topimage

2017-06

目の色 - 2017.04.08 Sat

7巻を読み返していてハッとすることがありました。
7人のポッターの場面を経て、誕生日まで(実際は誕生日翌日の結婚式まで)隠れ穴で過ごすハリーに、これからどうするつもりなのか問いただす場面でのことです。

ハリーは気合を入れて、おばさんの目をまっすぐに見た。そのせいで、おばさんの褐色の目が、ジニーの目とまったく同じ色合いであることに気付いてしまった。これには弱かった。 (7巻6章p.126)

こんな重要なヒントをなぜ逃したのだろう?と不思議に思いました。
好きな人とまったく同じ色合いの目に動揺するハリーは、そのままハリーの目にリリーを重ねるスネイプ先生の姿じゃありませんか!
この一文を書いたローリングさん、散々ハリーはリリーの目と同じと書いてきたし、大きなヒントを出しちゃったわ、と思ったのではないでしょうか。もっとも、先を読み進めば間もなく真相は明かされるし、そろそろ言っても良いかもね的な使い方だったかもしれません。

私自身は目の色で人を識別したことはありませんが、イギリスには日本より多くの目の色の人が存在するので、目の色の与える印象の大きさは日本人には想像できないものがあるのでしょう。
そう言えば、昔読んだ『キャンディ・キャンディ』のキャンディも緑の目をしていて、その目を見て肉親を思い出すキャラクターもいたこともついでに思い出しました。今頃(笑)
もう少し目の色に敏感になっていれば、もっと早くスネイプ先生の思いに気付いたかもしれません。

知っていた人 - 2015.06.15 Mon

先日、テレビで「賢者の石」の映画を見て気づいてハッとしたことがありました。
スネイプ先生がハリーを守っていることをクィレル先生は知っていた、という事実です。
もちろんそれは1巻を読んだ時から知っていたのですが、改めて考えると、守る動機を知らないとは言え、重大な秘密の一つをクィレル先生は知っていたんだ!というのは新鮮な驚きでした。

リリーが亡くなって絶望していたスネイプ先生に、ダンブルドアは、リリーの死を無駄にしないようハリーを守ることを手伝うように言いました。闇の帝王がいずれ戻って来た時、リリーの息子ハリーの身に危険が及ぶと聞いて、スネイプ先生は「なるほど、わかりました。しかし、ダンブルドア、決して―決して明かさないでください!このことは、私たち二人の間だけにとどめてください!誓ってそうしてください!私には耐えられない……とくにポッターの息子などに……約束してください!」(7巻33章p.437~438)と、ハリーを守ることを了承しつつ、守っていることは誰にも明かさないよう懇願したのでした。

7巻でこの部分を読んだためか、クィレル先生が1巻で言ったことなどすっかり抜けてしまい、スネイプ先生がハリーを守っているのを知っていたのはダンブルドアだけのような気になっていたので、スネイプ先生がひた隠しにしていたことを知っていた人が他にもいたことにハッとしました。
原作では、クィレル先生は「殺そうとしたのは私だ」とクィディッチの試合中、ハリーを箒から落とそうと呪文をかけていたことを明かし、「君を救おうとしてスネイプが私のかけた呪文を解く反対呪文を唱えてさえいなければ」(1巻17章p.424)と説明しています。
また、スネイプ先生がクィディッチの審判を買って出た理由を、「私が二度と同じこと(箒から落とそうと呪文をかけること)をしないようにだよ」と話しています。スネイプ先生がクィレル先生の行動を阻止した理由を、ちゃんと「ハリーを守るため」と見ているのですね。
他の先生方については「全員、スネイプがグリフィンドールの勝利を阻止するために審判を申し出たと思った」「スネイプは憎まれ役を買って出たわけだ」(1巻17章p.425)と言っていて、誰も気づいていない様子です。自分の行動が邪魔されることで、クィレル先生だけが、スネイプ先生がハリーを守っている、という事実に気付いたのだと思います。

スネイプ先生がハリーを守る理由をクィレル先生は何だと思っていたのでしょう?
あくまで生徒の一人として守っているなら、他の先生と情報を共有しないことを不自然に思わなかったのでしょうか。スネイプ先生が学生時代ジェームズと互いに毛嫌いしていたことも知っていて、だからハリーを憎んでいるとは思っている様子ながら、「だが、おまえを殺そうなんて思わないさ」(1巻17章p.427)と言っています。
他の先生から誤解されても一人で嫌いな同級生の息子を守るスネイプ先生を疑問に思わなかったのは、ヴォルデモートの指示に従うことで精いっぱいで他のことを考える余裕がなかったからなのかもしれません。

