)実験したんですね!!そこで、私からの提案です。というか、机に密着(に近いですよね)する人を見ていて気づくこと。机に伏せて寝るように顔をななめにして、(おそらく)片方の目で文字を見ています。これなら片方だけでも焦点が合うのではないでしょうか??

個人的に、目を細めている説、賛同します






片方の目 (二尋) 2006-04-16 20:00:18

sayanoさん、コメントありがとうございます。

私、子どもの頃から遠視気味だったので机に接近して字を書いたことってないんです。片方の目の方が焦点って合わせやすいんですか?やってみましたが、よくわかりませんでした。
やはり視力1.5の私にはどうやっても焦点は合わせられない距離のようです。
>机に伏せて寝るように顔をななめにして
この姿勢、かわいいですね。左手(非利き手)の甲に頬を乗せている姿を想像してしまいました



こんにちは。またコメントさせて頂きます。
スネイプ先生はきっと視力はそんなに良く無いと私は思います。だからいつも物や生徒を見るときに、睨んではいないけど視力が悪いから目を細めて見ているから、睨んでいるとか、目つきが悪いと思われるんでしょうね。だれもきっとスネイプ先生が視力が悪いとか知らないでしょうから。映画でも、どのシリーズか忘れましたが、(アズカバンか炎のゴブレット)ハリーとロンが自習のときにお喋りしてるシーンの時、スネイプ先生は本にめっちゃ顔を近ずけて見てましたよね?その本に私はなりたい(照)おっと(汗)すいません。
映画は原作を読んだ人じゃ無いと分からないシーンが結構ありますね。

>アランさん

アランさんこんにちは。
スネイプ先生の視力が悪そうに見えるこの過去の場面、映画では出てこなかったのが残念です。
逆に炎のゴブレットの自習場面は映画オリジナルで原作には出てきません。

スネイプ先生のイメージは、映画と原作とではだいぶ違うだろうと思います。映画のスネイプ先生はなんだかんだ言って優しく紳士でしたが、原作だけで映画を見たことのない人は、結構小汚いスネイプ先生をイメージしているようです💦

いずれにしても、映画は色々省略していて、原作読んでいないと何のことだかわからない場面もいっぱいあると思います。原作を知っているため勝手に補完していて、なかなか気付かないんですが。

確かに原作では自習シーンはありませんが、映画のその時のスネイプ先生はめっちゃ顔を近ずけて本?を読んでいたので、視力が余り良くないよと、言う事を伝えたかったのかなと。

炎のゴブレットの自習シーンを、もう一度見てみて下さい。視力良くないよ、アピールしてますから。

Re: タイトルなし

映画のシーンは見返していませんが、おっしゃることわかりました。
映画では原作にあった視力が悪いことが伝わる場面が無いけれど、(代わりに?)4作目のオリジナル場面で視力が良くないことを伝えようとしている、ということですね。

映画のその場面、本を目の前に持ってきているのは、私は目の前で繰り広げられるハリーたち以外の生徒(フレッド?)の私語を見て見ぬふりするためだと思っていました。「視力が良くないよアピール」という解釈もできるとは興味深いです。

私にはスネイプ先生が私語を見て見ぬふりをする先生には思えなかったので、そのように思いました。

>アランさん

なるほど、そうだったのですね。


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