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2017-11

原文の描写(1巻-4) - 2008.02.23 Sat


原文の描写(1巻-3) - 2008.02.19 Tue


原文の描写(1巻-2) - 2008.02.14 Thu


原文の描写(1巻-1) - 2008.02.10 Sun


前進させる薬と毒薬  - 2005.06.10 Fri

賢者の石がホグワーツに来たのはハリーが入学する直前。その時先生方は石を守るためにそれぞれ罠を仕掛けます。でも、本当に石を狙う者をたどり着かせたくなかったらなぜスネイプは前進することができる薬を置いたのでしょう?

それを言ったら、ダンブルドアが何のために先生方に魔法の罠を仕掛けさせたのを考える必要がでてきます。
フラッフィーにしても悪魔の罠にしても弱点を突けば切り抜けることができるし、フリットウィック先生の鍵にしても箒まで用意されていて、まるで通ってくださいと言わんばかりです。チェスも勝てれば通れます。
透明マントを送ったり、マントを置き忘れてきてもわざわざ届けたりするとは、ダンブルドアはハリーをヴォルデモートと対峙させたかったのでしょうか。
「――(ダンブルドアは)僕たちがやろうとしていたことを、相当知っていたんじゃないのかな。(中略)僕にそのつもりがあるのなら、ヴォルデモートと対決する権利があるって、あの人はそう考えていたような気がする…」(1巻17章p.445)とハリーも言っているように。

しかし、5巻では、「――わしが予想していたよりずっと早い時期に、君はヴォルデモートと真正面から対決した。――」(5巻37章p.646)と1年当時を振り返っています。
まだ、ハリーとヴォルデモートと対決させるつもりもないまま、前進できる罠を仕掛けさせたのは誰を進ませたかったのか図りかねます。好奇心旺盛な生徒の冒険心を満たすため?それにしては危険過ぎます。石を回収する時のため?それなら各先生に魔法を解いてもらえばいいでしょう。
ダンブルドアの考えていることはよくわかりません。

さて、スネイプの薬ですが、前進させる薬、退却する薬、イラクサ酒、毒薬が並べられています。
前進しなくても退却できれば石も侵入者も守れます。イラクサ酒も命にかかわる程のことにはならないでしょう。毒薬は「殺人者」「死の毒薬」とあるように大いに命にかかわってきそうです。
なんで毒薬も置いたの?パズルの解けない奴は死ね、ということでしょうか。いえいえ、そんなまさか。長々居たくないならば、と言っているではありませんか。中途半端にしかパズルが解けないくらいなら、そこに居なさいってことなんですよ。解らない人に対する思いやりがにじみ出ていますね(汗)「この論理が解る奴なら、敵だろうが味方だろうが、敬意を表して通してやろう」という意味だと解釈しています(汗)

スネイプ先生がクィレルを疑い始めたのはいつ?  - 2005.06.07 Tue

クィレルは初めからずーっとスネイプに疑われていたと言っています。初めというのはいつのことでしょうか?

そもそもクィレルとヴォルデモートが出会ったのは、いつだったのでしょう。
ハリーが4年生の6月24日(第3の課題の日)に「4年前に蘇りが確実になったかに見えた」とヴォルデモートは言っています。
「――ある魔法使いが(中略)我が住処としていた森に迷い込んできて俺様に出会った。(中略)その男が俺様をこの国に連れ戻り、やがて俺様はその男の肉体に取り憑いた。そして我が命令をその男が実行するのを、俺様は身近で監視した。――」(4巻33章p.454)
4年前に蘇りが確実になったかに見えたというのは出会った時のようにも受け取れるし、賢者の石を手に入れそうになった時のことを言っているようにも思えます。きっかり4年前なのはハリーが入学する直前の6月になります。賢者の石に近づいてハリーに挫かれたのは3年前の6月です。蘇りが確実になったかに見えたというのは最初にグリンゴッツ銀行から盗もうとした時(4年前の7月)のことかもしれませんが、私はクィレルと出会った時だと解釈しています。
入学前に漏れ鍋でクィレルに会った時、ハグリッドが一年間の休暇をとって以来クィレルは人が変わったと説明しています。生徒を怖がったり、自分の教えている科目にビクついたり。一年間の休暇が年度の始めから終わりまでだとするとちょっと辻褄があいません。ハリーの入学式前日に休暇が終わったのなら、その前に生徒に会ったり、教えたりできないからです。年度途中から途中まで例えばクリスマス休暇やイースーター休暇などからなら、まあ説明はつきますが、先生という立場としてはどうなんでしょうね?で、4月頃のイースター休暇を境に戻ってきたとして、その直前にヴォルデモートに会ったのなら「4年前に会った」と言えそうです。

