スネイプ先生に開心術!!
スネイプ先生についてあれこれ思ったことを綴ります。「ハリーポッター」7巻のネタばれあり。未読の方はご注意ください。
早すぎる登場
2007年03月10日 (土) 21:15 | 編集
ハリーのセクタム・センプラの呪文を受けてドラコが倒れた時、マートルの「人殺し!」の叫び声の直後にスネイプ先生がトイレに飛び込んできました。そのあまりの早さに、驚きます。

このトイレ、どこにあるのか、私にはわかりませんでしたが、八階よりは下の階のようです。八階の談話室から同じく八階の廊下に向かう途中で、ハリーが忍びの地図を見ていて「下の階の男子トイレ」にいるドラコを発見したので。あと、八階から全速力で駆け下りて、1分後に入れる距離のようです。
また、以前マートルと男子トイレで会った時、マートルが「またわたしに会いにここに来るって言ったの」(6巻21章p.214)と言っていることから、いつもドラコは同じトイレでマートルと会っていたようです。
この時は、スネイプ先生の授業の後、トイレに「立ち寄って」います。
スネイプ先生の教室は四階で、この日の授業は朝食の後、1時間ほどしてから始まっていますから、午前中に行われています。四階から、談話室に向かったのか、ホールに昼食に向かったのかによって、トイレの階も変わってきますが、もしかしたら、四階にあったのかもしれません。
となると、スネイプ先生が同じ階の教室付近にいたのなら、マートルの叫び声を聞いて早々に駆けつけてもそんなに不思議はないと思います。

ただ、今回は、ハリーは夕食に向かう途中で、ドラコと会っています。スネイプ先生が四階の教室にいる可能性も皆無ではありませんが、夕食をとるためホールにいたり、地下の研究室にいたりしてもおかしくありません。近くにいなかったとしたら、どうしてそんなに早く駆けつけられるのでしょう。

今年、スネイプ先生は破れぬ誓いをたて、二番目の誓いで、「ドラコに危害が及ばないよう力の限り護ること」を約束しました。それは闇の帝王に関係なくドラコへの危害を防ぐ意味も含まれていたのではないかと思います。ですから、今回のように、同級生の不注意などによって命の危険に晒されることからも護らなければならない状態にあったのではないでしょうか。
ハリーが一年の時、ハリーに「どこにいってもスネイプに出くわすような気がした」(1巻13章p.322)と思わせたスネイプ先生は、全力で守ろうとして、ハリーを監視していたのだと思います。それを考えると、やはり今回も同様にドラコにくっついて歩いていたのでしょうか。
でも、今回はドラコの安全だけでなく、スネイプ先生の生死にもかかわってきますから、もっと事態は切迫しています。
だからと言って、スネイプ先生はいつもドラコのお尻にくっついているわけにはいきませんから、何か警報装置のようなものを持っていたのだろうか、と思いました。

ハリー・ポッターの世界では、既に似たようなアイテムは登場しています。
何か忘れているものがあると赤く光る「思い出し玉」、ウィーズリー家にある家族の居場所を示す時計(12時の場所に「命が危ない」がある)、胡散臭いものがあると光って回り耳をつんざくような音で警報を発する「スニーコスコープ」。
同じような発想のアイテムで監視していたのかもしれません。それはドラコの身の危険を知らせると同時に、居場所も知らせるもので。
さらに、色が変わったり、時計のように針が指したり、という視覚に訴えるものでは眠っている時に気付けません。スニーコスコープのように聴覚に訴えるか、振動など触覚を刺激するものだったのだろうかと想像しています。


それにしても、任務の失敗によってではなく、ハリーが効果も知らないまま使った呪文のために、ドラコが命の危険にさらされるなど、先生は考えてもいなかったでしょう。「君を見くびっていたようだ」と言ったのは、先生の本心だったと思います。
思いがけず誓いを破るところだったのに、その罰則が「今学期中全ての土曜に書類の整理」とは、スネイプ先生、優しすぎると思います。
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