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2005-06

ボガート  - 2005.06.29 Wed

ルーピンの最初の授業で登場するボガート。人が、一番怖いと思っているものに姿を変える形態模写妖怪です。ちなみにネビルのボガートはスネイプでした。
ローリングさんがインタビューで、スネイプのボガートとパトローナスは何かとの質問に「すごいネタばれになるから教えられない」と言っています。今後この二つは明らかにされそうです。

では、スネイプが一番恐れているものとは何なのでしょう。30代の男性が蜘蛛のような生物や妖怪の類を恐れているとは思えません。ウィーズリー夫人のように愛する人の死でしょうか。それともその名を口にすることができない闇の帝王ヴォルデモートでしょうか。

そもそも、スネイプは「愛する人」などいる(いた)のでしょうか。
恋人がいたかどうかは難しいところです。4巻にでてきた『フローレンスとキスをしているところを見られてからかわれたためにバーサ・ジョーキンズに呪いをかけた少年』がスネイプとの説もありますが。
5巻ではスネイプの子供時代を垣間見ることができました。父親らしき人物が母親らしき人物に対して怒鳴っている部屋の隅で泣いていた幼いスネイプ。両親か、少なくとも母親のことは愛していたように思います。愛していなければこのような場面で悲しく思うはずはないですから。
また、ローリングさんはスネイプにはセストラルが見えるかという問いに対し、ホグワーツの年長者なら誰でも見ることはできるのではないかとした上で「見える」と答えています。スネイプは、母親を失った体験があるのではないでしょうか。

ヴォルデモートはどうでしょう。
5巻での閉心術の課外授業の際、ヴォルデモートの名を口にするハリーに向かって「闇の帝王の名前を言うな!」と言い、更に「あの方(ダンブルドア)なら名前を言っても安心していられるだろうが・・・・その他の者は・・・・」(5巻24章p.180)と言っています。
非常に恐れているようです。
3巻でルーピンはヴォルデモートの名を口にし、ハリーが驚く場面があります。ルーピンに比べて臆病だという訳ではなく、スネイプが死喰い人にしかわからない非常に恐ろしい体験をしたからではないかと思います。あるいは、裏切ったために命を狙われているからとか、現在行っている極秘任務がらみなのか。
いずれにしてもスネイプ程の人物がその名を口にできないヴォルデモートはスネイプの最も恐れているものの可能性があると思います。

以上のことから、スネイプのボガートは母親を失った場面の再現か、ヴォルデモート自身ではないかと私は想像しています。

ポリジュース薬  - 2005.06.26 Sun

ドラコがスリザリンの継承者ではないかと疑うハリーとロンに、ハーマイオニーはポリジュース薬を使って確認することを提案します。ロックハートを利用して禁書の棚から「最も強力な魔法薬」の本を借り出し読んでみると、ポリジュース薬の材料の中には生徒用の材料棚にはない二角獣の角と毒ツルヘビの皮が含まれていることがわかります。そこで、スネイプ個人の薬棚から盗み出そうということに・・・

生徒用の材料棚に無いものでも、必ずスネイプが持っているものなのでしょうか。盗みに入ったはいいけどありませんでした、では済まされないでしょうに。かなり確信を持って行動していたのはハーマイオニーが聞いていた(ハリーとロンは聞いていなかった)授業で「ポリジュース薬の材料は我輩の保管庫にしか無い」とか「我輩の保管庫に無いものは無い」とでも言っていたのかもしれません。

ポリジュース薬は4巻でも重要な働きをします。その時盗まれたのも毒ツルヘビの皮でした。クラウチJr.は二角獣の角を手に入れることはできたのですね。2巻で使われたポリジュース薬が、4巻でも重要な役割を持っていたことがわかった時の衝撃。2年前の出来事が上手く伏線になっていて感心したのを覚えています。

さて、クラウチJr.も盗んだ毒ツルヘビの皮は相当入手困難なもののようです。それを持っているスネイプ。もしかしてスネイプ自身ポリジュース薬を使っているのではないでしょうか。
私はスネイプの秘密の任務に使用されているのではないかと考えています。あちこちに伏線が張られたハリーポッター。おなじみの魔法薬が実は更に重要な位置にあった、ということもあり得るかもしれません。ドラコになりすましてルシウスに近づくとか。あっ、学校にいるはずのドラコがやたら帰ってくるはずないか。


