2006年08月06日 (日) 15:29 | 編集
ドラコを手助けできるかもしれないと申し出たスネイプ先生に、ナルシッサは『破れぬ誓い』を結ぶことを要求します。
「『破れぬ誓い』?」と聞きかえしたスネイプ先生、無表情な顔からは何も読み取れません。
先生はここでも閉心術を使って、動揺を悟られないようにしているのでしょうか。この後、ナルシッサの目を見据えた後、誓いを結ぶことを先生は承知したのでした。この時、ヴォルデモートの計画を把握したのではないかと書きましたが、それならナルシッサの望みもまたわかったはず。
既に最初に頼まれたヴォルデモートの説得は断ったスネイプ先生。
先生はどうして誓いを結ぶことを承知したのでしょう。
『破れぬ誓い』がどういうものであるのかが、よくわかりません。後に、16章でロンの話から、破ったら死ぬということがわかりますが。
その拘束力はいつまで継続するか、具体的ではない状況の場合、どこまでが誓いの範囲なのか。
読者には知らされなくても、先生は十分承知しているはずで、破れば自分の命がないような誓いを簡単に立てた理由がわかりません。
誓いは全部で三つありました。
1.闇の帝王の望みを叶えようとするドラコを見守ること
2.ドラコに危害が及ばぬよう力の限り護ること
3.ドラコが失敗しそうな場合は、闇の帝王がドラコに命じた行為を実行すること
日本語にするとわかりにくいのですが、一つ目の見守るはwatch over(監視する、世話する)、二つ目の護るはprotect(保護する、庇う、防ぐ)で、より積極的に守ることを要求しているようです。
誓いは三つ立てるものなのでしょうか。それとも、ナルシッサが欲張って三つも言ったのでしょうか。
内容も、だんだん重くなってきています。一つ目はただ見守るだけ、二つ目はドラコへの危害を阻止するため体を張れと言っているようなもの、三つ目はさらにエスカレートして身代わりになれと言っています。
これを見ると、別に一つ目はいらないような気もします。
そんな風に段階付けた三つの誓いこそが『破れぬ誓い』なのかもしれません。
炎も紐→鎖→縄(あるいは蛇)と、より太いものへと変化していますし。
三つ目の誓いで、ナルシッサがまだ全部言い切らないうちに、ピクリと手が動いたのは、先生の動揺を如実に示していると思います。
先生、次に来る質問を想定していたと思うのですが、事の重大さを改めて認識し、覚悟を決めた瞬間だったのでしょうか。一瞬の沈黙の間に、ダンブルドアの命とドラコと自分の命を秤にかけたのでしょうか。
全ては最終的なダンブルドアの計画の遂行のために?
ナルシッサにドラコを守る以外の他意はないと私は思います。スネイプ先生への信頼も本物だと思います。ただひたすら自分の息子を大事に思っていることも、なりふり構わないのも理解できます。
でも、この三つの誓いによって、スネイプ先生に文字通り命を懸けさせた事の重みはわかっているのでしょうか。
「本気で護らないとあなたも死ぬわよ」という脅しだけでは済みません。本当に人を一人殺す可能性のある誓いだということを自覚しているのでしょうか。
物語全体を通して言えることですが、スネイプ先生の命が軽く扱われすぎているようで、辛くてたまりません。命懸けの任務ばかりで、先生、気の休まる時が全然ないじゃないですか!!
そして、本気で護ったとしても、闇の帝王さえ成し遂げなかったことである以上、スネイプ先生も実行できずにドラコより先に死んでしまったら、結局ドラコを守ることができないこともナルシッサはわかっているのでしょうか。ダメで元々と、藁をも縋る気持ちだったのでしょうか。
この誓い、いつまで継続するのか非常に気になります。
三つ目については、具体的に闇の帝王が命じたことをドラコに代わって実行したと思われるので、もう効力はないかもしれません。
また、一つ目の『闇の帝王の望みを叶えようとする私の息子、ドラコを〜』についても今回の命令に従おうとすることに限定されれば、効力はなくしたかもしれません。
誓いが三つで一組なら、あるいは、『闇の帝王の望みを叶えようとする』が二つ目の誓いにもかかってきていたら、二つ目の誓いも帳消しになったでしょう。
でもそれぞれに効力があるのなら、二つ目の誓いには先生をまだ拘束する力があるかもしれません。
また、闇の帝王が新たにドラコに命令することがあったら、それはこの誓いに含まれるのでしょうか。今回の誓いで、帝王の具体的な望みを示さなかったことが不安になります。
誓いの効力が失われていなければ、ドラコに危害が加わらないよう、先生は今後も体を張って庇わなければならないのでしょうか、一生。
それはお互いどうなのでしょう?さすがに鬱陶しいのでは?
