2008年09月10日 (水) 22:23 | 編集
死喰い人の集う長テーブルの上で、逆さ吊りになりゆっくり回転していた人物が息を吹き返し、向きが変わるとスネイプ先生に助けを求めました。
「セブルス!助けて!」(7巻1章p.20)
マグル学の教師だったチャリティ・バーベッジ先生でした。
マグル学という選択科目があることは、ハーマイオニーが選択していたことから知っていましたが、先生の名が出たのはこの時が初めてでした。
バーベッジ先生、スネイプ先生のことをセブルスと呼んでいます。
スネイプ先生をファーストネームで呼んでいる先生方を探してみました。
ダンブルドア校長は「セブルス」と呼んでいました。
マクゴナガル先生も、5巻で聖マンゴから退院してきた時は、生徒たちがいたからか「スネイプ先生」「マクゴナガル先生」と呼び合っていましたが、7巻30章では「セブルス」「ミネルバ」と呼び合っていました。ハリーとルーナは傍にいましたが、透明マントに隠れていたので、実質二人だけだったと見てよいと思います。
1巻ではクィレル先生が二人だけの時にやはり「セブルス」と呼んでいましたが、スネイプ先生の方は、「クィレル」と苗字の呼び捨てでした。
3巻ではルーピン先生がハリーの前で「セブルス」と呼びかけ、対するスネイプ先生は「ルーピン」と呼び捨てです。
6巻ではスラグホーン先生が、「セブルス」と呼んでいます。
ざっと見ただけなので、他の先生方がスネイプ先生をファーストネームで呼びかけている場面を見つけられませんでした。
こうしてみると、スネイプ先生をファーストネームで呼んだのは、ダンブルドア・マクゴナガル・クィレル・ルーピン・スラグホーン・バーベッジ先生ということになります。
ダンブルドア・マクゴナガル・スラグホーン先生にとっては教え子だし、ルーピン先生にとっては同級生なのでそう呼ぶのも頷けます。きっとフリットウィック先生やスプラウト先生なども「セブルス」と呼んでいるのではないかと思いました。
クィレル先生がスネイプ先生をファーストネームで呼んだのは、年が近くて親近感を持っていたからでしょうか。スネイプ先生の方は、そうでもなさそうに見えますが(汗)
さて、バーベッジ先生は、スネイプ先生を教えていたことがあるのでしょうか。年齢がわからないので、年下だったら絶対教えていないでしょうが、もし年上だったらとして。
マグル出身のハーマイオニーが「マグルのことを魔法的視点から勉強するのってとってもおもしろいと思うわ」(3巻4章p.75)と言っているので、マグル学を選択しなかったとは言えないような気もします。
ただ、興味の対象が闇の魔術だったり、マグルの父親への感情も決して良いものではなかったように思えることから、選択しなかったような気もします。リリーもマグル出身ではありましたが、ちょっと特別視していたような節もあるので、「リリーがマグルだからマグル学を選択する」という発想はなさそうな気がします。特にスリザリン生として丸2年過ごした後で、その科目を選択するとは私には思えません。
けれど、教わっていなかったとしても、スネイプ先生を「セブルス」と呼ぶバーベッジ先生との関係が希薄だったとは決して言えないと思います。
寮監としての立場からの接触もあったでしょうし、職員室での会話もあったでしょう。
ドラコですらまともに見られなかったのですから、同じ教員として働いた仲間として、この場でバーベッジ先生を見殺しにするのはとても辛かっただろうと思います。
スネイプ先生に助けを求めるバーベッジ先生の最期の言葉は
「セブルス…お願い…お願い…」(7巻1章p.21)
原文は‘Severus...please...please...’(UK版7巻p.17)でした。
原文では、ダンブルドアの最期の言葉とほぼ同じです。
求める内容は違いますが、先生がこの言葉をどんな気持ちで無視したのか、考えるととても辛いです。結局この言葉の後に、スネイプ先生は二人の人間の死ぬところを見たわけですから。
33章の記憶に残されたダンブルドアとの会話で
「いままで、それこそ何人の男や女が死ぬのを見てきたのじゃ?」
「最近は、私が救えなかった者だけです」(7巻33章p.451)
と言っていますが、ここでもまた救えない辛さを味わったのだろうと思います。(ダンブルドアがスネイプ先生のことを、人の死に動じない人のように認識している点についての怒りを語るのは、33章まで保留にしておきます)
三度目に向き合った時、涙をこぼし回転しながらゆっくり離れていくバーベッジ先生の目をスネイプ先生は無表情に見つめ返しました。
本当に無関心なら、見つめ返しもせず、ヴォルデモートの手前むしろ薄ら笑いを浮かべると思います。隠したい感情があったからこそ、表情を変えずにそれを心の隅に追いやったのだと思います。そして、目をそらさずにいたのは、救えなかった相手へのせめてもの償いだったのかもしれないと思っています。
