スネイプ先生に開心術!!
スネイプ先生についてあれこれ思ったことを綴ります。「ハリーポッター」7巻のネタばれあり。未読の方はご注意ください。
なぜ守る?  
2005年06月04日 (土) 15:38 | 編集
前回、スネイプ先生がこの一年ハリーを守っていたと思われる場面を抜き出しました。
なぜスネイプはハリーを守ったのでしょう?
その理由としてダンブルドアは、ハリーを守ることで借りのあるジェームズとの関係が五分五分になるとスネイプが考えたと説明しています。再び心安らかにジェームズの思い出を憎むために、と。
果たしてそうでしょうか。ダンブルドアの詭弁ではないかと思うのですが。

ハッフルパフ戦では、スネイプは審判を申し出ます。スリザリン戦の二の舞にならないよう、ハリーを守るためにです。全ての先生方から誤解されてもです。
自分が憎まれ役を買ってでも、誰かを憎もうとするものでしょうか。借りを返すためだけにハリーを守っているのでしょうか。
5巻ではダンブルドアはハリーに話すべきことを先延ばしにしたと述懐しています。もちろん、それは予言のことを示しているのですが、スネイプがハリーを守る理由についても言葉を選んで核心に触れないようにしているのではないかと感じています。

これには5巻の予言も関与しているようにも思います。
ダンブルドアはヴォルデモートが力を失ったときでもまた必ず復活すると考えていました。
ハリーが入学する際に特に信用しているスネイプにハリーとヴォルデモートの予言を伝えたのではないでしょうか。そしてハリーを守ることを依頼し、スネイプも以前ジェームズに助けられた過去があることから不承不承ながら承諾した、とか。頼まれた以上忠実に実行している、とか。(妄想)
スネイプがクィレルを最初から疑ったのは闇の印に変化があったのかもしれません。少なくとも「どちらに」忠誠を尽くすか迫っているところをみると既にヴォルデモートの気配は嗅ぎ取っているようですね。ヴォルデモートが復活すれば、予言の内容からしてハリーの身に危険が及びますから常に注意を払っているのではないでしょうか。これは5巻現在までずっと続いていると思うのですが。

また、仮に命を狙われたのがハリー以外の生徒だったとしても、やはり全力で守るような気がします。真の悪役を最初から疑い、しかし確証が得られないうちはむやみに公にせず陰でこっそり全力を尽くして守る、というのが今の私のスネイプ先生のイメージです。生徒という生徒はみんな嫌いだったとしても教師としての役割(教育も身の安全の確保も)はきちんと果たすべきと考えているのではないでしょうか。

さらにもう一つ。ジェームズに命を助けられたことによって生じた絆に物理的にも縛られているという考えもありますね。イメージし難いものではありますが、魔法契約のようなものがあって、自分の意思ではどうにもならないとか。これだと先生、ただ縛られてるだけでいいとこなし……不採用。
ダンブルドアの言葉通り、ジェームズの思い出を憎む為だけに守っているとしたら、それはそれで執念深くてすごい(感心)。
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