どこかで先生が解放されますように。
庇いきれず、先生が死ぬような結末ではありませんように。
「『破れぬ誓い』?」と聞きかえしたスネイプ先生、無表情な顔からは何も読み取れません。
先生はここでも閉心術を使って、動揺を悟られないようにしているのでしょうか。この後、ナルシッサの目を見据えた後、誓いを結ぶことを先生は承知したのでした。この時、ヴォルデモートの計画を把握したのではないかと書きましたが、それならナルシッサの望みもまたわかったはず。
既に最初に頼まれたヴォルデモートの説得は断ったスネイプ先生。
先生はどうして誓いを結ぶことを承知したのでしょう。
『破れぬ誓い』がどういうものであるのかが、よくわかりません。後に、16章でロンの話から、破ったら死ぬということがわかりますが。
その拘束力はいつまで継続するか、具体的ではない状況の場合、どこまでが誓いの範囲なのか。
読者には知らされなくても、先生は十分承知しているはずで、破れば自分の命がないような誓いを簡単に立てた理由がわかりません。
誓いは全部で三つありました。
1.闇の帝王の望みを叶えようとするドラコを見守ること
2.ドラコに危害が及ばぬよう力の限り護ること
3.ドラコが失敗しそうな場合は、闇の帝王がドラコに命じた行為を実行すること
日本語にするとわかりにくいのですが、一つ目の見守るはwatch over(監視する、世話する)、二つ目の護るはprotect(保護する、庇う、防ぐ)で、より積極的に守ることを要求しているようです。
誓いは三つ立てるものなのでしょうか。それとも、ナルシッサが欲張って三つも言ったのでしょうか。
内容も、だんだん重くなってきています。一つ目はただ見守るだけ、二つ目はドラコへの危害を阻止するため体を張れと言っているようなもの、三つ目はさらにエスカレートして身代わりになれと言っています。
これを見ると、別に一つ目はいらないような気もします。
そんな風に段階付けた三つの誓いこそが『破れぬ誓い』なのかもしれません。
炎も紐→鎖→縄(あるいは蛇)と、より太いものへと変化していますし。
三つ目の誓いで、ナルシッサがまだ全部言い切らないうちに、ピクリと手が動いたのは、先生の動揺を如実に示していると思います。
先生、次に来る質問を想定していたと思うのですが、事の重大さを改めて認識し、覚悟を決めた瞬間だったのでしょうか。一瞬の沈黙の間に、ダンブルドアの命とドラコと自分の命を秤にかけたのでしょうか。
全ては最終的なダンブルドアの計画の遂行のために?
ナルシッサにドラコを守る以外の他意はないと私は思います。スネイプ先生への信頼も本物だと思います。ただひたすら自分の息子を大事に思っていることも、なりふり構わないのも理解できます。
でも、この三つの誓いによって、スネイプ先生に文字通り命を懸けさせた事の重みはわかっているのでしょうか。
「本気で護らないとあなたも死ぬわよ」という脅しだけでは済みません。本当に人を一人殺す可能性のある誓いだということを自覚しているのでしょうか。
物語全体を通して言えることですが、スネイプ先生の命が軽く扱われすぎているようで、辛くてたまりません。命懸けの任務ばかりで、先生、気の休まる時が全然ないじゃないですか!!
そして、本気で護ったとしても、闇の帝王さえ成し遂げなかったことである以上、スネイプ先生も実行できずにドラコより先に死んでしまったら、結局ドラコを守ることができないこともナルシッサはわかっているのでしょうか。ダメで元々と、藁をも縋る気持ちだったのでしょうか。
この誓い、いつまで継続するのか非常に気になります。
三つ目については、具体的に闇の帝王が命じたことをドラコに代わって実行したと思われるので、もう効力はないかもしれません。
また、一つ目の『闇の帝王の望みを叶えようとする私の息子、ドラコを〜』についても今回の命令に従おうとすることに限定されれば、効力はなくしたかもしれません。
誓いが三つで一組なら、あるいは、『闇の帝王の望みを叶えようとする』が二つ目の誓いにもかかってきていたら、二つ目の誓いも帳消しになったでしょう。
でもそれぞれに効力があるのなら、二つ目の誓いには先生をまだ拘束する力があるかもしれません。
また、闇の帝王が新たにドラコに命令することがあったら、それはこの誓いに含まれるのでしょうか。今回の誓いで、帝王の具体的な望みを示さなかったことが不安になります。
誓いの効力が失われていなければ、ドラコに危害が加わらないよう、先生は今後も体を張って庇わなければならないのでしょうか、一生。
それはお互いどうなのでしょう?さすがに鬱陶しいのでは?
どこかで先生が解放されますように。
庇いきれず、先生が死ぬような結末ではありませんように。