「セブルス!助けて!」(7巻1章p.20)
マグル学の教師だったチャリティ・バーベッジ先生でした。
マグル学という選択科目があることは、ハーマイオニーが選択していたことから知っていましたが、先生の名が出たのはこの時が初めてでした。
バーベッジ先生、スネイプ先生のことをセブルスと呼んでいます。
スネイプ先生をファーストネームで呼んでいる先生方を探してみました。
ダンブルドア校長は「セブルス」と呼んでいました。
マクゴナガル先生も、5巻で聖マンゴから退院してきた時は、生徒たちがいたからか「スネイプ先生」「マクゴナガル先生」と呼び合っていましたが、7巻30章では「セブルス」「ミネルバ」と呼び合っていました。ハリーとルーナは傍にいましたが、透明マントに隠れていたので、実質二人だけだったと見てよいと思います。
1巻ではクィレル先生が二人だけの時にやはり「セブルス」と呼んでいましたが、スネイプ先生の方は、「クィレル」と苗字の呼び捨てでした。
3巻ではルーピン先生がハリーの前で「セブルス」と呼びかけ、対するスネイプ先生は「ルーピン」と呼び捨てです。
6巻ではスラグホーン先生が、「セブルス」と呼んでいます。
ざっと見ただけなので、他の先生方がスネイプ先生をファーストネームで呼びかけている場面を見つけられませんでした。
こうしてみると、スネイプ先生をファーストネームで呼んだのは、ダンブルドア・マクゴナガル・クィレル・ルーピン・スラグホーン・バーベッジ先生ということになります。
ダンブルドア・マクゴナガル・スラグホーン先生にとっては教え子だし、ルーピン先生にとっては同級生なのでそう呼ぶのも頷けます。きっとフリットウィック先生やスプラウト先生なども「セブルス」と呼んでいるのではないかと思いました。
クィレル先生がスネイプ先生をファーストネームで呼んだのは、年が近くて親近感を持っていたからでしょうか。スネイプ先生の方は、そうでもなさそうに見えますが(汗)
さて、バーベッジ先生は、スネイプ先生を教えていたことがあるのでしょうか。年齢がわからないので、年下だったら絶対教えていないでしょうが、もし年上だったらとして。
マグル出身のハーマイオニーが「マグルのことを魔法的視点から勉強するのってとってもおもしろいと思うわ」(3巻4章p.75)と言っているので、マグル学を選択しなかったとは言えないような気もします。
ただ、興味の対象が闇の魔術だったり、マグルの父親への感情も決して良いものではなかったように思えることから、選択しなかったような気もします。リリーもマグル出身ではありましたが、ちょっと特別視していたような節もあるので、「リリーがマグルだからマグル学を選択する」という発想はなさそうな気がします。特にスリザリン生として丸2年過ごした後で、その科目を選択するとは私には思えません。
けれど、教わっていなかったとしても、スネイプ先生を「セブルス」と呼ぶバーベッジ先生との関係が希薄だったとは決して言えないと思います。
寮監としての立場からの接触もあったでしょうし、職員室での会話もあったでしょう。
ドラコですらまともに見られなかったのですから、同じ教員として働いた仲間として、この場でバーベッジ先生を見殺しにするのはとても辛かっただろうと思います。
スネイプ先生に助けを求めるバーベッジ先生の最期の言葉は
「セブルス…お願い…お願い…」(7巻1章p.21)
原文は‘Severus...please...please...’(UK版7巻p.17)でした。
原文では、ダンブルドアの最期の言葉とほぼ同じです。
求める内容は違いますが、先生がこの言葉をどんな気持ちで無視したのか、考えるととても辛いです。結局この言葉の後に、スネイプ先生は二人の人間の死ぬところを見たわけですから。
33章の記憶に残されたダンブルドアとの会話で
「いままで、それこそ何人の男や女が死ぬのを見てきたのじゃ?」
「最近は、私が救えなかった者だけです」(7巻33章p.451)
と言っていますが、ここでもまた救えない辛さを味わったのだろうと思います。(ダンブルドアがスネイプ先生のことを、人の死に動じない人のように認識している点についての怒りを語るのは、33章まで保留にしておきます)
三度目に向き合った時、涙をこぼし回転しながらゆっくり離れていくバーベッジ先生の目をスネイプ先生は無表情に見つめ返しました。
本当に無関心なら、見つめ返しもせず、ヴォルデモートの手前むしろ薄ら笑いを浮かべると思います。隠したい感情があったからこそ、表情を変えずにそれを心の隅に追いやったのだと思います。そして、目をそらさずにいたのは、救えなかった相手へのせめてもの償いだったのかもしれないと思っています。