スネイプ先生の方は、「クィレルから目を離す出ないぞ、よいな?」(7巻33章p.438)とダンブルドアに言われていることはわかりますが、クィレル先生にヴォルデモートの気配を感じていたのかどうかは明らかにされていません。6巻でベラトリックスには、闇の帝王が自分の前に姿を現さなかったのは残念だ、自分が全力で挫こうとしたのはクィレルだと説明していますが、「どちらに忠誠を尽くすのか決めておいていただきましょう」(1巻13章p.330)と言っているくらいですから、やはりヴォルデモートかダンブルドアか、の二択を迫ったのではないかと思われ、既にヴォルデモートの気配を感じつつ、ハリーを守っていたのではないかと思います。

リリーのためにハリーを守ると決めた日にダンブルドアに告げられた通り、ヴォルデモートに狙われるようになったハリーを、全力で守り始めたスネイプ先生。「このこと(ハリーを守ること)は二人の間だけにとどめてください!誓ってそうしてください!」と懇願したのに、自分の行動から狙う側であるクィレルに「救おうとしていた」ことが知れてしまっていたとは…
その上「私には耐えられない……とくにポッターの息子などに……」と言っていたのに、入学して1年にも満たない時にハリーに早々に告げられていたとは!

スネイプ先生は、クィレル先生が死んで秘密の一部を知る人がいなくなったいう意味でもホッとしたのでしょうか。ハリーが「スネイプがきみを救おうとしていた」と聞かされたことまでは知ることもなく、その辺は気にしていなかったでしょうか。それとも、リリーのためという動機さえ知られなければ、ハリーを守っていることを知られるのは許容できたのでしょうか。
私としては、ダンブルドアの他にも、スネイプ先生がこっそりハリーを守っていることを知っている人がいたことは嬉しいです。スネイプ先生を、常に周囲を欺き続ける緊張感から少しでも解放したいので。

明かされてしまったスネイプ先生の秘密の一つは、その後、ハリーのベッドサイドでダンブルドアによって「この一年間、スネイプは君を守るために全力を尽くした」(1巻17章p.441)と蒸し返されています。
これは、決してダンブルドアが約束を破ったということではなく、守った理由を、「互いに嫌い合う間柄のジェームズに借りがあるのが我慢できなかった」、と事実と違う理由にすり替え、クィレルに明かされてしまった「ハリーを守った」事実をフォローするためのものだったのだろうな、と解釈しています。

地下牢 - 2014.06.30 Mon

大鍋について調べているうち、また新たな疑問が出てきました。
授業で作った魔法薬の中には、熟成するのに一週間放置という描写がありますが、鍋に入れたまま放置するのでしょうか?

例えば5年生で調合した『強化薬』。
5巻15章に『強化薬』初回の授業があり、青い液体をフラスコに入れて提出しています。(p.487)
この時、鍋についての描写はありません。

この続きを17章で行っています。
この時スネイプ先生はこう言っています。
「本日は『強化薬』を続ける。前回の授業で諸君が作った混合液はそのままになっているが、正しく調合されていれば、この週末に熟成しているはずである」(5巻p.570)
'We are continuing with our Strengthening solution today. You will find your mixtures as you left them last lesson; if correctly made they should have matured well over the weekend -'(UK版p.401)

この混合液が、フラスコに入れて提出したものか、鍋に入れっぱなしにしたものかがよくわかりません。
フラスコの中身を鍋に入れる描写も鍋に熟成済みの魔法薬が入っている描写もないのです。
提出したフラスコの中身はスネイプ先生が途中経過を評価するためだけのものなのか、次週使うものなのか、最初の週に作った魔法薬の残りは鍋にあるのか。

もし、鍋ごと置き去りだったら、魔法薬学教室を他のクラスが使えません。
空の鍋すら授業の前後に持ち歩く描写が見当たらないのですが、やはり大鍋は地下牢教室に置きっぱなしなのでしょうか。
2巻に『第五地下牢(dungeon five)』という言葉が出ているのを見ると、もしかして複数の地下牢教室があって、「何年生はどの教室」とか決まっていたり、あるいは「今日は何教室」とか使える部屋が違うとかあるとか?
地下牢が複数あることは確かです。第五地下牢という表現もそうですが、2巻にはこんな記述もあります。
, but Snape led them away from the warmth and light, down a narrow stone staircase that led into the dungeons.(UKペーパーバック版小2巻p.87)
しかし、スネイプは二人を、暖かな明るい場所から遠ざかる方へ、地下牢に下りる狭い石段へと誘った。(2巻5章p. 115)