今回の考察・想像は、今後スネイプの秘密の任務が明らかにされれば意味のなくなるものかもしれません。今まで1巻から順にスネイプの登場場面を語ってきましたが、6巻で新しい事実が発覚したら、当てはまらなくなるものもあると思います。このペースで更新していくと6巻発売前に5巻まで全部を語ることは無理そうです。なので、スネイプの過去や秘密が明かされる前に語っておきたいことを優先して書いていきます。その後、再び2巻に戻り、ゆっくり各場面でのスネイプの気持ちなどを考察していきたいと思います。

ミセス・ノリス石化事件  - 2005.06.23 Thu

ほとんど首なしニックの絶命日パーティ後、ハリーにしか聞こえない声を追って三階へ行ったハリー、ロン、ハーマイオニー。運悪く、石化したミセス・ノリスの第一発見者となり、ハリーはフィルチに疑われてしまいます。その時、スネイプが校長に、ハリー達は単に間が悪くその場に居合わせただけかもしれないと発言します。「おおっ、さすが先生」と思いきや「とはいえ、一連の疑わしい状況が存在します。(中略)なぜ三人はハロウィーンのパーティにいなかったのか?」(2巻9章p.214)と続き、ハリーに疑いの目を向けるのです。

ハリー達がハロウィーンパーティにいなかったことを先生方に知らせる記述はないのに、いなかったことをスネイプが知っているのは、パーティ中ハリーがいるかどうか見ていたということでしょうか。スネイプは常にどんな場面でもハリーの存在を確認したり行動をチェックしたりしているのかもしれません。それは見守っているってことですよね。
この時のスネイプの表情について「ニヤリ笑いを必死でかみ殺しているようだった」とか「口元をかすかに歪めて冷笑していた」とか、「勝ち誇ったような笑い」とか「底意地の悪い笑い」などと表現されていますが、全てハリーの視点から書かれたもの。そのまま受け取ってはいけないように思います。この時に限ったことではないです。1巻から5巻までずっとハリー視点でのスネイプ描写なのでだまされてはいけないと思っています。

パーティに行かなかった理由を説明後、三階の廊下に行った理由を正直に話さないハリー。スネイプは校長にハリーをクィディッチ・チームからはずすことを提案します。

うーん、なぜ?マクゴナガル先生でなくとも「そうお思いですか」と聞きたくなります。
ダンブルドアも言っているようにミセス・ノリスを石にしてしまうようなことを2年生ができるとは思っていないはず。そんな高度な闇の魔法をハリーが既に使えると認めるはずもないし。ただ単にハリーの一番の楽しみを奪おうという意地悪な気持ちから、と考えるのが適当でしょうか(さっきハリー視点の描写にだまされないぞと書いたばかりなのに)。ハリーの実力を十分認めた上で、ハリー抜きならスリザリンの勝機が増えると考え、どさくさに紛れて言ったとしたら面白いです。やっぱり先生、クィディッチに対して熱い思いを持っているんじゃないかなー。

スリザリン贔屓  - 2005.06.20 Mon

ハリー2年生最初のクィディッチ練習の日、グリフィンドールの練習時間であるにもかかわらず、スリザリンチームが練習にやってきます。新シーカーのドラコを教育する目的でスネイプが練習を許可する旨を記したメモを持って。

スリザリン生以外からはみんなから嫌われているというスネイプ。スリザリン生はどの程度スネイプを慕っているのでしょう。また、彼に愛寮心(造語)はあるのでしょうか。

私にはスリザリン生はスネイプをうまく利用しているだけのように思えます。目的のためには手段を選ばない狡猾な寮生ですから、先生も利用しようという訳です。
意外と「まことの友を得る」と言われるようにスリザリン生同士は特別な絆で結ばれているのかもしれず、その中には寮監も含まれているかもしれません。でも、確かに他の寮に対しては強固な連帯感を見せますが、寮生同士は打算的な繋がりがあるような感じがしています(スリザリンのイメージが寒々しすぎる)。
それに先生自身、寮生に慕われてうれしいとか、利用されて傷つくとかそんな感情なさそうに思います。
自分の寮を愛しているのでしょうか。単に他の寮を嫌っているだけなのかも。
スネイプには何も愛そうとはしない、自分すら愛そうとしないというイメージがあるので。切ないです。

