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2006-07

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ベラトリックスの質問 その4 - 2006.07.27 Thu

ベラトリックス最後の質問です。「ハリー・ポッターはなぜまだ生きているのだ?五年間もおまえの手中にあったというのに」(6巻2章p.41)

この質問への答えも、最初はまるでずれていて、もしハリーを殺していたら、闇の帝王は蘇ることができなかったと、ただの結果論を述べています。その点を当然ベラトリックスは突いてきて、スネイプ先生は、「ポッターの存在を残念に思っておられない理由を説明しようとしているだけ」(6巻2章p.48)と言い、その後ようやくハリーを殺さなかった理由を説明しています。
今までのいくつかの質問と同様、即答を避けているのは、この時間差で話の辻褄を合わせているためで、この部分も本心を語っているわけではないと思います。

ハリーを殺さなかった理由として、ダンブルドアのお気に入りの生徒を殺したり、見殺しにしたりすれば自分がダンブルドアの庇護のもとにいられなくなるから、としています。
ホグワーツに居残った理由としてアズカバン行きより居心地の良い職場があったからと言ったのと矛盾しません。確かに、ハリーを殺せば、ダンブルドアの信用はなくなるでしょうが、他の先生と同程度にハリーの危機に気付かない振りをして見殺しにしても、決してダンブルドアの信用はなくならないでしょう。ここは、先生は積極的にハリーを守ってきたのだと解釈しています。

さらに、ハリーの能力に興味を持っていたことも語られます。これはとても興味深い説明です。
多くの死喰い人は、生き残ったハリーこそ偉大な闇の魔法使いで、擁立すべき旗頭ではないかと考えていたため、先生自身も興味があり、すぐ殺さなかった、しかし結局特別な能力がないことはすぐ読めた、と説明しています。
先生は、予言を盗み聞きした張本人ですから、ハリーがヴォルデモートを打ち破る力を持つ可能性があると知っていたはずです。そして既に述べた通り、スネイプ先生自身は、闇の帝王は滅したと思ったと発言しているものの、実際は生き延びたことを知っていたと私は思っています。
ですから、初めから他の死喰い人のように、『擁立すべき旗頭』などとは考えず、対抗し得る存在と認識していたと思うのです。

(話は逸れますが、死喰い人は『誰かを旗頭として』行動することしかできない他力本願な人々なのでしょうか。スネイプ先生はそういうタイプではないと思うのですが)

先生はダンブルドア同様、いつか必ずヴォルデモートが復活するとわかっていて、その力を打ち破る者としてハリーに期待するものもあったのではないでしょうか。
そして、実際スネイプ先生が言っているように、特別な才能はないと読み、最初からレベルの高い教育をしてきたのかもしれません。
最初の授業でいきなり、『生ける屍の水薬』の材料やら、後にロンの命を救うことになるベゾアールの探し方など聞いてくるくらいですから。また、閉心術の課外授業の場面では、ヴォルデモートに対抗できる能力を身につけさせたいという思いが滲み出るような熱のこもった教え方をしています。特に最初の閉心術の授業で、感情を無にすることが難しいと言うハリーに対し「なれば、やすやすと闇の帝王の餌食になることだろう!」「鼻先に誇らしげに心をひけらかすバカ者ども。感情を制御できず、悲しい思い出に浸り、やすやすと挑発される者ども―言うなれば弱虫どもよ―帝王の前にそいつらは何もできぬ!ポッター、帝王は、やすやすとおまえの心に侵入するぞ!」(5巻24章p.185)と言ったあたり、とても役割を上手に演じているとは思えません。むしろ感情的になって、本心が出ているように思えます。

スネイプ先生がハリーを五年間も手中に置きながら、殺さなかったのは、自分の身を守るという消極的な理由からでなく、ハリーをヴォルデモートに対抗し得る存在に育て上げることが目的だったからではないかと私は思います。なぜそうしようとしたか、までは説明できないのですが。
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陰口を叩いている連中 - 2006.07.21 Fri