原文では複数になっています。
地下牢が全て教室として使われているわけではないでしょう。準備室だったり、熟成室的な部屋があったり、生徒の鍋保管室、材料保管庫があるということも考えられます。
が、第五地下牢で3年生(当時のハリーの一学年上)の誰かが起こした爆発事故で、天井いっぱいに蛙の脳みそがくっついたのを、フィルチが午前中ずっと拭き取っていたという記述があることから、その間スネイプ先生は別の教室で授業をしていた可能性も否定できません。
第五地下牢を3年生が使っているとしたら、他の学年は?
第七を1年生、第六を2年生~第一を7年生、というのは辻褄が合います。
しかし、5年生までは各学年2クラスずつあるとすると、同じ進度で熟成していたら同じ部屋は使えません。第一第二は1年生、第三第四が2年生、第五第六が3年生、というのはどうでしょう?

と、自分で書きながら今一つ決め手がありません。
スネイプ先生のテリトリーだから、地下牢(dungeon)のことはもっともっと知りたいです。

スピナーズ・エンドの場所2 - 2014.04.01 Tue

スピナーズ・エンドの場所については、以前から考えていましたが、なんとPotternmoreにそのヒントが載っていました!と言っても、実在の場所のヒントではなく、物語中の架空の場所のヒントですが。

以下Pottermoreのネタバレがあります。
キャラクターの心情に関するネタバレも含みますので、まだ知りたくない方はご注意ください。



Pottermoreに書かれていたヒントとなる一文を引用します。
Petunia Evans, forever embittered by the fact that her parents seemed to value her witch sister more than they valued her, left Cokeworth forever to pursue a typing course in London.( Vernon & Petunia Dursley/ The Cupboard Under the Stairs /2: The Vanishing Glass/ HARRY POTTER and the Philosopher's Stone /Pottermore)
魔女の姉妹を持つペチュニア・エバンズは、どうやら両親が自分よりもリリーを大事にしているようだという事実に、ずっと苦しんでいました。そこでコークワース州に別れを告げ、ロンドンでタイピング教室に通うことにしたのです。(ポッターモア 日本語版第2章『消えたガラス』階段下の物置、「バーノンとペチュニア」より)

ペチュニアが別れを告げたコークワース州には、彼女の両親が住んでいる、つまりセブルスとの出会いのあったあの公園もコークワース州にあるのではないかと思われます。
もちろん、これはペチュニアとリリーが住んでいた家がコークワース州にある、というだけでセブルスの家までそうだとは限りません。
出会いの公園からは巨大な煙突も家並も遠くに見えたし、ペチュニアが「この人たち、川の近くのスピナーズ・エンドに住んでいるのよ」(7巻33章p.414)と言っているのを見ても彼女たちの家とは少し離れている印象を受けます。
が、子どもであるペチュニアが「スネイプ」という名を知っていたり変わり者の一家か何かのような認識があるところを見ると、同じ自治体に所属しているのではないかと思われ、やはりスピナーズ・エンドもコークワース州にあると考えるのが妥当かと思います。

コークワース州。
何度か調べたことのある架空の場所です。
1巻で、執拗に届くハリー宛ての手紙から逃れてバーノンが駆け込んだホテルのある場所です。
プリベット通りのあるサレー(サリー)州は、実在するのに、一度だけ立ち寄ったホテルが架空の州にあることを以前から不思議に思っていました。
それはつまり、ここが重要な場所だったからなのですね。
また、手紙から逃れようとしたバーノンが、一日中飲まず食わずで車を走らせた後、結局ペチュニアの故郷に近いところに行くあたり、親しみを覚えます。原文を見ると「州」とは書かれていないのですが、手紙の宛名の住所の位置から、州となっているのでしょうか?ちょうどサレー州(Surry)に相当する位置に書かれているから。

Mr H. Potter
The Cupboard under the Stairs
4 Privet Drive
Little Whinging
Surrey

階段下物置の時

Mr H. Potter
Room 17
Railview Hotel
Cokeworth

レールヴューホテルの時

ホテルや町の記述を拾ってみます。
・どこか大きな町はずれの、陰気くさいホテル
・湿っぽい、かび臭いシーツ
・かび臭いコーンフレーク
・言葉に訛りのある女主人(Excuse meに代わり'Scuse meを、hundredではなく'undredを使っている。他の違いは私にはわからず)
・ホテルの名前はレールヴューホテル(Railview Hotel)

