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2006-12

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クリスマスプレゼント - 2006.12.24 Sun

6巻のハリーは、隠れ穴でクリスマスの朝を迎えたので、プレゼントも隠れ穴のベッドの足元にありました。その日のクリスマスランチの席についたのは、ウィーズリー一家とハリー、ルーピン、フラーで、ウィーズリーおばさんは、フラー以外の全員分のセーターを編んだようです。
ということは、前の晩から泊まっているルーピンも、目覚めた時プレゼントを発見したということですね。
スネイプ先生は毎年プレゼントを貰っているのでしょうか。
子どもの時も、大人になってからも。

スネイプ先生は学生時代、クリスマスをどこで過ごしていたのでしょう?不仲に見える両親の存在自体が曖昧で、クリスマスを自宅で過ごしたのか、学校で過ごしたのか、わかりません。
私は、スピナーズ・エンドが自宅だと思っているのですが、今年スピナーズ・エンドがスネイプ先生とワームテール以外の人の気配がなかったことから、両親はいつからか不在になっていると思われます。それが最近のことなのか、先生が学生時代からのことなのかはわかりませんし、そもそも生きているのかどうかもわかりません。
学生当時、両親がいたとしても、スピナーズ・エンドの貧しそうな労働者の家から、何キロも離れたロンドンのキングズクロス駅まで、わざわざ迎えに来てくれるほど、セブルス少年を待っていたようには、私は思えません。部屋の隅で幼い息子を泣かせたままにしていがみ合う両親ですから。
リドルやハリー同様、セブルス少年も自宅に帰るよりホグワーツで過ごすことを望んだような気がしています。

ハリーがホグワーツで最初にクリスマスを迎えた時、プレゼントは期待していませんでしたが、ロンほどの高さはないものの、ベッドの足元にプレゼントを山を発見していました。
ハーマイオニーやハグリッドなど親しい人からのものや、ロンが自分の母親にハリーがプレゼントを貰うあてがないことを知らせたために送られてきた手作りのセーターやらお菓子がありました。
透明マントだって、父親の遺品として入学時に渡すことをせずにクリスマスに贈ったのも、ダンブルドアの配慮かもしれません。
そんな風に、両親のいないことを気遣うロンやダンブルドアのような存在があったり、純粋に贈り物をしたいと思ってくれる友達ができたハリーは、本当に幸せです。今まで足りなかったものが一気に満たされたのではないかと思います。

学生時代、入学当初から、多くの呪いを知っていることを他寮の生徒にまで知られていたり、憂いの篩の中でも明らかに嫌われ者とハリーが感じる状態にあったセブルス少年に、クリスマスプレゼントを用意しようと思う友達がいたのかどうか、疑問です。せめて両親のどちらかからの贈り物があったことを望みます。それもなければ、校長からとか。

何も期待しないで目覚め、やはり何も用意されていなかったことを知り、期待していなかったはずなのに、ベッドの足元に視線を送ってしまった自分に苛立つセブルス少年を想像するのはあまりにも辛いです。
それよりもっと辛いのは、本当に期待も失望もしない、何も感じないセブルスです。
だいたい、普段の学校での様子や家庭環境から、ダンブルドアならプレゼントの有無を察することもできそうです。足元に何もないベッドで目覚める生徒を放置するでしょうか。
きっと1つはセブルス少年もプレゼントを手にしたのではないかと思います。そっと手に取り、包みを開ける時、少しはわくわくする思いを抱いたのではないでしょうか。誰かに愛されたことのあるスネイプ先生ですから、プレゼントを受け取る喜びを知っていたと思います。
知っていて欲しいです。

6巻のスネイプ先生が、どこでクリスマスを過ごしたかは不明ですが、やはり寮監として学校に残る必要があったかな、という気はします。ホグワーツの静かな地下の自分の部屋で、またはスピナーズ・エンドの古いベッドで、寒い朝目覚めたスネイプ先生の足元にも、誰かからのプレゼントが届いていますように。
今も、スネイプ先生のことを気にかけ、スネイプ先生の受け取る様を想像しながらプレゼントを用意し、贈る喜びを感じる人がどこかにいますように。
受け取った先生も、そのことを嬉しいと感じていますように。
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大流行 - 2006.12.16 Sat

憂いの篩で、ジェームズがレビコーパスの呪文を使う場面を見た覚えのあるハリーは、半純血のプリンスが父親ではないかとの期待から、ルーピンに半純血のプリンスを知っているかどうか尋ねます。が、思うような回答は得られません。レビコーパスを発明したのは半純血のプリンスだと言うハリーに、この呪文は五年生の時、二、三ヶ月の間大流行だったというものの、その時代に発明されたものとは限らないとルーピンは言うのでした。