またスネイプも、ドラコを贔屓するのはルシウスに対して何か考え(企み?)があるからなのかと少々勘ぐっています。死喰い人をやめたのにルシウスとの繋がりは5巻現在まだあるようですから。この点については今後4巻・5巻で更に考察していくつもりです。

でも、5巻でシーズン最初の試合の前、スリザリンの練習のために頻繁に競技場を予約してグリフィンドール生が練習できないようにしたり、相手チームの選手に呪いをかけた寮生がいても知らん振りだったりとドラコ以外でも露骨に贔屓しているところをみると、単純にクィディッチに熱くなっているだけなのかもしれません。そんな先生もかわいいいじゃないですか!!(ポリシーなし)

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スネイプ先生を考える 憂いの篩

退校処分  - 2005.06.18 Sat

空飛ぶフォード・アングリアでホグワーツに到着した後、スネイプに捕まってしまったハリーとロン。スネイプは自分の研究室へハリー達を連れていくと、マクゴナガル先生とダンブルドア校長を呼びにいきます。「――二人の退校処分は我輩の決定するところではない。これからその幸運な決定権を持つ人物たちを連れてくる。――」(2巻5章p.117)と言い残して。しかし、連れてきた先生方は、退校処分の決定をせず、スネイプは大いに不服そうです。

ここ、実はスネイプがどういうつもりなのかよくわからないです。私にとって、もしかしたら一番の謎かもしれません。
スネイプは本心からハリーを退校処分にしたかったのでしょうか。
スネイプはハリーを1年生の時だけでなく、5年生現在まで一貫して密かに守り続けていると私は考えています。その理由については以前の記事「なぜ守る?」にも書きましたが、5巻での予言の内容を知っているのではないかと思うからです。更にダンブルドアの言う「計画」も知っているのではないかと疑っています。だとすると、ここで退校処分にすれば、計画は中断するのではないでしょうか。ペチュニア叔母さんのもとにいれば、まあ身の安全は確保されるでしょうが。

ハリー憎さのあまり、感情的になって言っているだけでしょうか?それとも心配するあまり、脅しただけなのか。守らずにはいられないが、あまりに無茶なことばかりするので自分の身が持たないから厄介払いしたくなったのか。予言も計画も何も知らず、ただ、生徒だから或いはジェームズに借りがあるから守り、規則を犯したから罰を与える四角四面な人なのか。一貫して守っていると思うのは私の妄想で実は一貫していない支離滅裂な人なのか。結局・・・よくわかりません

いつからお待ち申し上げている? その2 - 2005.06.15 Wed

新入生歓迎会を窓の外から覗くハリーとロン。その背後に立つスネイプ。いったいいつから2人を待っていたのでしょう?
新聞の記事を読んだ時点で動き出していたのではないでしょうか。

映画では、新聞に写真が載っていましたが、本では特にそのような記述はないので、写真の人影からの判断ではなさそうです。
記事にはマグルが車を目撃した場所と大体の時間が示されているようですから、ロンドンから徐々にホグワーツ方向に近づいていることに気付いていたのではないでしょうか。何しろ頭の回転の速いスネイプ先生のことですから!!その時点では「生徒の誰かが」程度の疑いで。
で、何らかの方法でホグズミード駅に着いた時か、玄関ホールに最初の上級生が到着した時、或いはまだ生徒達が汽車に乗っている段階で誰が乗っていないかを確認し、空を見ていたのかもしれません。少なくとも上級生全員が着席した時よりは前から空を見ていたと思います。つまり、「お待ち申し上げて」いたのは結構早い時間からではないかと思うのです。いつから外にいたかはわかりませんが。

2人が学校に着く頃は暗くなっていましたから、ヘッドライトは付けていたと思われます。エンジンが止まっても、バッテリーに充電されていればライトは消えないでしょうし、いずれにしてもエンジンが止まったのは学校の目前だったので空を見ていればどの辺りに落ちたか見当はつきますね。スネイプは車が落ちるところを目撃したと思います。そこで暴れ柳付近まで行き、その被害を知り、既に2人はいなかったので学校に戻ったか(距離は離れているかもしれませんが、すれ違うことになりますね)、2人の後を付けて歩いていったか。どこかですれ違ったにせよ、後を付けたにせよ、既にかなり近いところにいたのでしょう。
2人が窓を覗き込んで、自分について好き放題言っているのをどんな気持ちで聞いていたのかわかりませんが、傷つくというより、今後の展開を想像して喜んで見ていたような気がします(意地悪だー)。