一方スピナーズ・エンドの記述は。
・汚れた川、草ぼうぼうでゴミの散らかった土手
・廃墟になった製糸工場(原文ではmill)
・製糸工場の名残の巨大な煙突
・川と石畳の道を古い鉄柵が仕切っている
・荒れ果てたレンガ建ての家
・何本か壊れた街灯
・板が打ちつけられた窓や壊れた窓
・夜風に乗って運ばれてくるどぶ川の臭気

どちらからも寂れた街が想像されます。
一度は工業が栄え、今は廃れた街。
スピナーズ・エンド(spinner's End)のSpinner(紡績工)から紡績に関わる工業の栄えた街ではないかと推測できます。コークワース(Cokeworth)からは石炭から作られる燃料コークスも連想され、コークワース全体が工業都市だったのだろうかと思いました。
ホテルの名前を見ると、鉄道も通っていそうです。もっとも、工場があるのに鉄道が走っていない場所をイギリス内で見つける方が難しいでしょうけれど。

ホテルのシーツも朝食に出たコーンフレークも、かび臭いものでした。
これはあまり宿泊客がいないことを想像させます。
やはり、街全体に活気が無い印象が強いです。

女主人が訛っているのはどうでしょう?
よそから来た人という可能性は、使用人よりは低い気がします。もしかしたら作者からの何かのヒントかもしれませんが、残念ながら英語に詳しくない私にはわかりません。Excuse meを'Scuse meと言うことはイギリスに限らずあるようですし…。私にはわからなくても、イギリスでは候補地が挙がっているかもしれません。

依然としてスピナーズ・エンドの場所は謎に包まれていますが、この分だとPottermoreで明かされる日もそう遠くないかもしれません。その前に、できるだけ自分の力で探すことを続けていきたいです。

それにしても、1巻の、まだハリーが魔法使いともわかっていない時期に、ペチュニアやリリーやスネイプ先生にゆかりの地をさりげなく出してくる作者には、本当に感服しました。

スネイプ先生、お誕生日おめでとうございます! - 2014.01.09 Thu

スネイプ先生、お誕生日おめでとうございます!

ちょうど一ヶ月前、日記に「日の出」という記事を書いた時、私の住む辺りは1月9日前後10日間くらいが日の出の一番遅い時期で、「そうだったのか!ローリングさんはもしかして意図的にスネイプ先生の誕生日を日の出の一番遅い時刻の頃に持ってきたのか!」と思ったのですが、ロンドンではそうではないことが判明しました。

でも場所によっては1月9日が一年中で一番日の出が遅い日、となるところもあるのではないかと思い、もしかしてそこは出生場所の候補になるのでは?と思い、先日その場所を探してみました。
緯度と経度を入れて計算してくれるサイトを使ったのですが、イギリスのあらゆるポイントで入力してみても1月9日が一番日の出が遅くなる場所は見つけられません。
しかし、緯度が高くなるほど1月9日から遠ざかり緯度が低い場所では少し近付くことが判明、もっと緯度の低い場所のある日本で試してみたところ、今年鹿児島市は1/9と1/10が一番日の出が遅いことがわかりました。
もっとはっきり1/9が一番日の出の遅い日とわかる場所が鹿児島の西北西にある日置市です。
うーん、さすがに鹿児島市とか日置市出身とは考えられないですね。
標高にもよりますが、緯度が31.6°くらいの場所が1月9日の日の出が一年中で一番遅くなるようです。
イギリスと同じ経度で緯度が31.6°なのはアルジェリアです。
アルジェリアで生まれた、と考えるのも難しそう。
やはり日の出より気温でしょうか?それとも占星術?あるいは1と9という数字に意味があるとか?
なぜスネイプ先生の誕生日が1月9日なのか。
イメージ的には1月9日は寒くてどんより曇って暗くてスネイプ先生らしい気はするのですが、それだけではない何かがあるのなら知りたいです。

ホグワーツへの道のり - 2013.09.04 Wed

9/1はホグワーツの新学期が始まる日でした。
イギリスのキングズクロス駅9と3/4番線からはホグワーツ特急が出発したことでしょう。

ホグワーツはスコットランドにあると言われています。
日記にも書きましたが、イギリスのオンラインの時刻表を見ていたら、11:00発のエジンバラ( スコットランド)行きの列車があることを知りました(※1)
時刻表
11:00キングズクロス駅発、エジンバラ15:19着