では、肉体に取り憑いたのはいつか?
入学式の日(9月1日)にスネイプがクィレルのターバン越しにハリーと目を合わせた時、ハリーは額の傷に痛みを感じます。この時には既に取り憑いていたと思います。漏れ鍋で会った時には何も感じていないので、まだ取り憑いていなかったのではないでしょうか。
7月31日から9月1日の間に取り憑いたと考えています。

スネイプが気付いたのはいつか?(前振りが長かったけど)
新学期が始まった9月1日、クィレルはスネイプと話しておどおどしていたわけですが、スネイプはこの時点では既に気付いていたと思います。クィレルに取り憑いたときに闇の印に何らかの変化があったと思うので、取り憑いた後(少なくとも9月1日以前)にはスネイプは気付いていたと考えています。
また、それ以前の可能性も否定できません。賢者の石をホグワーツに移動させた7月31日以前にダンブルドアは気付いていたはずです。でなければ、わざわざ危険を冒して移動などしないでしょうから。もしかしたら、クィレルがヴォルデモートを連れ帰った時に闇の印に変化があり、スネイプがダンブルドアに知らせたのかもしれません(希望)。

なぜ守る?   - 2005.06.04 Sat

前回、スネイプ先生がこの一年ハリーを守っていたと思われる場面を抜き出しました。
なぜスネイプはハリーを守ったのでしょう?
その理由としてダンブルドアは、ハリーを守ることで借りのあるジェームズとの関係が五分五分になるとスネイプが考えたと説明しています。再び心安らかにジェームズの思い出を憎むために、と。
果たしてそうでしょうか。ダンブルドアの詭弁ではないかと思うのですが。

ハッフルパフ戦では、スネイプは審判を申し出ます。スリザリン戦の二の舞にならないよう、ハリーを守るためにです。全ての先生方から誤解されてもです。
自分が憎まれ役を買ってでも、誰かを憎もうとするものでしょうか。借りを返すためだけにハリーを守っているのでしょうか。
5巻ではダンブルドアはハリーに話すべきことを先延ばしにしたと述懐しています。もちろん、それは予言のことを示しているのですが、スネイプがハリーを守る理由についても言葉を選んで核心に触れないようにしているのではないかと感じています。

これには5巻の予言も関与しているようにも思います。
ダンブルドアはヴォルデモートが力を失ったときでもまた必ず復活すると考えていました。
ハリーが入学する際に特に信用しているスネイプにハリーとヴォルデモートの予言を伝えたのではないでしょうか。そしてハリーを守ることを依頼し、スネイプも以前ジェームズに助けられた過去があることから不承不承ながら承諾した、とか。頼まれた以上忠実に実行している、とか。(妄想)
スネイプがクィレルを最初から疑ったのは闇の印に変化があったのかもしれません。少なくとも「どちらに」忠誠を尽くすか迫っているところをみると既にヴォルデモートの気配は嗅ぎ取っているようですね。ヴォルデモートが復活すれば、予言の内容からしてハリーの身に危険が及びますから常に注意を払っているのではないでしょうか。これは5巻現在までずっと続いていると思うのですが。

また、仮に命を狙われたのがハリー以外の生徒だったとしても、やはり全力で守るような気がします。真の悪役を最初から疑い、しかし確証が得られないうちはむやみに公にせず陰でこっそり全力を尽くして守る、というのが今の私のスネイプ先生のイメージです。生徒という生徒はみんな嫌いだったとしても教師としての役割(教育も身の安全の確保も)はきちんと果たすべきと考えているのではないでしょうか。

