スネイプ先生に開心術!!
スネイプ先生についてあれこれ思ったことを綴ります。「ハリーポッター」7巻のネタばれあり。未読の方はご注意ください。
子供時代 
2005年07月10日 (日) 22:26 | 編集
閉心術の授業中、開心術を盾の呪文で撥ね返したハリーはスネイプの記憶を覗いてしまいます。
鉤鼻の男が縮こまっている女性を怒鳴りつけ、隅のほうで小さな黒い髪の男の子が泣いている……脂っこい髪の十代の少年が、暗い寝室にぽつんと座り、杖を天井に向けて蝿を撃ち落している……痩せた男の子が乗り手を振り落とそうとする暴れ箒に乗ろうとしているのを、女の子が笑っている――。(5巻26章p.269)
泣いている男の子と蝿を撃ち落している少年、箒に乗ろうとしている男の子がスネイプ自身と思われます。そして、ハリーが考えたように鉤鼻の男と怒鳴られている女性はおそらく両親でしょう。
以前の記事にスネイプは母親を失った経験があるのではないかと書きました。死んだか、もしかしたら捨てられたのかもしれないなどと考えています。
十代のスネイプがいる暗い寝室はホグワーツでしょうか、自宅でしょうか。ホグワーツなら、他の寮生とは交わらず、思春期の攻撃的な気持ちのはけ口を呪いに求めているイメージがあります。自宅なら、夏休みに帰省しても温かく迎える家族がおらず、自分の部屋に篭り、呪いの練習ばかり繰り返しさらに闇の魔術に対する興味を深めていった、というイメージです。蝿がいるのでやはり夏休みでしょうか。どちらにしても想像している私が辛くなってくるイメージです。
4巻に気になる記述がありました。4年生になっての占い学の最初の授業でトレローニー先生がハリーに言った言葉です。
「あなたは間違いなく、土星の不吉な支配の下に生まれた、ということですのよ」「あなたの生まれたとき、まちがいなく土星が天空の支配宮に入っていたと、(中略)あなたの黒い髪……貧弱な体つき……幼くして悲劇的な喪失……(中略)あなた、真冬にうまれたでしょう?」(4巻13章p.311〜312)
ハリーはもちろん、いいえと答えました。真冬の1月9日に生まれたスネイプは、黒い髪と貧弱な(ごめんなさい)体つきをしています。スネイプもまた幼くして悲劇的な喪失をしたのではないかと思わせる場面です。やっぱり母親を失くしているのではないかと思います。
そしてここでも死の宣告がされたかのような『土星の不吉な支配の下』発言です。またしても先生の身の安全が疑われる描写に恐れおののいています。でも、言ったのはトレローニー先生だから大丈夫か(楽観)

箒の場面はホグワーツでの授業場面でしょうか。初めての授業で上手くいかなかったのか、あるいはジェームズか誰かに呪いをかけられたのでしょうか。そばにいる女の子も気になります。リリーかフローレンスなのか?笑いは嘲笑なのか朗らかに笑っているのか?彼女に対してスネイプはどんな感情を持っていたのか、等等。

スネイプの記憶の短い描写ですが、色々想像が広がって楽しめます。
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