ロンドンからスコットランドに行くには、キングズクロス駅を出発してエジンバラへ行く東海岸ルートと、ユーストン駅からグラスゴーへ向かう西海岸ルートがあります。グラスゴーとエジンバラも鉄道で結ばれています。
ローリングさんがキングズクロス駅とユーストン駅を混同していた、というエピソードがありますが、どちらからもスコットランドに行けたのですね。

ホグワーツ特急の出発時間は11時です。
11時にキングズクロス駅を出発したホグワーツ特急がホグズミード駅に到着するのは夕方暗くなってからです。各巻の描写を読むと、日が沈んで少し経ってからのようです。
エジンバラの9/1の日没は20:09で、スコットランドの他の都市の9/1の日没は、アバディーン20:07、グラスゴー20:13、インバネス20:16(※2)となっており、だいたい夜の8時過ぎに到着している計算です。

キングズクロス駅を11時に発つマグルの電車は15:19にエジンバラに着くようです。
ホグワーツ特急は途中駅で停車しないでホグズミードまで直通ですが、電車ではなく汽車ですから電車に比べて遅いかと思います。
調べてみると、イギリスの蒸気機関車は100kmくらいは出ているという話もあり、特にキングズクロス~エジンバラ間では世界最速値203km/hが出たという記録もあるようです(ただし坂道で)(※3)が、せいぜい100km/hくらいのようです。
マグルの電車の特急の方が早く着くのも当然と思われます。
しかし、彼らには魔法があります。もしかしたらマグルの特急くらいのスピードが出ているかもしれません。
となると、20時くらいに着くのは、エジンバラよりさらに遠くに行くからではないかと思われます。
場所の候補はイギリスのファンサイトに挙がっているのでしょうか?
ホグワーツ特急の速さが確定しないとホグワーツへの距離は決まりませんから、イギリス人にもホグワーツの場所の推察すら難しいと思います。まして日本に住んでいるというだけでなく、鉄道に詳しくない私にはとてもそこまで考察することはできません。
が、マグルの電車で同じ時間をかけたらどこまで行けるか、ということだけは考えてみました。(列車の時刻はtravelineで調べています)

ホグズミード到着を20:20と仮定して考えます。
マグルの場合は駅の外に出て何分か歩かないと乗り換えられないような構造でも、線路一本で繋がっていると仮定し、単純に列車の走行時間を足します。魔法でなんでも説明できるので(笑)

まずキングズクロスから出ているので東海岸ルートで考えます。
エジンバラまでは約4時間20分で、20:20まであと5時間です。
エジンバラから5時間行ける場所…

映画の撮影に使われたグレンフィナン高架橋は、グラスゴーから約3時間50分のフォートウィリアム駅から出ている蒸気機関車に乗り換えて、30分ほどで見えてくるそうです(※3)
エジンバラからグラスゴーまで50分くらいなので、合計するとエジンバラから5時間10分で20:30になります。まあまあいい線行ってますね。

グラスゴーを経由するくらいなら初めからユーストン駅から出発すれば?という気がするので、エジンバラを経由する意味のある場所を探してみます。

エジンバラの北東にアバディーンまではエジンバラから2時間半くらいです。
インバネスはアバディーンの北西にあり、エジンバラからは3時間半前後です。
もうちょっと先まで行けますね。
インバネスから先にもまだ鉄道は続いていて、サーゾーという最北端の駅とウィックという終着駅がありますが、どちらも遠すぎます。
そのもっと手前にLairg(レアグ?)という駅があり、インバネスからは1時間40分くらい。エジンバラからなら5時間10分前後で、このあたりも良さそうです。
Lairg で画像検索すると、荒涼とした場所や美しい湖が出てきて、こんな場所にあっても不思議ではないな、と思いました。
ちなみに、マグルの電車でキングズクロス駅を11時に出発して、普通に待ち時間も含めると20:06にインバネスに到着します。途中エジンバラで1時間くらいの待ち時間がありますが、気分は味わえるかもしれません。

大きな地図で見る
キングズクロス~エジンバラ~インバネス~レアグの道のり
この地図では、インバネス~レアグ間は車を推奨していますが、本数は少ないけれどちゃんと鉄道もあります。

戯れに調べてみたのですが、意外と奥が深く、時間がかかり9/1にUPできませんでした。
でもとても面白い作業でした。いつかスコットランドにホグワーツの気配を探しに行ってみたいです。

