2006年06月01日 (木) 21:04 | 編集
原題のHalf-Blood Princeは日本語では「半純血のプリンス」と訳されました。
私は原書と邦訳の比較では、この言葉に一番違和感を覚えています。
というのは、Half-Bloodには半分純血(つまり魔法使いとマグルとの混血)以外の意味も含まれていると思うからです。
ハーマイオニーの言うように「半分プリンス」であることを誇りにしていたのは確かだと思います。
それについてハリーは「〜ルシウス・マルフォイとか、ああいう連中に認められようとして、純血の血筋だけを誇張したんだろう・・・」とか「純血の血統が半分しかないのを恥じて」(6巻30章p.483)などと言っています。
ですが私は、純血の血筋を誇張するためだけに「半分プリンス」と名乗っていたわけではないような気がしています。
ここは言葉通り、半分プリンスであること自体(純血であることではなく)を誇りに思っているように思えて仕方ありません。つまり母方が純血だからというのではなく、純粋に母の血筋を誇る気持ちからくるものではないかと思うのです。
私はスネイプ先生は母親に愛されたと思っているのですが、彼自身もまた母親を愛していたのではないかと、そして父親に対しては憎しみの感情しかなかったと考えています。
父を憎んでいたのではと考える根拠は、5巻で垣間見た幼年期の記憶くらいしかありませんが。
両親と思われる二人と幼いセブルスが同時に見られるあの記憶です。
父親らしき男性が縮こまっている女性を怒鳴りつける傍らで泣いている少年の図は、虐げられる母を嘆く幼いセブルスの姿に見えます。
スネイプは父の姓ですから、自分の名の中の父を排除したくてプリンスを名乗ったのではないかと思うのです。
もう一つ、5巻でセブルス少年はリリーに対し、「穢れた血」と発言していますが、いわゆる純血主義から「穢れた血」を嫌ったのではなく、父親を憎む余りマグル全体を憎んでいたのではないかと想像しています。
マグルを蔑視するから父を嫌うのではなく、父を憎むから同類のマグルを嫌うのではないかと。
母への愛着と父への憎悪の混じったHalf-Bloodではないかと私は思っています。
そしてプリンス(Prince)も、王子を意味するからではなく母の姓であるから大事にしているように思えて仕方ありません。
私は原書と邦訳の比較では、この言葉に一番違和感を覚えています。
というのは、Half-Bloodには半分純血(つまり魔法使いとマグルとの混血)以外の意味も含まれていると思うからです。
ハーマイオニーの言うように「半分プリンス」であることを誇りにしていたのは確かだと思います。
それについてハリーは「〜ルシウス・マルフォイとか、ああいう連中に認められようとして、純血の血筋だけを誇張したんだろう・・・」とか「純血の血統が半分しかないのを恥じて」(6巻30章p.483)などと言っています。
ですが私は、純血の血筋を誇張するためだけに「半分プリンス」と名乗っていたわけではないような気がしています。
ここは言葉通り、半分プリンスであること自体(純血であることではなく)を誇りに思っているように思えて仕方ありません。つまり母方が純血だからというのではなく、純粋に母の血筋を誇る気持ちからくるものではないかと思うのです。
私はスネイプ先生は母親に愛されたと思っているのですが、彼自身もまた母親を愛していたのではないかと、そして父親に対しては憎しみの感情しかなかったと考えています。
父を憎んでいたのではと考える根拠は、5巻で垣間見た幼年期の記憶くらいしかありませんが。
両親と思われる二人と幼いセブルスが同時に見られるあの記憶です。
父親らしき男性が縮こまっている女性を怒鳴りつける傍らで泣いている少年の図は、虐げられる母を嘆く幼いセブルスの姿に見えます。
スネイプは父の姓ですから、自分の名の中の父を排除したくてプリンスを名乗ったのではないかと思うのです。
もう一つ、5巻でセブルス少年はリリーに対し、「穢れた血」と発言していますが、いわゆる純血主義から「穢れた血」を嫌ったのではなく、父親を憎む余りマグル全体を憎んでいたのではないかと想像しています。
マグルを蔑視するから父を嫌うのではなく、父を憎むから同類のマグルを嫌うのではないかと。
母への愛着と父への憎悪の混じったHalf-Bloodではないかと私は思っています。
そしてプリンス(Prince)も、王子を意味するからではなく母の姓であるから大事にしているように思えて仕方ありません。