それにしても、冷たい風に黒いローブをはためかせて立っている図は絵になりますね。すごく格好いい。ばさばさとローブのはためく音は2人には聞こえなかったのでしょうか。
待っている間長いこと外に居て脂肪の少ない体が冷えてしまったのではないかと心配です。

いつからお待ち申し上げている? その1  - 2005.06.13 Mon

ハリーが2年生になった9月1日、汽車に乗れなかったハリーとロンは空飛ぶフォードアングリアでホグワーツにやってきます。
暴れ柳に攻撃され、やっとの思いで学校までたどり着き、窓を覗き込んだ2人。スネイプがいないことに気付き、言いたい放題の2人。そのとき背後から冷たい声が…。
スネイプ好きもスネイプ嫌いも、とてもドキドキする名場面です。ちなみに私は最初に読んだ時「やばい!」「怖いっ!」と血の気がひく思いでしたが、今はニヤニヤせずにはいられません。

さて、スネイプはハリー達2人がいないことと空飛ぶ車の関係にいつ気付いたのでしょうか。
夕刊予言者新聞の記事では気付かずに、大広間にハリーとロンがいないことで初めて記事との関連を疑ったのか、夕刊の記事で既にある程度生徒を疑っていたのか。

大広間で2人がいないことに気付くとしたら上級生全てが着席した時点になると思います。2人が窓から覗き込んだ時はちょうど新入生が入ってくるところでした。上級生が着席してから新入生が入ってくるまでの時間を考えてみます。
4巻では玄関ホールでピーブズに足止めされ、大広間に入って着席後、ニックやコリン、ハーマイオニーと会話し、教職員テーブルを一通り見てロンが一言しゃべった後、新入生が入ってきます。
5巻では馬車を降りた後、セストラルの前で少しぼんやりした後、玄関、大広間に入り、着席後、教職員テーブルを眺め、ロンやハーマイオニーとハグリッドの不在やアンブリッジについて会話した後、新入生が入ってきます。
結構時間は短そうです。全ての上級生が着席するまで時間差もあるでしょうし。大広間で2人の不在に気付いてから記事を連想し、外に出て庭を調査し、さらに暴れ柳の被害を確認して2人の背後に立つのは無理がありそうです。(でも、ざわついた宴の席でハリーの存在をいちいち確認しているというのはありそうですね。良くも悪くもハリーを気にしているようですから。)

では、新聞の記事から既に疑っていたのでしょうか。
これについてはまた次回考えたいと思います。

前進させる薬と毒薬  - 2005.06.10 Fri

賢者の石がホグワーツに来たのはハリーが入学する直前。その時先生方は石を守るためにそれぞれ罠を仕掛けます。でも、本当に石を狙う者をたどり着かせたくなかったらなぜスネイプは前進することができる薬を置いたのでしょう?

それを言ったら、ダンブルドアが何のために先生方に魔法の罠を仕掛けさせたのを考える必要がでてきます。
フラッフィーにしても悪魔の罠にしても弱点を突けば切り抜けることができるし、フリットウィック先生の鍵にしても箒まで用意されていて、まるで通ってくださいと言わんばかりです。チェスも勝てれば通れます。
透明マントを送ったり、マントを置き忘れてきてもわざわざ届けたりするとは、ダンブルドアはハリーをヴォルデモートと対峙させたかったのでしょうか。
「――(ダンブルドアは)僕たちがやろうとしていたことを、相当知っていたんじゃないのかな。(中略)僕にそのつもりがあるのなら、ヴォルデモートと対決する権利があるって、あの人はそう考えていたような気がする…」(1巻17章p.445)とハリーも言っているように。

しかし、5巻では、「――わしが予想していたよりずっと早い時期に、君はヴォルデモートと真正面から対決した。――」(5巻37章p.646)と1年当時を振り返っています。
まだ、ハリーとヴォルデモートと対決させるつもりもないまま、前進できる罠を仕掛けさせたのは誰を進ませたかったのか図りかねます。好奇心旺盛な生徒の冒険心を満たすため?それにしては危険過ぎます。石を回収する時のため?それなら各先生に魔法を解いてもらえばいいでしょう。
ダンブルドアの考えていることはよくわかりません。