<参考>
※1)Traveline
※2)Sunrise Sunset
※3)イギリス鉄道の旅:「地球の歩き方」編集室;ダイヤモンド社; 改訂第2版

車内販売とお昼 - 2012.07.22 Sun

セブルス少年が初めてホグワーツ特急に乗った日のお昼について考えてみました。
ジェームズたちと一悶着あったのは、汽車が出発してからそう時間が経っていない頃でした。
その後、リリーと一緒にそのコンパートメントを出て行っているので、別のコンパートメントに二人で入って一緒に座り、そこでお昼時を迎えたと推察されます。

セブルス少年の時代にも車内販売のカートは来たことでしょう。
ハリーが初めてホグワーツ特急に乗った時、12時半頃、3巻では1時に車内販売のカートがやってきました。
車内販売はやはりお昼前後に来るようです(イギリスでは1時が昼食の時間らしい)が、その時買いそびれても一番前の運転手のところにいる、と売り子のおばさんが言っているので、基本的にいつでも買えるようですね。

ロンがサンドイッチを持参したようにセブルスも何か食べ物を持っていたでしょうか?
ロンの家は貧しいけれど、お母さんは愛情深く家族の世話を焼く人で、手作りの食べ物をちゃんと用意してくれます。(なのに放っておいて罰当たりな!)
セブルスのお母さんは、息子の髪を汚れたままにしておいたり、いつも同じ服装をさせるなど息子の世話を熱心に焼いている様子が感じられません。
ハリー同様、セブルスも手ぶらで特急に乗ったのではないかと想像しています。学校に行けば十分な食べ物が与えられることはお母さんも知っているので、一食くらい抜いたって構わない、という発想で。元々十分に与えられていない印象もあるし(涙)

一方リリーは、両親に愛され、魔女であるとわかってからもむしろ歓迎されて、両親そろってお見送りに来るくらいですから、何も持たされずに汽車に乗るとは到底考えられません。車内販売のことまでホグワーツからの使者は教えてくれないでしょうから。
また、無邪気なリリーですから、両親にセブルスの話をしなかったとも思えません。少なくともホグワーツからの入学案内と説明人がやってきた時には、スピナーズ・エンドに住むセブルス・スネイプという少年の話をしたと思います。
ペチュニアがスピナーズ・エンドを芳しくない場所と考えていた(She considered the address poor recommendation.)のなら、それは大人たちからの情報と思われ、リリーの両親はセブルス少年の貧しい生活を知っていたのではないかと思います。
ペチュニアの部屋にリリーと一緒に入った経験もあるようですから、もしかしたらリリーのお母さんはセブルス少年に会っていたかもしれません。
会っていれば、娘が仲良くしている男の子が母親に構ってもらっていないということにも気付きそうです。
リリーの、屈託のなさそうなお母さんだったら、娘にお弁当を持たせる時、少し多目に持たせて「一緒に食べなさい」と言ったかもしれません。
コンパートメント内でリリーに勧められて遠慮しつつも、同じ物を一緒に食べられることに喜びを感じ、嬉しそうに食べたのではないかと想像しています。

リリーがお弁当を持参したとしても、やっぱり車内販売には興味を示したに違いありません。
ハリーが全種類を買おうとしたように、できれば全部買ってしまいたかったでしょうが、ハリーほど自由になるお金はなくて、マグルの世界ではまず手に入らないカエルチョコレートを買ったのではないかと思います。あとはせいぜい色々な味を楽しめそうな百味ビーンズを買った程度とか。
セブルスは今まで魔法界の知識が豊富でリリーにいつも説明してあげる立場にあり、お菓子の名前くらいの知識はあったけれど、実際見るのはほとんど初めてで、一緒になって目を輝かせて見ていたのではないかと思います。

セブルスがお小遣いを持っていたと想像するのは、お弁当を持っていたことを想像するより難しいです。お母さんのお下がりの教科書を使っていたくらいですから、やはりロン同様中古の学用品を揃えるのが精一杯の生活で、お菓子を自由に買えるようなお小遣いなど持たされていなかったでしょう。
となると、やっぱりリリーの買ったお菓子を分けてもらった方向で想像してしまいます。
彼はプライドが高そうですが、リリーがくれるというものを拒否して傷つけるような真似はしないと思うのです。リリーがくれるものは何でも欲しいでしょうし。
その結果、私の想像のセブルス少年は、リリーに分けてもらってばかりになります。

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