さらにもう一つ。ジェームズに命を助けられたことによって生じた絆に物理的にも縛られているという考えもありますね。イメージし難いものではありますが、魔法契約のようなものがあって、自分の意思ではどうにもならないとか。これだと先生、ただ縛られてるだけでいいとこなし……不採用。
ダンブルドアの言葉通り、ジェームズの思い出を憎む為だけに守っているとしたら、それはそれで執念深くてすごい(感心)。

ハリーを守るスネイプ先生   - 2005.06.01 Wed

ダンブルドアはこの一年スネイプはハリーを守るため全力を尽くしたと言っています。
スネイプがハリーを守っていると思われる場面を抜き出してみました。

・ハロウィーンの夜、トロールのいる地下に向かわず4階に向かう→ハリーというより石を守ってる?でも、スネイプは賢者の石がヴォルデモートの復活を助けるとわかって行動していると思います。

・スリザリン戦での反対呪文→ハリーが箒から振り落とされないようにしている。

・クリスマスの晩、初めてハリーが透明マントで出歩いた時、閲覧禁止の棚で音を立てフィルチから逃げている時、スネイプがいた→ただの見回りかもしれないけど、クィレルの動向を伺っていたとか、ハリー自身が出歩く可能性も既に念頭に置いていたかもしれません。

・どこにいってもスネイプに出くわすような気がした。ハリーがひとりぼっちになった時に捕まえようと跡をつけているのではないかと思うことが時々あった(1巻13章p.322)→むしろひとりぼっちになった時に命を狙われないようハリーに気を配っていたと思います。

・ハッフルパフ戦で審判をする→ハリーが再び命を狙われるのを阻止するため(他の全ての先生方から誤解されても)。

・禁じられた森でクィレルを脅す→直接クィレルの行動を止めようとしている。

・試験後、これ以上夜中にうろつかないよう警告する→命を狙われているというのに夜中に無防備に出歩くハリーの行動をあるゆる手段(減点、退校処分)で阻止しようとしているのではないでしょうか。

他にもあるかもしれませんが。
先生、こんなにもハリーを守っているというのに全然理解されないなんて…

反対呪文   - 2005.05.29 Sun

ハリーのクィディッチ初試合でハリーは箒から振り落とされそうになります。
最初に読んだ時、私もハリー達同様スネイプが呪いをかけていると思い込みました。
真相が分かってから読むと、反対呪文をかけるその真剣さに心を打たれます。瞬きひとつせず、ハリーを見続ける。背後で火をつけるハーマイオニーに気付かないとは先生のくせに隙がある、と初めは思ったのですが、そうじゃなくてそれほど集中していたということですよね。
火をつけられて30秒後に気付いて悲鳴をあげた時、既にだいぶ燃え広がっているように思うのですが、ハーマイオニーは火をすくい取って瓶に納めています。全ての火を回収したのでしょうか。スネイプは火傷しなかったのでしょうか。瓶に入れて持ち運びできる火なのであまり高温ではないのかもしれません。
それにしても、何が起こったかわからずじまいというのは、火がついていると分かって悲鳴をあげたものの(やっぱり熱かった?)すぐには何が起こっているか確認しなかったということでしょうか。火がついている部分を確認しようとすれば後ろにうずくまっているハーマイオニーに気付くはずですから。悲鳴をあげたことで呪文は中断されましたが、目は逸らさなかったと思います(映画では思いっきり目を逸らして火を消そうとしていましたが)。
最初に読んだ時は気にもかけなかったし、その後は映画のイメージで気付かなかったのですが、この時、スネイプは(他の観客も)立って試合を観ていたのですね。脚、痛かったでしょうに。
 
ところで脚と言えば前回、学期末試験終了後に大股で歩いていたと書きましたが、禁じられた森から帰る時も大股で歩いていました。あれっ?森に行くときはヒョコヒョコ歩きだったのに??