これまでいくつかいただいたコメントから、この二時間の間に、ヴォルデモートは死喰い人達にスネイプ先生の抹殺を命令したかもしれないと思っています。スネイプ先生ほどの人物なら直接手を下すことも考えられますが、今回ダンブルドアに直接かかわらなかったことも考えると、最初はまず死喰い人へ命令したのではないかと思うのです。その後、駆けつけた先生の説明から、撤回したとは思いますが。
そしてこの時、まがりなりにもヴォルデモートはスネイプ先生の言葉を信じた(というか認めた)はずですから、その二時間後以降、賢者の石の入手を妨げたことついては語らなかったと思います。
なので、ベラトリックスが賢者の石のことを知ったのは、この時話を聞いた死喰い人達の誰かが、賢者の石の前に立ちはだかったスネイプ先生のことを直接、あるいは間接的に話したからだと思います。

この時、この場にいたのは、ワームテール、ルシウス、エイブリー、マクネア、クラッブ、ゴイル、ノット、そして声を掛けられなかった何人か。この中の誰かが、賢者の石について語ったとすると、それは客観的な事実として語ったのでしょうか、それともスネイプ先生への不信を含んだ主観で語ったのでしょうか。
ハリー4年生終了時点(6月末?)で、再び二重スパイとなる先生。
ベラトリックスが脱獄したのは、ハリー5年生のクリスマス休暇明けの頃でした。その時、『帝王が賢者の石を手に入れるのを邪魔した』と聞かされたとしたら、そこには主観が入っていたように思えます。
その時点でヴォルデモート側にいると信じられているのなら、あえて、不和を引き起こすようなことを言う必要はないと思うからです。
だとすると、スネイプ先生が二重スパイとして活動中、死喰い人の中には、先生を信じていない人がいたことになります。
一番ベラトリックスと話しそうなのが、ルシウスだと思いますが、ルシウスにスネイプ先生への不信感があったのかどうか。ルシウスという人物の読み込みが十分でないので、私にはよくわかりません。

もし、もっと後、神秘部での戦いの後に知らされたとしたら。
そこで気になるのは、今回ベラトリックスの質問に答える前にスネイプ先生が語った言葉の一つ。「我輩の言葉を、陰口を叩いて我輩が闇の帝王を裏切っているなどとでっち上げ話をする連中に持ち帰るがよい」(6巻2章p.41)
少なくとも、ベラトリックスがスピナーズ・エンドを訪問する時点で、死喰い人の何人かは、スネイプ先生を信じていないということです。
ベラトリックスを除く主要なメンバーは神秘部で捕まっているので、この時点で信じていないのは、その他の名前のわからない死喰い人達でしょうか。後に、ホグワーツに進入してきた死喰い人達でしょうか。
神秘部にいて捕まったとわかっているのは、ルシウス、ノット、ジャグソン、ロドルファス、クラッブ、ラバスタン、ドロホフ、マクネア、エイブリー、ルックウッド、マルシベールです。
ゴイルが神秘部にいたかどうか私には確認できていません。もしゴイルが捕まっていないとしたら、ヴォルデモート復活時に名前がわかっているメンバーではワームテールとただ二人、今も死喰い人として活動中ということになります。
ゴイルやワームテールのような小物から(帝王に重んじられていると自負する)ベラトリックスが直接聞いたとはあまり考えられないような気がします。重要な場面でいつも不在のスネイプ先生を悪く言う死喰い人に対して、そう言えばこんなことがあったと話すくらいはあり得そうなので、そんな死喰い人を経由して聞いたのかもしれません。

いつの時点で誰が話したにせよ、ベラトリックスに話した人物はスネイプ先生に対する不信感を持っていたと考えていいと思います。そして現時点でも、依然スネイプ先生を信じていない人がいるということです。ヴォルデモートがスネイプ先生を信じているかどうかに拘らず。
後に、騎士団員たちもスネイプ先生を疑っていたことがわかりましたが、先生はどこへ行っても疑われていたのですね。
どちらの側にしても、そんな中で活動するのは、やはり相当な信念があってのことだと思います。
スネイプ先生、辛いと思ったことはないのでしょうか。
目的のためには手段を選ばないスリザリン生そのもののような先生、どこかでまことの友を得ることはできたのでしょうか。