ルーピンは自分達の時代に発明された呪文であるとは思っていないようですが、このレビコーパスは、セブルス少年が開発した呪文であることが、後にわかります。
この呪文がどうしてジェームズの知るところになったか不思議です。
そもそも、教科書に書き込まれた呪文には、無言呪文を示すと思われる(無)の文字が添えられていました。何回もバツ印で消したり書き直したりして苦労したその呪文、たとえ試したのがジェームズに対してであっても、ジェームズは呪文を聞くことはなかったはずです。
なぜ、開発した呪文が漏れたのでしょう?

ルーピンは知りませんでしたが、ジェームズはセブルス少年の開発した呪文だと知っていたのでしょうか。ジェームズは、教科書を手にする機会があったのでしょうか。
使い込まれてどのページにも書き込みのあった『上級魔法薬』の教科書は、きっといつもセブルス少年が大事に持ち歩いていたものだったのでしょう。大事そうに扱う姿を見て、好奇心をもつのは当然な気がします。透明マントを使用して、覗き込んだり、呼び寄せ呪文で取り上げたりした際に目に入ったのだろうか、などと想像します。
それとも、後にそのほとんどが死喰い人となったスリザリンのグループの一員だったということですから、その中で開発した呪文を紹介する必要があったのでしょうか。もともとそのグループの何かの目的のために苦労して開発した可能性もあります。そのグループの他のメンバーの口から伝わっていったのかもしれません。
盗まれたか、裏切りによって漏らされたというところでしょうか。

大流行した時、セブルス少年はどんな気持ちだったのでしょう。
愛をもって闇の魔術を語るスネイプ先生は、やはり自分の発明した呪文を深く愛していたと思います。
後にスネイプ先生は「我輩の発明したものを、汚らわしいお前の父親と同じにこの我輩に向けようというのか?」(6巻28章p.434)と言っていますから。
二、三ヶ月の間ではあっても、校内において、ちょっと動くとたちまち踝から吊り下げられてしまうような状態にあったことを、どんな苦々しい思いで見ていたか。愛するものをもてあそばれて、深く傷ついたに違いありません。どうして彼の大事にするものをそっとしておいてくれないのでしょう!
個人授業で覗かれた記憶を「最悪」としたのは、見物人のど真ん中で、パンツを脱がされそうになったこと以上に、自分の発明した呪文によって逆さ吊りにさせられたことの屈辱によるものだったのかもしれません。

スネイプ先生の挨拶 - 2006.12.09 Sat

日記の方で、スネイプ先生は、廊下で生徒とすれ違っても挨拶を返したりしないんじゃないか、と書きましたが、挨拶している場面もありました。ちょっと6巻から離れて、原作中、実際誰かに挨拶をしている場面を拾ってみようと思います。

1巻16章で、賢者の石がまさに今夜盗まれると考えたハリー達三人にスネイプ先生が「やあ、こんにちは」といやに愛想よく挨拶しています。
今になってみれば、スネイプ先生が愛想良く「やあ、こんにちは」などと挨拶するのは似合わない気がします。
原文では別に愛想良くなどとは書いてないですし。smoothlyですから、他のところでは「なめらかに」とか「澱みなく」とか訳されていたと思います。しかも、ただの‘Good afternoon’なので、「やあ」なんて馴れ馴れしい感じもしないです。
だとしても、‘Good afternoon’というれっきとした挨拶をしているのも事実です。先生、生徒にはそんな挨拶しているのでしょうか。
この時はハリーを守ろうと気を配っていて、警告を与えるために声をかけただけのように思います。この後、スネイプ先生がハリー達に校内で出会っても二度と‘Good afternoon’なんて言わなかったのではないかという気もします。

2巻では、決闘クラブで、ロックハートに対して不機嫌にぐいと頭を下げただけでした。実際はお辞儀をするのが作法のようで、ロックハートはそうしていますし、4巻でヴォルデモートもそう言って無理にハリーの背骨を丸めさせています。

5巻では、アンブリッジの前で皮肉っぽいお辞儀もしています。
皮肉っぽいとか、慇懃無礼とかは、先生の十八番だと思います。

また、6巻ではナルシッサに対し、死喰い人の名を挙げる際にルシウスの名が出てきたとき、軽く頭を下げています。
その後、ブラックを片付けた功績はベラトリックスのもの、と頭を下げ、杯を上げています。
結構、女性に対して腰の低い所があるような気がします。
紳士ですね。魂胆もありそうですけど。

