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2014-10

杖の芯 - 2014.10.09 Thu

杖の芯について考えてみたいと書いてから半年以上が経ってしまいました。
杖の芯については以前日記の方に書いたことがあるのですが、当時の「オリバンダーは三つの芯しか使わないのか」という疑問はPottermoreで解決されました。

以下、Pottermoreより引用したオリバンダーの言葉です。
「私がまだ見習いだったころ、やはり杖作りだった父は、ケルピーのたてがみのような質の悪い芯材に苦労させられていた。それを見て私は、自分はいずれ最高の芯材を見つけ、家業を継ぐころにはそうした芯材だけを使って仕事をしたいという野望を抱いた。そして、その望みは叶った。膨大な実験と調査の結果、私はある 3 つの素材だけが、老舗オリバンダーで売るにふさわしい杖を生み出せると結論づけた」

つまり、本当に三種類、ユニコーンのたてがみとドラゴンの心臓の琴線と不死鳥の尾羽の三つだけが、当代のオリバンダー氏の作る杖に使われているわけです。
オリバンダーさんはジェームズやリリーの杖も作ったのでスネイプ先生の杖を作ったと考えて間違いないと思います。ヴォルデモートの杖すら作ったし。そうなるとやはり、この三つの内一つはスネイプ先生の杖の芯に違いありません。
スネイプ先生の杖の芯を考える上で、今、改めてそれぞれの芯の特徴を比較してみたいと思います。

以前の私は、杖の芯ごとにキャラクターを分けて一番内面が近そうなのがユニコーングループだと感じました。
Pottermoreでは、今まで杖の材質が明らかでなかった登場人物の杖について続々と明かされています。その人物も加えて現時点での杖芯のグループ分けをしてみます(抜けがあったらお知らせ下さい)

・ユニコーン
ロン、セドリック、ドラコ、ネビル、クィレル、ルーピン

・ドラゴンの心臓の琴線
ハーマイオニー、ベラトリックス、ワームテール、ビクトール・クラム、ルシウス、オリバンダー、マクゴナガル、ロックハート

・不死鳥の尾羽
ハリー、ヴォルデモート、セレスティナ・ワーベック、ケトルバーン先生

杖の木と長さが作品中で明らかになっているリリーとジェームズ、依然として芯についての発表はないので分類できませんでした。個人的には、リリーがユニコーン、ジェームズがドラゴンのイメージがあります。
不死鳥の尾羽グループにセレスティナ・ワーベックとケトルバーン先生が入ったことは意外でした。

では、Pottermoreではそれぞれの芯についてどう説明しているのでしょうか。
以下Pottermore第五章 ダイアゴン横町 「杖の芯」より抜粋です。

【一角獣(ユニコーン)】
・概して最も一貫性の高い魔力を生み出し、揺さぶりや妨害を受けにくい。
・一角獣のたてがみを芯に用いた杖はおおむね、闇の魔術に最も感化されにくい。
・あらゆる杖のなかで最も忠実で、最初の持ち主が熟練の魔女や魔法使いであるかどうかにかかわらず、その者との結びつきを強く保ち続ける。
・些細な欠点は、強度の点で劣るという点と(木材で補うことは可能)、取り扱いを極度に誤るとふさぎ込みがちで、たてがみが「死ぬ」こともあり、そうなると芯の交換が必要になるという点

【ドラゴン】
・一般に、ドラゴンの心臓の琴線を用いると、最も強力な杖になる。
・ドラゴンの杖は特に華々しい呪文をかけることができ、他の杖よりも学習が速い傾向にある。
・最初の持ち主から勝ち取られた場合、新たな持ち主に忠誠を示すようになるが、そのときどきの持ち主に対しては常に強い結びつきを保つ。
・ドラゴンの杖は、闇の魔術に最も感化されやすい。とはいえ、自発的にそうなることはない。
・いくぶん気まぐれなところがあるため、3 つの芯材のうち一番事故を起こしやすい。

【不死鳥】
・不死鳥の尾の羽根は最も希少な芯材である。
・使える魔法の幅広さは随一ながら、一角獣やドラゴンの芯材と比べて、その本領を発揮するまでに時間がかかる。
・3 つの芯材のなかでは最も自発性が高く、自分の判断で勝手な振る舞いにおよぶこともある。
・不死鳥の羽根を芯材に使った杖は、決まって持ち主に対する選り好みが激しい。素材の提供元である不死鳥自体が、この世で最も独立心が高く、超然とした生き物であるため。不死鳥の杖は、手なずけるのも、自分好みに調整するのもとりわけ難しく、通常、忠誠を得るのも容易ではない。


闇の魔法に最も感化されにくいのがユニコーンのたてがみで、感化されやすいのがドラゴンの心臓の琴線ということですね。
ハーマイオニーとマクゴナガル先生は“ドラゴン”ですが、闇の魔法に微塵も惹かれなかったので感化されることもなかったということでしょうか。
学生セブルスは闇の魔術に傾倒していきましたが、その後死喰い人に属しつつも闇の帝王を裏切り続けました。死喰い人の中で唯一パトローナスを作り出せたスネイプ先生ですから、その杖も闇の魔法に感化されなかったと言えるようにも思います。闇の魔法を使ってもどこかよそよそしいというか。
しかし、もし“ユニコーン”だとしたら、闇の魔術に傾倒していた間、たてがみが「死ぬ」ことはなかったのだろうか?という疑問もでてきます。「取り扱いを極度に誤った」ことにはならない、ということでしょうか。

忠誠心はどうでしょう。
ユニコーンは最初の持ち主との結びつきが強く、ドラゴンは勝ち取られた方に忠誠心が移動しやすいようです。これは、ドラゴンの方がたやすく勝ち取れるということでしょうか。ドラコの杖をハリーが勝ち取りましたが、ユニコーンのたてがみを芯に持つその杖は、ドラコにも未練を残している、ということでしょうか。ハリーの手にすぐに馴染んだように見受けられたので、この辺の感覚が今一つわかりません。
願望としては、スネイプ先生の杖は、たとえ戦いに負けても簡単には忠誠心が移らないようなタイプであって欲しいです。敵の多そうなスネイプ先生ならなおのこと、杖だけは同じものが忠誠を示していて欲しいです。
スネイプ先生も全然移り気ではないようなので、しばしば新しい杖を購入するようにも思えません。まあ、負けなければどの杖にしても忠誠心は移動しないし、スネイプ先生はそうやすやすと敗れたりはしないでしょうから、その時の持ち主と強い結びつきを持つ“ドラゴン”でも結果は同じなのかもしれませんが。

”不死鳥”はハリーとヴォルデモートという正反対でもあり似たところもある二人の杖に使われています。似たところは、スネイプ先生にも共通する部分でもあり、「スネイプの杖にも不死鳥が使われた」と言われればそうかもしれないと思うでしょう。
それでも、自発性の高さの点では、スネイプ先生の杖の材料ではないように思います。自分の判断で勝手な振る舞いをするような場面が思い当たらないからです。呪文の開発で試行錯誤していたことを考えると、とりあえず常に意のままにはなっていたのではないかと思うのです。

新しい情報を元に考えてても、やはり私の中ではユニコーンのたてがみが優勢です。次いで、「学習が速い」と言われるドラゴンの心臓の琴線の順。
このままいけば、いつか必ずスネイプ先生の杖の材質も明かされそうですが、それまではああでもないこうでもないと考えていきたいものです。

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