さて、スネイプの薬ですが、前進させる薬、退却する薬、イラクサ酒、毒薬が並べられています。
前進しなくても退却できれば石も侵入者も守れます。イラクサ酒も命にかかわる程のことにはならないでしょう。毒薬は「殺人者」「死の毒薬」とあるように大いに命にかかわってきそうです。
なんで毒薬も置いたの?パズルの解けない奴は死ね、ということでしょうか。いえいえ、そんなまさか。長々居たくないならば、と言っているではありませんか。中途半端にしかパズルが解けないくらいなら、そこに居なさいってことなんですよ。解らない人に対する思いやりがにじみ出ていますね(汗)「この論理が解る奴なら、敵だろうが味方だろうが、敬意を表して通してやろう」という意味だと解釈しています(汗)

スネイプ先生がクィレルを疑い始めたのはいつ?  - 2005.06.07 Tue

クィレルは初めからずーっとスネイプに疑われていたと言っています。初めというのはいつのことでしょうか?

そもそもクィレルとヴォルデモートが出会ったのは、いつだったのでしょう。
ハリーが4年生の6月24日(第3の課題の日)に「4年前に蘇りが確実になったかに見えた」とヴォルデモートは言っています。
「――ある魔法使いが(中略)我が住処としていた森に迷い込んできて俺様に出会った。(中略)その男が俺様をこの国に連れ戻り、やがて俺様はその男の肉体に取り憑いた。そして我が命令をその男が実行するのを、俺様は身近で監視した。――」(4巻33章p.454)
4年前に蘇りが確実になったかに見えたというのは出会った時のようにも受け取れるし、賢者の石を手に入れそうになった時のことを言っているようにも思えます。きっかり4年前なのはハリーが入学する直前の6月になります。賢者の石に近づいてハリーに挫かれたのは3年前の6月です。蘇りが確実になったかに見えたというのは最初にグリンゴッツ銀行から盗もうとした時(4年前の7月)のことかもしれませんが、私はクィレルと出会った時だと解釈しています。
入学前に漏れ鍋でクィレルに会った時、ハグリッドが一年間の休暇をとって以来クィレルは人が変わったと説明しています。生徒を怖がったり、自分の教えている科目にビクついたり。一年間の休暇が年度の始めから終わりまでだとするとちょっと辻褄があいません。ハリーの入学式前日に休暇が終わったのなら、その前に生徒に会ったり、教えたりできないからです。年度途中から途中まで例えばクリスマス休暇やイースーター休暇などからなら、まあ説明はつきますが、先生という立場としてはどうなんでしょうね?で、4月頃のイースター休暇を境に戻ってきたとして、その直前にヴォルデモートに会ったのなら「4年前に会った」と言えそうです。

では、肉体に取り憑いたのはいつか?
入学式の日(9月1日)にスネイプがクィレルのターバン越しにハリーと目を合わせた時、ハリーは額の傷に痛みを感じます。この時には既に取り憑いていたと思います。漏れ鍋で会った時には何も感じていないので、まだ取り憑いていなかったのではないでしょうか。
7月31日から9月1日の間に取り憑いたと考えています。

スネイプが気付いたのはいつか?(前振りが長かったけど)
新学期が始まった9月1日、クィレルはスネイプと話しておどおどしていたわけですが、スネイプはこの時点では既に気付いていたと思います。クィレルに取り憑いたときに闇の印に何らかの変化があったと思うので、取り憑いた後(少なくとも9月1日以前)にはスネイプは気付いていたと考えています。
また、それ以前の可能性も否定できません。賢者の石をホグワーツに移動させた7月31日以前にダンブルドアは気付いていたはずです。でなければ、わざわざ危険を冒して移動などしないでしょうから。もしかしたら、クィレルがヴォルデモートを連れ帰った時に闇の印に変化があり、スネイプがダンブルドアに知らせたのかもしれません(希望)。