ダンブルドアの依頼 - 2006.07.16 Sun

二年前、ダンブルドアの依頼で、ヴォルデモートが復活してから二時間後に、その下に駆けつけたスネイプ先生。
それにしても、なんと恐ろしい依頼でしょう。
十数年ホグワーツで過ごした元死喰い人が、召集されたからと、のこのこ出て行ったら、しかも遅れて出かけたら、どんな目に遭うことか。
ダンブルドアがこの時、微かに心配そうな色を浮かべてスネイプ先生の後姿を見送った意味がやっとわかりました。一つ間違えば、殺されていたでしょう。
確かに、スネイプ先生はベラトリックスにこう語っています。
「我輩が遅れたことで、はじめは闇の帝王のご不興を買った」「闇の帝王は、我輩が永久にお側を去ったとお考えになったが、帝王が間違っておられた」(6巻2章p.45~46)
ご不興を買ったということは、磔の呪文の一つや二つはかけられた、ということだと思います。
しかも、2年前にヴォルデモートが復活した際に、「一人は永遠に俺様の下を去った……もちろん、死あるのみ」(4巻33章p.451)と言っていることから、『永遠に俺様の下を去った』と考えたスネイプ先生が二時間遅れで駆けつければ、有無を言わさず殺してしまう可能性もあったはずです。

二時間後に現れたスネイプ先生を殺さなかったのは、先生の示した忠誠心を信用したというより、やはりダンブルドアの信頼を得ていたことの有用性が認められたからではないかと思います。
後に13章で、ダンブルドアは死喰い人の多くが、自分はヴォルデモートの信用を得ているなどと主張することについて「欺かれておる」と言っています。スネイプ先生も例外ではないはず。ヴォルデモートはスネイプ先生の能力を評価していても、決して信じてはいないと思います。
自己充足できる人なのです。スネイプ先生はいても、いなくても同じだけれど、使えるうちは使っておこうと考えているのだと思います。
そして、ダンブルドア亡き6巻後、その有用性にも変化があったのではないかと心配しています。

結果的に殺されはしませんでしたが、ダンブルドアはもっと早く、指示を出してもよかったのではないでしょうか。少なくとも、クラウチJr.の自白直後とか。マダム・ポンフリーやファッジを呼びに行かせるなどの雑用は、他の誰かに任せることもできたはずです。
確かにハリーはセドリックの死を目の当たりにし、自身も辛うじて帰還したところでしたから、ダンブルドアはハリーのことで手一杯だったとは思います。でも、一つ間違えば、もう一人の教え子を死に追いやったかもしれないタイミングでした。
お願いだから、スネイプ先生をもっと大事にして、と思わずにはいられません(泣)

ベラトリックスの質問 その3 - 2006.07.14 Fri

ベラトリックスの質問はまだ続きます。
「闇の帝王が蘇ったとき、おまえはなぜすぐに戻らなかった?」(6巻2章p.40)
この問いには、「二時間後に参上した」と答えています!
4巻で、ダンブルドアから「もし、準備できているなら・・・もしやってくれるなら・・・・・・」(4巻36章p.542)と言われて立ち去った時、スネイプ先生が出かけた先は、ヴォルデモートのところだったのですね。

さて、ダンブルドアの命と聞いて逆上しかけたベラトリックスにスネイプ先生は説明しています。
「二時間待つことで、(中略)確実にホグワーツにスパイとしてとどまれるようにした」(6巻2章p.45)と。
結果的に二時間後にダンブルドアからの依頼がありましたが、その依頼が無かったら、ヴォルデモートの下に参上できなかったはず。未来は不確定なのに、『待つことで、とどまれるようにした』という言い方はおかしい気がします。では、ベラトリックスを欺くだけの言葉と考えてよいのでしょうか。

