スネイプ先生に開心術!!
スネイプ先生についてあれこれ思ったことを綴ります。「ハリーポッター」7巻のネタばれあり。未読の方はご注意ください。
ワームテールの補佐
2006年06月24日 (土) 17:29 | 編集
ワームテールは、ジェームズたちと一緒にいた学生時代、いじめられるセブルス少年を見学して、冷やかしの声を浴びせたり、パンツ剥き出しの姿を笑ったりしています。強いジェームズやシリウスと一緒にいることで、上に位置すると思っていたのでしょう。
今は完全に上下関係が入れ替わっています。文句を言いながらも、結局、スネイプ先生の指示に従わざるを得ないようですから。
もっとも、学生時代のスネイプ先生自身はワームテールより下位にいるとは露ほども思っていなかったでしょうから、スネイプ先生の意識は変わらず、ワームテールが、下位になったに過ぎないのでしょうが。

ヴォルデモートが「補佐をするように」と派遣したためか、それとも十数年前の死喰い人時代からの上下関係でしょうか。
でも、二人が当時同時に活動したかどうか疑問です。

ワームテールが死喰い人になったのは、シリウスが「おまえは、ジェームズとリリーが死ぬ一年も前から『あの人』に密通していた」(3巻19章p.487)と言っていることから、予言の内容に合致するハリーが生まれた後、ポッター夫妻が付け狙われるようになってからのことだったと思われます。それはちょうど、スネイプ先生がダンブルドアの側に戻った(二重スパイになった)頃と同時期です。
二人が、死喰い人として一緒に活動したことがあったかどうか、ぎりぎりのところだと思います。
当時二人の間に上下関係があったとしても、ヴォルデモートの復活に貢献したと自負するワームテールは、もっと重んじられてもいいはずとの思いもきっとあるでしょう。
以前の死喰い人時代の関係というより、今回、ヴォルデモートの命でワームテールは不本意ながら「補佐」に回り、下位に甘んじているのだと思います。

ヴォルデモートがワームテールを補佐として派遣した理由も大変気になるところです。
夏休みの間、スネイプ先生はこの家でワームテールの補佐を得て、何をする予定なのでしょう。
スパイとしての活動に補佐は必要なのでしょうか。騎士団の会合に出席してその情報を流すだけなら、補佐は必要ないと思うのですが。
そして、ヴォルデモートはワームテールがアニメーガスだと知っていて派遣したのでしょうか。
4巻でワームテールに「鼠と妙に親密なのだな?」と言っていますが、疑問というより、嫌味のように聞こえます。もし、疑問だったら確かめるでしょうし、ネズミのことを「こやつの薄汚い友人」と言っていることから、知っていそうです。
スネイプ先生もそれを知っていて同居しているのでしょうか。3巻である程度「ペティグリューとネズミの話」は聞いていたようですが。
ここはやはり、ネズミになれる能力が補佐として必要なのかもしれません。

また、ワームテールが盗み聞きしようとしていたことも気になります。
ヴォルデモートの、より強い信頼を勝ち得たいワームテールが、何かスネイプ先生が不利になるような情報を得ようと勝手に嗅ぎまわっているとか。もともと先生は死喰い人にも疑われていますから。
それとも、ヴォルデモート直々の命令でしょうか。
ワームテールのことを大して信頼していないようなので、それほど重要な命令を与えるとは思えませんが、スネイプ先生不在時に嗅ぎ回らせることくらいはさせそうです。ネズミになれば大抵の場所に入り込めるでしょうし。
ヴォルデモートはスネイプ先生のことも完全に信じているわけではなく、十分な利用価値があるから生かしているような気がしてなりません。そして、スネイプ先生もそれを承知の上で動いているような気がして、はらはらします。
何もかも承知で、ワームテールと同居しているにしても、いつネズミとなって嗅ぎ回るかわからない同居人と一緒では、スネイプ先生の気が休まらないのではないかと心配です。そもそも、気が休まる時などあったかどうかも疑問ですが(泣)

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