三頭犬による咬傷 その4  - 2005.05.26 Thu

三頭犬に咬まれた後、4ヶ月経っても脚を引きずっていたのは、骨折以外に何が考えられるでしょう。痛み以外に機能的な問題があるのではないかと考えました。
下腿にある筋肉は主に足首を動かす働きがあります。その筋肉が三頭犬に咬まれて断裂し、足首を動かせなくなったのではないでしょうか。
普段何気なく歩いていますが、歩いている時に足首を動かす筋肉は働いています。足首を上方向(足の甲の方)に上げる働きのある筋肉が働かなくなったら、足首は下垂したまま、まさに引きずって歩くことになります。
きっとこれだ!!三頭犬に咬まれて筋肉が断裂してしまったんです。創傷の治癒が遅れる原因のひとつに感染がありますが、咬傷はマグルの世界でも大変感染がおきやすいとされていますから、きっと感染があって回復が遅れたんです。また、全身の栄養状態が悪いことも創傷の治癒の遅れの原因になりますが、なんか、栄養状態悪そうですよね。そんなこんなで断裂した筋肉が回復するのに時間がかかり、足首を動かせなくて4ヶ月経っても脚を引きずっていたのではないでしょうか。
もちろん、ロンが期待するようにすごく痛かったと思います。
それにしても、一晩で骨を再生する薬があるというのに、ずいぶん時間がかかったのが不思議ですが。

その後、学期末試験終了後(6月?)には大股で歩いていますし、2巻以降もマントやローブを翻して歩いているようなので、どうやら無事回復したみたいですね。

三頭犬による咬傷 その3 - 2005.05.23 Mon

なんか、本筋から離れてしまっていますが、今回も三頭犬に咬まれた傷についての考察は続きます。受傷後4ヶ月しても脚を引きずっている理由を考えてみました。
まず、咬まれた部位なのですが、職員室でガウンを膝までたくしあげていることや、片方の「足」ではなく「脚」となっていることから考えて咬まれたのは下腿だと思われます。ズタズタっていうのはどういうことでしょう?骨まで噛み砕かれたってこと?下腿を骨折しているのではないかと疑いました。で、作業療法士(OT)より理学療法士(PT)の方が下肢の骨折に詳しいので同僚のPTのIさんに聞いてみました。以下会話形式で。
二尋「下腿を骨折したら、どのくらい回復に時間かかる?」
Iさん「下腿ってどっち?」(下腿には2本の骨があります)
ニ 「脛骨でも腓骨でもどっちでも」
I 「?? 誰か身内が骨折したの?」
ニ 「えっと・・・スネイプ先生・・・」
I 「!!あのひと(アランリックマン)骨折したの??」
ニ 「そうじゃなくて、本の中のスネイプ先生。三頭犬に咬まれて骨折したかなあ、と思って・・・」
I 「まあ、長くて3ヶ月は装具で免荷(体重をかけないようにすること)して、3ヶ月の間に少しずつ荷重を増やしていく感じかな。もちろんリハビリやって。骨折したら、すぐに立てなくなるから、トロールのいるトイレには駆けつけられないと思うよ。」(マグルの世界では、下腿を骨折したら、這って救急車を呼ぶか、誰かが来てくれるまで横たわっているかのどちらかだそうです)
ニ 「じゃあ、魔法で、免荷装具みたいな物作っていたと考えたら?」
I 「それだったら、その後も脚を引きずらないよ。スネイプが装具つけてるなんてイメージできないし。」
ごもっとも。装具もリハビリも似合いません。私の骨折説は覆されました。でも、ちょうどいいくらいの回復期間だと思ったんだけど。だって、天井まである犬に咬まれたんだよ?骨はひとたまりもないと思うけど。
では、なぜ、回復に時間がかかったのか。考察は次回も続きます。