2年前、ダンブルドアは「君に何を頼まねばならぬか、もうわかっておろう」(4巻36章p.542)と言っています。スネイプ先生は依頼されることを予測していた、と思わせる言葉です。
このことから、やはりダンブルドアとスネイプ先生の間では、既に今後の取り決めができていたのだと思います。闇の印が濃くなってきたことを知らせた日あたりに決めたのではないでしょうか。
『ヴォルデモートが復活したら、召集された際には、再び死喰い人として駆けつけることを依頼することになるだろう』とでも言われていたことになりますね。
二人の間に取り決めができていたとなると、ベラトリックスへの言葉通り、『待てば必ず依頼される、その時まで待って、ダンブルドアの命で参上したことにした』ということも可能になってきます。
もちろん、ベラトリックスへの言葉は詭弁で、実際はダンブルドア側にいるとも考えられます。こうしてみると、スネイプ先生は本当にどちらとも解釈できる行動をとっていて、結局真意はわかりません。
でも先生、必ず依頼があるのがわかっていて、その間辛抱強く待っていたのでしょうか。ダンブルドアの信頼を得るためだけに。時間が経つほどヴォルデモートの信用は薄れていくのに。あまりにも危険な賭けです。
それを考えると、ダンブルドア側として、信念を持って指示に従ったと考える方が自然な気がします。

ベラトリックスの質問 その2 - 2006.07.08 Sat

ベラトリックスの質問への回答について、引き続き考えてみます。

「帝王が消え去ったとき、どうして一度も探そうとしなかった?」
(6巻2章p.40)
他の者と理由は同じだとまず答えています。グレイバックやルシウスや他の名を挙げて、その他多数が探さなかったと言った後、初めて「あの方はもう滅したと思った」と質問に対する答えを言っています。
このワンクッションに私はごまかしのようなものを感じます。自分が本当にそう思っていたのなら、他の者を引き合いに出す必要など全くないからです。スネイプ先生は、ヴォルデモートが本当に滅したと思っていたのでしょうか。
4巻で、先生はファッジに闇の印を見せながら「今年になってからずっと鮮明になってきていた」(4巻36章p.536)と話しています。それはつまり、ワームテールがユニコーンの血やナギニの毒などから魔法薬を作り、まがりなりにもヴォルデモートが自分自身の体(赤むけのどす黒い小さな縮こまった人間のようなもの)を持ち始めたころからを指しています。完全な肉体を取り戻さなくても、印に変化があったのなら、今まで霊魂にも満たない状態で存在し続けていた頃から何かに乗り移った状態にあった時にも変化はあったのではないでしょうか。
クィレルに乗り移った時などは特に、ユニコーンの血も飲んでいたことだし、闇の印に変化がなかったとは思えません。
だからこそ、1巻でクィレルに対し、「どちらの側につくか」という言い方をしたのだと思います。
私は、スネイプ先生は、ヴォルデモートが本当に滅したと思ってはいなかったと思います。

「闇の帝王が『賢者の石』を手に入れようとしたとき、おまえはどうして邪魔をした?」(6巻2章p.40)
この問いに対する答えも、「たやすくお答えできる」と言いながら、的確さを欠いているように思います。
『自分がどうして邪魔をしたか』ではなく、『闇の帝王が信用してくれなくて姿を現さなかったから』現実に眼にしたのはクィレルが石を盗もうとしているところで、それを全力で挫こうとしたという答えです。
闇の帝王が生きていることに気付かなかった、ということでしょう。
これも、1巻でクィレル先生に「どちらの側につくか」と選択を迫っていることから、帝王の存在に気付いていなかったとはとても思えません。
また、5巻でダンブルドアは、ヴォルデモートが力を失った直後から、何年先になるかわからないまでも、必ず戻ってくる確信があったとハリーに話しています。もと死喰い人で、スパイとして活動していたスネイプ先生に、ダンブルドアがその可能性を語らなかったとも思えません。
スネイプ先生、ヴォルデモートの存在に気がつきながら、石を渡さないよう全力で阻止したのではないでしょうか。
先生、ベラトリックスにはたやすく答えながら、真実は語っていないように思います。