同じく6巻で、「闇の魔術に対する防衛術」の教師に着任した時は、拍手に大儀そう応えて、片手を挙げただけでした。

そして、記述はなかったのですが、スネイプ先生はヴォルデモートの前では、やっぱり死喰い人達が4巻でしたように、跪いてローブにキスするのではないかと思います。会うたびごとにそんなことしているのでしょうか。私のスネイプ先生は気高いイメージなので、そんな卑屈な姿は少し辛いです。

こうしてみると、スネイプ先生の挨拶って、何か魂胆がありそうな時は、ちょっと大袈裟なくらいな挨拶で、本当にしなければならない挨拶は大儀そう(=面倒臭そう、だるそう)に挨拶するんですね(汗)
決闘クラブで、決闘の作法によってお辞儀するのも、簡略化したものだったたし…
やっぱり生徒に対しては、いちいち挨拶していないとの思いを強くしました。

(他にも挨拶の場面はあったかもしれません。見つけられませんでしたが)

好きなわけでも嫌いなわけでもない - 2006.12.03 Sun

隠れ穴の暖炉前で語るハリーとルーピン。ハリーは単刀直入に「ほんとのこと言って、スネイプが好きなの?」と尋ねます。対してルーピンは「セブルスが好きなわけでも嫌いなわけでもない」と答えました。(6巻16章p.18)
スネイプ先生を信じるかどうかの判断は、ダンブルドアに任せているものの、感情としては、好きでも嫌いでもないのですね。

私は、スネイプ先生を好きになる前は3巻のルーピン先生が一番好きでした。
ハリーに対する態度が優しく、温かく包み込んでくれるようで、安心していられたからです。
スネイプ先生に深く惚れこんだ今では、スネイプ先生に対するルーピンの態度が気になるようになりました。ルーピンは人の痛みがわかる人だと思うからです。

月に一度、自分が自分でなくなる恐怖はどんなものなのでしょう。
「変身するのがどんな気持ちなのかわかってからは~」(6巻16章p.21)という表現から、その気持ちがわかるようになったのは、ある程度の年齢になってからのようです。思春期に入るくらいか、もう少し前でしょうか。人が死を恐れるのは、自分が存在しなくなってしまうことを想像することもできないからではないかと私は思っているのですが、『自分でなくなる』こともそれに近いような気がします。
それが、月の満ち欠けに従って、つまり28日周期(笑)でやってくるとしたら、その苦しみはどれ程のものかと思います。さらに偏見に満ちた世界で暮らさなければならない身では。
ルーピンの内面については、熱心なファンの方が深く掘り下げていらっしゃるし、私の洞察力も十分ではないので、これ以上のことは書けませんが。

そんなルーピンは、5巻のスネイプ先生の記憶の中で、ジェームズ達の行為を見て見ぬ振りしていました。それは、やっと得られた安らぎの日々を壊したくなかったからだろうと想像しますが、そのこわばった表情からは、少なくともセブルス少年の受けた行為を、痛みをもって見ていた、ということがうかがわれます。
スネイプ先生にしても、ルーピンが何者であるかを知った時から、その苦しみをわかっていたように思います。教科書丸暗記以上の知識と柔軟な思考を持っていますから。
だからこそ、同じ職場で働くことになった時、態度では憎しみを表しながらも、完璧に脱狼薬を調合したのではないかと思います。ルーピンに対して憎しみを表すのも、ジェームズやシリウスと一緒にいたことで、一括りで見ているだけであって、個人を憎んでいるわけではないと思います。ましてや「見て見ぬ振りをしていて助けてくれなかった」などと恨んでいるとは思えません。
あれだけいろいろなことがあった以上、おそらくけっして親友にはなれない、と言うルーピンですが、色々なことがあったのは、ジェームズとシリウスであってルーピンではありません。好きとか嫌いとかの感情では語れなくても、一番共感し合うことのできる可能性をもった仲なのではないかと思っています。今年からダンブルドアによって人狼たちの間にスパイとして送られたルーピンは、スパイの役割だって心得ているでしょうし、ダンブルドアの求めることもわかっているわけですから。
ダンブルドアの死後、ルーピンはスネイプ先生を信じたダンブルドアを疑うようなことを言っています。でも、もっと後、7巻でダンブルドアの信頼の真相が明かされるようなことがあれば、スネイプ先生の苦しみを理解し、一番胸を痛める人は、多分この人なのではないかと私は思っています。

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