架空の症例に対する考察に嫌な顔一つせず協力してくれたIさん、本当にありがとう。

三頭犬による咬傷 その2  - 2005.05.20 Fri

前回、三頭犬に咬まれた傷をハリーに見られたのは受傷後2日目くらいが適当ではないかと書きました。しかし、11月に入ってから、試合前日までの描写は2日よりもっと経っているように感じます。
例えば「校庭には毎朝霜が降りた」「練習が追い込みに入ってから~ハーマイオニーがいなかったら、あれだけの宿題を全部こなすのはとうてい無理だったろう」(1巻11章p.264)など具体的な記述はありませんが、時間の経過は2日どころではない感じがします。
もし、ハリーが授業中あまりスネイプに注意を払っていなくて(むしろ目を逸らしていて)、怪我に気付いたのが受傷後9日又は16日後だったらその時まだ出血は続いていたことになります。
5巻でアーサーが蛇に咬まれた傷から出血が止まらなかったように、もしかして三頭犬の牙や唾液にも傷口が塞がらないような毒があったとか。スネイプは解毒剤を自分で探してその間血液補充薬を飲んでいたかもしれません。
さて、スネイプの歩き方ですが、ハッフルパフ戦後にクィレルに会うために森に向かうスネイプをヒョコヒョコ歩きと表現しています。これはまだ、脚を引きずっていると解釈していいんですよね?
ハッフルパフ戦はクリスマス休暇の後、雪が雨になった頃、またイースター(春分後最初の満月直後の日曜日・・・4月頃?)休暇まで何週間かある日に行われました。2月末か3月始めのころでしょうか?2月末としても受傷から4ヶ月経っています。ちょっと回復が遅いのではないかと気になるところです。

三頭犬による咬傷 その1 - 2005.05.17 Tue

10月31日、ハロウィーンの日にスネイプは三頭犬に脚を咬まれます。で、ハリーがスネイプの怪我に気付いたのはハリーのクィディッチ初試合の前日でした。試合日は11月のとある土曜日ですからつまり金曜日に気付いたことになります。
ハリーの誕生日7月31日が火曜日だったので10月31日は水曜日になります。とするとハリーが気付いたのはスネイプの受傷後何日目だったのでしょうか。最短で2日目、次の週なら9日目、その次なら16日目。
ハリーは職員室でスネイプの血まみれの脚を目撃しています。出血が続いているなら受傷後2日目くらいが適当に思われます。また、何日も経っていれば授業中などにスネイプが片脚を引きずっている事に気付くのではないでしょうか。もっとも、最初にハリーが気付いたのは金曜日の休み時間(昼休みでしょうか?)。確か金曜の午前は2時限続きの魔法薬の授業があったはず。いつもはマントを翻している(=大股で歩いている)スネイプの歩行がいつもと違うことに既に気付いていてもおかしくないのですが。授業中はあまり動かなかったのでしょうか。動けなかったのかもしれないと思うと切ないです。

それにしてもなぜ、職員室で包帯を換えていたのでしょう?普通なら保健室か自分の部屋で行いそうですが。全ての先生に見られる可能性がある上、ズタズタの脚を見れば質問も来るでしょう。クィレルに対する牽制でしょうか。誰かが石を狙っているのを阻止したなんて言い訳はしそうもありません。自分の方が疑われそうです。ここでも憎まれ役というか悪役を買ってでているのかもしれません。注意を促すために。切ない・・・

教師らしさ - 2005.05.15 Sun

大演説とハリーへの質問後、早速おできを治す薬の調合が始まります。マルフォイ以外はほとんど全員が注意を受けますが、これ、別に悪いことでもなんでもないでしょう?危険を伴う作業である上に初めての授業なんですから、教師が注意するのは当然です。それでも事故は起こるので、注意はもっと必要かもしれません。マルフォイは注意を受けず、ナメクジを完璧に茹でたのも、あながち贔屓だけではないかもしてません。既にナメクジの茹で方を父親から伝授されていたとか、ね。
ネビルが薬をこぼした後の迅速な始末なども教師らしさがにじみ出ています。この後ネビルをマークするのもできるだけ危険を避けようというスネイプの配慮ではないでしょうか。どんなに意地悪でも生徒の安全は確保しようという姿勢を感じます。・・・美化しすぎでしょうか。