ところで、ベラトリックスは、スネイプ先生が『賢者の石の前に立ちはだかった』ことをなぜ知っているのでしょう?4巻33章で、死喰い人を前にヴォルデモートが語っている時は、邪魔をしたのは、ハリーだとしか言っていません。
スネイプ先生が二時間遅れて駆けつける前に、死喰い人達がヴォルデモートから聞いたのでしょうか。その時、ヴォルデモートはどのように語ったのでしょう。
『二時間後』については、また次回考えてみます。

ベラトリックスの質問 - 2006.07.04 Tue

ベラトリックスから次々繰り出される質問に、スネイプ先生が答えていきます。それは皆、以前から多くの読者が気になっていたことでした。
しかし、スネイプ先生の回答は、ベラトリックスの反論こそかわせましたが、なんとなくはぐらかされた印象があります。
以前、コメントでいただいたのですが、『大多数の真実の中に少しの嘘をまじえて騙すのが上手な嘘』だと伺い、スネイプ先生もそのようにしているのではないかと感じました。特にヴォルデモートやダンブルドアに対しては。ベラトリックスに対しては、本当のことを話す必要もなく、多くの嘘が混じっているのではないかと思われます。

「闇の帝王が倒れた時おまえはどこにいた?」(6巻2章p.40)
スネイプ先生は、あの方に命じられてホグワーツにいたと答えています。そもそも、教職に就いたのもヴォルデモートの命令だったと。この答えに矛盾はないし、質問に対しても的確な答えなので、真実を語っていると思います。

「帝王が消え去ったとき、どうして一度も探そうとしなかった?」
(6巻2章p.40)
この質問への答えの検討は、後の賢者の石に関する質問への答えと一緒に行おうと思います。

「ダンブルドアの懐で暮らしていたこの歳月、おまえはいったい何をしていた?」(6巻2章p.40)
この質問には直接答えず、一つ前の質問の流れから、ホグワーツでのことを語っています。
「ぬくぬくとダンブルドアに寵愛されていた」と責めるベラトリックスに、「少し違いますな」「ダンブルドアは我輩に、『闇の魔術に対する防衛術』の仕事を与えようとしなかった」(6巻2章p.43)と答えるスネイプ先生。
ベラトリックスでなくても、それが犠牲か、と言いたくなるようなダンブルドアからの寵愛を否定する言葉です。
スネイプ先生にしてみれば、ダンブルドアに心底信頼されていたわけではないと言いたかったのでしょう。
ですが私は、『闇の魔術に対する防衛術』の先生になれない理由は、1年以上その職の先生がもたないことにあったと思うので、むしろ、その職を与えなかったことこそ「ダンブルドアから寵愛されていた」証拠のように思っています。ベラトリックスに対しては、その程度の返事で十分と判断したのではないでしょうか。
さらに「なぜ、それからずっとあそこ(ホグワーツ)に居残ったのだ?」「死んだと思ったご主人様のために、ダンブルドアのスパイを続けたとでも?」(6巻2章p.43)と聞くベラトリックス。
この問いには「いいや」と答えた後、まずはその理由は答えず、「職を離れなかったことを闇の帝王はお喜びだ」と論点をずらしています。
しかし、ベラトリックスは騙されず「しかし、おまえは居残った」と追及し、答える先生は初めて苛立ちの色を見せています。
結局「アズカバンのお勤めより好ましい、居心地のよい仕事があった」「ダンブルドアの庇護で、我輩は監獄に入らずにすんだ」(6巻2章p.44)と言っています。
私はこれは本心ではないかと思っています。監獄に入りたくないのはもちろん、「居心地のよい仕事」も。
魔法薬学や闇の魔術を語る口調に感じられる愛から、確かに学問を究めること自体も好きだったと思いますが、生徒達に対しても生徒を自立に導く教師らしい態度だったと思うので、スネイプ先生は教えることが好きだったのではないかと思います。
「ダンブルドアの懐で暮らしていたこの歳月、おまえはいったい何をしていた?」に対する答えは、「ダンブルドアの庇護の下、好きな研究に励み、後進の指導に当たっていた」というのが真実ではないかと思います。

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