スネイプ先生に開心術!!
スネイプ先生についてあれこれ思ったことを綴ります。「ハリーポッター」7巻のネタばれあり。未読の方はご注意ください。
『死喰い人』と非難されたことはない 
2005年12月06日 (火) 21:54 | 編集
ホグズミードの洞窟に潜伏していたシリウスは、更に学生時代のスネイプについて語ります。
「スリザリン生の中で、後にほとんど全員が『死喰い人』になったグループがあり、スネイプはその一員だった」
「――だが、わたしの知るかぎり、スネイプは『死喰い人』だと非難されたことはない――それだからどうと言うのではないが。(中略)スネイプは、たしかに難を逃れるだけの狡猾さを備えている」(4巻27章p.265)

スネイプ先生の学生時代を知る人の数少ない証言です。多少主観は混じっているかもしれませんが。
ここで意外なのは、私にとって「孤高の人」のイメージのあるスネイプ先生が、学生時代はグループに属してしたということです。ジェームズ達のようにつるんでいたのでしょうか。その中ではどんな役割を果たしていたのでしょう。リーダーというより、ブレインという感じがします。

さて、シリウスは自分の知るかぎりでは、スネイプは『死喰い人』と非難されたことはないと言っています。これは、シリウスが知らなかっただけでなく、他の多くの人が知らなかったということなのだと思います。
シリウスはハリーの両親が殺された日の翌日に捕らえられたようなので(3巻10章p.269参照)その後のことは知らないかもしれません。しかし、アズカバンでは他の囚人の寝言などから裏切り者のことを知ることができていましたから、何も聞いていないということは、他の『死喰い人』にもスネイプが『死喰い人』とは認識できていなかったのだと思います。アズカバンに捕らえられるような小物には知られていなかったということでしょう(レストレンジ夫妻あたりが、何か寝言で語っていそうにも思いますが)。
後にペンシーブの中でもカルカロフが、仲間の名前を全部知ることはなかったと言っていますし、カルカロフが名前を挙げることができるのは主だった支持者とも言っているので、スネイプは極少数のトップクラスの『死喰い人』の一人だったのかもしれません。

それから、「難を逃れるだけの狡猾さ」という言葉が気になります。実際、難を逃れているわけですから。今のところ狡猾な感じはしませんが。学生時代、どのように狡猾だったのか具体例がないのが残念です。1巻からたびたび登場する「狡猾」という言葉。私はスネイプ先生に関連してこの言葉が出てくるたびに立ち止まってしまいます。先生、信じていいんですよね?という気持ちから。信じていますが。


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