大演説 - 2005.05.14 Sat

初授業での大演説、以前は何とも思わずさらっと読んでいたのですが、今になると何か意味のある言葉のようにも思えます。特に「我輩が教えるのは、名声を瓶詰めにし、栄光を醸造し、死にさえふたをする方法である―ただしこれまでに教えてきたウスノロたちより諸君がまだましであればの話だが」(1巻8章p.203)の部分です。魔法薬(potion)には死にふたをする方法だってあると言っているんですよね。
4巻でヴォルデモートがユニコーンの血と蛇の毒から作った魔法薬で人の形に戻ったり、父親の骨やワームテールの肉、ハリーの血などを材料にした魔法薬から蘇ったりと、魔法薬が確かに死にふたをする役割を果たしているようです。6巻アダルト版の表紙に魔法薬の本が出ていることから、今後さらに魔法薬には重要な役割がありそうです。
これまでのウスノロたちよりましなら死にふたをする方法を教えるというのは、成績の特によい生徒達には教えるってことでしょうか。6巻表紙の本には、死にふたをする薬の作り方とその効果を打ち消す薬の作り方が出ているのではないかと推測しています。

ハリーへの態度 - 2005.05.11 Wed

初めてハリーがスネイプと目を合わせた時、ハリーは早くもその目付きから嫌われていると感じ、初授業では、憎まれていると感じています。初めて正式に顔を合わせた11歳のハリーに対しスネイプの態度はあまりにも大人気なく、最初に読んだ時には嫌な奴だと思ったのは確かです。
5巻まで読んでファンになった今読み返しても、弁解の余地はあまりないように思いますが、あえて弁解します。
3巻でルーピンを見る目付きがハリーを見る目付きとそっくりだという表現があることからジェームズとハリーを同一視しているようです。ジェームズから受けた心の傷(トラウマ)のため感情を制御できないのかなと思います。どうも5巻で垣間見たジェームズ達との関係や命にかかわるような暴れ柳事件などからみて、相当深い心の傷を負っているように思われます。命にかかわるような事件に遭遇した場合やいじめを受け続けた体験はPTSDになるとも言われています。ダンブルドアも5巻で傷が深すぎて治らないこともあると言っていますし。まだまだ明らかにされていないいくつかの出来事がトラウマになっているかもしれません。自分の意思でどうにかなるものではない気がします。彼もまた被害者なのです。ハリーにとっては迷惑この上ないでしょうが。

もう一つ気になるのは初授業でのうつろな目という表現。もしや、閉心術を使っている?との疑問です。もし、常に閉心術で心を閉ざしているとしたら、ハリーに対する態度は気持ちとは裏腹な行為なのでしょうか。
この疑問については今後ゆっくり考えていくつもりです。

初登場シーン - 2005.05.09 Mon

ねっとりした黒髪、鉤鼻、土気色の顔。この後何度もスネイプ先生の容姿を表現する際に使われる言葉です。後に痩身であることや髪の長さが肩までくらいあること、いつも黒いローブや黒マントを身に纏っていることなどがわかります。各巻で登場するたびにこれでもか、とばかりに繰り返される容姿の表現。非常に視覚に訴えてくる言葉ですが、鉤鼻はともかく、脂っこい髪、土気色の顔にはあまり好感を持つ人はいないと思います。
私は、ローリングさんがわざと読者に嫌悪感を持たせるために容姿の形容を繰り返しているのではないかと思っています。なぜって嫌な奴と思わせておいてそうでなかった時、より裏切られた感じがしますから。
1巻で一度読者を裏切った後、2巻以降再びスネイプに対する嫌悪感を募らせ、再び読者を裏切るつもりなのでは?インタビューでスネイプファンだという人に対し理解できないなどと言ったり、悪い男であることを強調したり、まだ良いイメージを持って欲しくないのでは?と疑っています。5巻では相変わらずハリーに嫌われたままですし。きっとこれから良い意味でスネイプは読者を裏切ってくれると期待しています。

ところで、髪が脂っこいのはそういう髪質だろうと考えていましたが、5巻を読むと、パンツ同様洗ってないのかとも思われます。それじゃ嫌われますね(泣)繊細な魔法薬の調合をする人だから几帳面だと思ったのですが、考えてみれば繊細な実験をする科学者や繊細な作品を作る芸術家でも自分の身の回りのことに頓着しない人はいますよね。そういう人なのかなあ。だらしないってこと?

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