なぜ守る?   - 2005.06.04 Sat

前回、スネイプ先生がこの一年ハリーを守っていたと思われる場面を抜き出しました。
なぜスネイプはハリーを守ったのでしょう?
その理由としてダンブルドアは、ハリーを守ることで借りのあるジェームズとの関係が五分五分になるとスネイプが考えたと説明しています。再び心安らかにジェームズの思い出を憎むために、と。
果たしてそうでしょうか。ダンブルドアの詭弁ではないかと思うのですが。

ハッフルパフ戦では、スネイプは審判を申し出ます。スリザリン戦の二の舞にならないよう、ハリーを守るためにです。全ての先生方から誤解されてもです。
自分が憎まれ役を買ってでも、誰かを憎もうとするものでしょうか。借りを返すためだけにハリーを守っているのでしょうか。
5巻ではダンブルドアはハリーに話すべきことを先延ばしにしたと述懐しています。もちろん、それは予言のことを示しているのですが、スネイプがハリーを守る理由についても言葉を選んで核心に触れないようにしているのではないかと感じています。

これには5巻の予言も関与しているようにも思います。
ダンブルドアはヴォルデモートが力を失ったときでもまた必ず復活すると考えていました。
ハリーが入学する際に特に信用しているスネイプにハリーとヴォルデモートの予言を伝えたのではないでしょうか。そしてハリーを守ることを依頼し、スネイプも以前ジェームズに助けられた過去があることから不承不承ながら承諾した、とか。頼まれた以上忠実に実行している、とか。(妄想)
スネイプがクィレルを最初から疑ったのは闇の印に変化があったのかもしれません。少なくとも「どちらに」忠誠を尽くすか迫っているところをみると既にヴォルデモートの気配は嗅ぎ取っているようですね。ヴォルデモートが復活すれば、予言の内容からしてハリーの身に危険が及びますから常に注意を払っているのではないでしょうか。これは5巻現在までずっと続いていると思うのですが。

また、仮に命を狙われたのがハリー以外の生徒だったとしても、やはり全力で守るような気がします。真の悪役を最初から疑い、しかし確証が得られないうちはむやみに公にせず陰でこっそり全力を尽くして守る、というのが今の私のスネイプ先生のイメージです。生徒という生徒はみんな嫌いだったとしても教師としての役割(教育も身の安全の確保も)はきちんと果たすべきと考えているのではないでしょうか。

さらにもう一つ。ジェームズに命を助けられたことによって生じた絆に物理的にも縛られているという考えもありますね。イメージし難いものではありますが、魔法契約のようなものがあって、自分の意思ではどうにもならないとか。これだと先生、ただ縛られてるだけでいいとこなし……不採用。
ダンブルドアの言葉通り、ジェームズの思い出を憎む為だけに守っているとしたら、それはそれで執念深くてすごい(感心)。

ハリーを守るスネイプ先生   - 2005.06.01 Wed

ダンブルドアはこの一年スネイプはハリーを守るため全力を尽くしたと言っています。
スネイプがハリーを守っていると思われる場面を抜き出してみました。

・ハロウィーンの夜、トロールのいる地下に向かわず4階に向かう→ハリーというより石を守ってる?でも、スネイプは賢者の石がヴォルデモートの復活を助けるとわかって行動していると思います。

・スリザリン戦での反対呪文→ハリーが箒から振り落とされないようにしている。

・クリスマスの晩、初めてハリーが透明マントで出歩いた時、閲覧禁止の棚で音を立てフィルチから逃げている時、スネイプがいた→ただの見回りかもしれないけど、クィレルの動向を伺っていたとか、ハリー自身が出歩く可能性も既に念頭に置いていたかもしれません。

・どこにいってもスネイプに出くわすような気がした。ハリーがひとりぼっちになった時に捕まえようと跡をつけているのではないかと思うことが時々あった(1巻13章p.322)→むしろひとりぼっちになった時に命を狙われないようハリーに気を配っていたと思います。

・ハッフルパフ戦で審判をする→ハリーが再び命を狙われるのを阻止するため(他の全ての先生方から誤解されても)。

・禁じられた森でクィレルを脅す→直接クィレルの行動を止めようとしている。

・試験後、これ以上夜中にうろつかないよう警告する→命を狙われているというのに夜中に無防備に出歩くハリーの行動をあるゆる手段(減点、退校処分)で阻止しようとしているのではないでしょうか。

他にもあるかもしれませんが。
先生、こんなにもハリーを守っているというのに全然理解されないなんて…

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